「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「キャメロン君のハロウィン」

2014-11-03 11:42:40 | 和歌

 孫息子のキャメロン君が作った、ハロウィン仮装の写真が届いた。



 米国の新学期は9月から始まるが、6年生になって間もないキャメロン君は、日頃使っている計算機を、ハロウィンの大きな仮面に仕立てた。出来たての仮面をかぶってオドケル姿は、ハロウィンでの楽しみが眼に見える様だ。

 計算機の仮面には、3.141592 の数字がきれいに並んでいるが、多分、学校の授業で円周率の勉強をしたばかりなのであろう。何の説明も無かったが、左手が ”π”を指しているのは、既に計算機を使いこなしている仕草であろう。

 自宅での自習では、iPadを使って日本語の勉強もしている様だ。英語社会の中で、iPadの漢和辞典で調べるキャメロン君には脱帽だ。彼の両親は日本と欧米民族の融和(comingle)をキャメロン君に託して、彼のミドルネームには敢えて”Zen・禅”を名付けた。 本人が意識しているか否かは不明だが、身を以て頑張っていることに
じじ・ばばは感服だ。

 日本でもハロウィンは大変な盛り上がりだった。
渋谷駅前の広場や交差点を埋め尽くす、仮面やコスプレで飾った若者が、テレビや新聞で報道されたが、これ程の群衆が都心に集まるとは愕きだ。純真な子供たちのハロウィンが、日本では都心で若者達が盛り上るとは、一体何なのか。
単なるお遊びとして捉えれば話しは単純だが、付和雷同する軽薄な彼等の心理状態を忖度すれば、日本の将来が些か心配だ。


           計算機の仮面をかむりオドケルは

           ハロウィン楽しむキャメロン君かな


           計算機の表示は 3.141592

           手元は ”π”を指さす孫かな


           お遊びに知的な片鱗見えるとは

           孫可愛さのじじ馬鹿ならむや


           日本では都心に群がり盛り上がる 

           ハロウィンの若者に 託すや未来を?







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