「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「 白 梅 」

2008-01-15 21:51:52 | 和歌

 「うつろ庵」の今年の門松は、門扉に、松としめ縄の円飾りを水引で結んだ。

 日頃から水引を自分で結ぶことなど殆どないので、水引を綺麗に結ぶのは容易なことではない。思案の末に思い付いたのは、ワインボトルに水引を添えて丁寧に結びつつ、途中で幾度か水引を整えれば何とか結べるのでは・・・、と思い立って試みた。 大成功であった! 

 門松を飾り、ふと狭い「うつろ庵」の庭に目を遣れば、なんと白梅の莟が膨らんでいた。  
その後の正月の日々は白梅がいつ綻ぶかと、気がもめて、待ちどうしい思いであった。





  
           待ちにしも陽ざしさし来ぬ日々を経て

           綻ぶ梅のいとおしかりけり









           松の内の明けやらぬ間に白梅の

           膨らむ莟ぞ 今朝 咲きにけるかも







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