「うつろ庵」の門先には、鉢植えの糸杉が置いてあるが、足もとの彩りに虚庵夫人は「パゴパ」と「ミニシクラメン」を混植した。
「パゴパ」はごく平凡な花に見えるが、名前すら知らない初見の花だった。蔓性の茎を延して、沢山の花を咲かせているので、糸杉の大鉢は見違えるほど華やかになった。鉢から溢れた蔓先を摘み取って、小さな花瓶に投げ入れたら、これもまた見事に食卓を飾って呉れている。
今朝はニューヨークの娘からうれしい電話があった。娘はキャメロン君を伴って、クリスマスに里帰りし、夫君のジェフリーは正月早々に合流する計画だと伝えてきた。 キャメロン君にとっては始めての来日だ。小さな胸を膨らませているに違いない。
お互いに遠く離れて生活していると、ごく稀にしか顔合わせが叶わぬが、息子家族も合流すれば賑やかな正月を迎えられそうだ。
花あまた咲かせてパゴパも迎えるや
娘家族の里帰りかな
じじばばはあれやこれやと性急に
キャメロン迎える思いを馳せにし
今日よりはばば様さしずも多からむ
娘家族を迎える備えに
海外旅行ですね
指折り数えて「ま~だ・・早くぅぅ~」
とお待ちになる虚庵さまが目に浮かぶようです。
奥様のいけた可愛らしい小花と素敵な花器に何とも
言えないセンスの良さにうっとりです
年末年始は賑やかになりそうですね
キャメロン君とは、メール添付の写真を沢山送って呉れますし、電話の会話も時々ありますので、何時も近くにいる気分ですが、でも、虚庵ジジは興奮しています
一昨年、マウイで別荘を借りて半月余一緒に遊び、昨年はジジババがニューヨークと、ニュージャージのレイクハウスにゆきましたので、今回は13ヶ月振りです。
指折り数える気分です