Metropolitan Museum で開催されている ”PICASSO 版画展 ”を、最終日に観に行った。
じじ・ばばの案内役に、小学1年生の孫がザックを背にして付き合ってくれた。「おのぼりさん」よろしく Museum の入口階段で写真を撮って、中に入った。
PICASSO の展覧会の中でも、珍しい版画を集めた特別展だったこともあって、まさに入口付近は自由に歩けない程の混み様であった。
やっとゆとりのあるスペースを見つけると、孫は自分のザックからスケッチブックを取り出し、あろうことか大観衆の眼の前で、やおら模写を始めたのには驚かされました。大Picaso の名作はお気に召さず、彼の
インスピレーションに語りかける作品だけが、彼と語り合い、模写の対象であった。
大観衆は唖然としつつも、皆さんは彼を見て無言で親指を立ててエールを送ってくれた。彼は床に座り込み、色鉛筆を拡げてまたたく間に描きあげ、彼の姿を多くの方々がカメラに収めていた。己の傍若無人ぶりを反省している虚庵居士であるが、孫は無頼漢のスケールを遥かに超える器になりそうで、誠に頼もしい限りだ。(以上じじ馬鹿の報告)
じじ馬鹿としては、彼の模写作品をご紹介したいところだが、残念ながら孫画伯のご了解が得られる
までは、暫しお預けとなった。いずれ公開出来る日まで、乞うご期待!!
孫の描くピカソの模写はすでにはや
ピカソを超えるや紙をはみ出し
観客の視線を浴びるは誇りなれ
人びと親指 たてて励ます
おもふらく傍若無人のじじなれど
遥かに超えるは孫の器ぞ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます