「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「Lake Erskine の花々 その一」

2010-08-14 01:00:42 | 和歌

 寝ぼけまなこで庭に出たら、朝露に濡れた艶やかなユリが迎えて呉れた。
朝日は未だ湖の向うの山の端に上ったばかりだが、雫が仄かな朝日を集めて輝いていた。Erskine 湖畔の早朝は、真夏とはいえ肌寒い感じすら覚える程だから、空気も潤っていて、何やら美味しく感じられるから堪らない。 

 湖畔に沿って建つ Lake house は、どのお宅も鬱蒼とした巨木に囲まれ、開けた芝生の庭は希少価値すら覚えるほどだ。各種自生の Oak や Maple が入り混じり、それぞれの背丈は電柱の二倍以上はあろうかと思われる。 手つかずの林の中に家を建て湖を楽しむ生活は、国土の狭い我々日本人には誠に羨ましい限りだ。 が、上には上があって、ヨーロッパの城のような豪邸を山の中腹に建て、広大な山裾の湖畔にボートハウスを併せ持つのが当たり前の High Society もあるのだから、「身の程を知り、分を弁える」との古語は、持たざる者の救いでもある。




 
 Jeff にユリの名前を訊ねたら、”Ornamental Lily” だと云う。
横文字に弱い虚庵居士ゆえ、辞書で確かめたら ornamental とは観賞用とあった。序でにインターネットで調べたら沢山の種類の Ornamental Lily の中から、”Stargazer Ornamental Lily” が絞りこまれた。
 


            湖の畔に立てば潤いの

            朝の大気に 身を漱ぐかな


            朝露に濡れにし百合の雫かな

            仄かな光に輝く粒々


            樫・楓 栂など巨木の立ち並ぶ

            庭に咲くかな 百合の一株






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
じじへ (ぼく)
2010-08-26 06:11:50
おうちのしゃしんをとってありがとう!!!!
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ぼく へ (kyoan じじより)
2010-08-26 06:54:44
ほかにも たくさん うつしたので みてね!!

おにわで サッカーや やきゅうや ゴルフも またやろうね!!
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lake Erskine の 花 (ぼく)
2011-01-12 22:43:24
ぼくの花のしゃしんをぶろぐにいれてありがとう。
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ぼく へ   (kyoan じじより  )
2011-01-13 11:28:38
元気よく はねまわっていますか

TPSでの Piano Recital のしゃしんと、
お花の Paintingを見ました。
Fantastic

Recital ではどんな曲をえんそうしたのかな


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