寝ぼけまなこで庭に出たら、朝露に濡れた艶やかなユリが迎えて呉れた。
朝日は未だ湖の向うの山の端に上ったばかりだが、雫が仄かな朝日を集めて輝いていた。Erskine 湖畔の早朝は、真夏とはいえ肌寒い感じすら覚える程だから、空気も潤っていて、何やら美味しく感じられるから堪らない。
湖畔に沿って建つ Lake house は、どのお宅も鬱蒼とした巨木に囲まれ、開けた芝生の庭は希少価値すら覚えるほどだ。各種自生の Oak や Maple が入り混じり、それぞれの背丈は電柱の二倍以上はあろうかと思われる。 手つかずの林の中に家を建て湖を楽しむ生活は、国土の狭い我々日本人には誠に羨ましい限りだ。 が、上には上があって、ヨーロッパの城のような豪邸を山の中腹に建て、広大な山裾の湖畔にボートハウスを併せ持つのが当たり前の High Society もあるのだから、「身の程を知り、分を弁える」との古語は、持たざる者の救いでもある。
Jeff にユリの名前を訊ねたら、”Ornamental Lily” だと云う。
横文字に弱い虚庵居士ゆえ、辞書で確かめたら ornamental とは観賞用とあった。序でにインターネットで調べたら沢山の種類の Ornamental Lily の中から、”Stargazer Ornamental Lily” が絞りこまれた。
湖の畔に立てば潤いの
朝の大気に 身を漱ぐかな
朝露に濡れにし百合の雫かな
仄かな光に輝く粒々
樫・楓 栂など巨木の立ち並ぶ
庭に咲くかな 百合の一株
おにわで サッカーや やきゅうや ゴルフも またやろうね!!
TPSでの Piano Recital のしゃしんと、
お花の Paintingを見ました。
Fantastic
Recital ではどんな曲をえんそうしたのかな