入梅が近ずくと、紫陽花の季節を迎える。
すっかり色づいてボンボリ状の紫陽花も見応えがあるが、まだ色づき始めて間もない紫陽花には、初々しさがあって虚庵氏好みである。
色付いて大きく開いているのは、専門的には花ではないらしい。学者先生からオシカリを受けそうであるが、虚庵居士にとっては植物学を究めるのではないから、美しいものを花と呼びたいのだが・・・。
親しくお付き合い願っているT氏が、彼方此方から集めて屋敷に植え、慈しんで来られたコダワリの紫陽花は、見事な花を付けたであろうか。
今年も鎌倉の紫陽花は、どうだろうか。鎌倉のお寺さんは、理由は定かでないが、紫陽花を上手に活かした庭園が多いようだ。あちこちのお寺さんを巡って、紫陽花を愉しみ、食事とご酒を愉しんで、酩酊気分で帰宅したいものだ。
ほどもなく入梅なるぞとささやくや
アジサイの花色づき初めにし
降る雨を厭いもせずに飛び石を
伝いて紫陽花あないす君かも
ぬれそぼる敷石の道せばめては
紫陽花連なる寺を訪ねむ
「梅雨に入りました」と
江戸につられて発表しましたが
とたんに雲が途切れて、雨不足です。
ウチの紫陽花も水不足で
何となくしおれて色も薄いです。
そんなわけで・・ここの写真を頂いて帰ります。
「虚庵氏のお遊び」の写真は、どーぞご利用下さい。
著作権など主張しませんから
紫陽花は、雨に濡れる風情がよろしいですね。
トクタン様の紫陽花は、応援団が付いてますから、
大丈夫
トクタン流選曲の調べを聴かせれば、「バッチシ」