写真は、オックスフォード大学に保存されている、唯一の皮膚付きドードー。
2014年に訪ねて見せてもらいました。
さてさて、「秘密基地からハッシン!」vol3が出まして、ドードー連載も3回目。順調に、ドードー沼にはまっている私です。
今回は、東大史料編纂所を訪ねます。
オランダの古文書図書館にあるものの複写が全部あって、2014年ジュリアン・ヒューム博士らが発見した文書もあるのですね。それを確認するためです。
その結果やいかに。
そして、「新」発見。史料編纂所は、オランダ商館長日記を延延と翻訳し続けていて、ドードー来日の当該部分は2005年、10年も前に出版されいたんです。東京大学出版会からで、Amazonでだって買えます。
ページをめくれば、ドードーって、ちゃんと書いてありますよ。
日本語で書いてありますよ。
こういうの、灯台もと暗し、とか言います? 東大だけに(うっ、言ってしまった)
そんなこんなで、沼はさらに深くなっていきますぜ。
2013.3.6追記
コメントで指摘を頂き、誤字修正。商館長日記が、商館超日記になしてました。
ついでに付け加えると、2005年の資料編纂所の本の前に、1957年に、岩波書店でも同じものを訳していて(編纂作業ではないので、結構、歴史的な解釈なんかも入った訳註になっていて、その分面白いかも)、そこにも「ドデール鳥」としてやはり登場しているのでした。
半世紀以上にわたる「みのがし」の記録(笑)。