川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

ナミビア大特集よりも、児童婚問題に目を奪われる

2011-06-03 14:05:28 | ひとが書いたもの
NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2011年 06月号 [雑誌]NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2011年 06月号 [雑誌]
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児童婚、幼児婚の問題を追いかけているジャーナリストの記事があった。

ティーンエイジの少女が、ひどい場合には5歳の幼女が、まるで商取引のように親の意向によって、結婚させられる。例えばインドでは18歳が法定の年齢なので、それ以下は違法になるから、結婚式は深夜など秘密裏に行われ、あまりに表に出てこない。

また、地元と癒着した警官は見逃すことも多いのだという。

どこまでもナショジオなのは、この隠された婚姻について書きつつ、しっかり写真もあるのだ。しかもそれが「美しい」写真である。美しさが、逆に凄惨さを強調する。

なお、記事にも紹介されているイエメンの少女の本はすでに邦訳されていた。
わたしはノジュオド、10歳で離婚わたしはノジュオド、10歳で離婚
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イエメンで慣習に従い10歳で結婚させられた子が、離婚訴訟を起こし、離婚を勝ち取る話。児童婚、幼児婚が大きく世界に知れ渡る契機になったという。


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