川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

スルーパスの意味、聖なる者としてのキーパー対決

2008-06-23 07:55:40 | サッカーとか、スポーツ一般
R0017597なんて重苦しい試合!
前半は両者とも慎重でリスクをテイクしようとしない。トレーレスとジャビにはうならされたけれど、なんといっても見所は「守備ブロック」。攻められた時のイタリア自陣のなんと美しく均整のとれたディフェンス。理屈以前にカタチが美しい。それが、スペイン側にまで伝染して、重苦しくも美しいディフェンス対決となる。

ディフェンスで対決していても勝敗がつくわけがないし、実際にPK戦になってしまったわけだけれど、後半の後半(?)くらいから、「スルーパス」という言葉の意味を久しぶりに思い出した。

狭いところをずばっずばっと通す快感というのはやっぱり素晴らしい。それをイタリアのディフェンス相手にやってしまうわけだから、本当に技術の高い人たちなのだけれど、それでも攻めきれないのね……。
あ、心情的にスペインびいきになっています。

いずれにしてもPK戦ってのはいつみても胸がつぶれる。
解説で、カシージャスのことをサン(聖)カシージャスと呼ぶメディアのことを言っていたけれど、キーパーってこういう時、聖性を帯びて見えるのは本当だと思う。

決勝はドイツ・スペインか、ロシア・トルコにしてほしい、と思う。

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2 コメント

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今回の決勝は、てっきりオランダ対クロアチアだと... (オヤカタ)
2008-06-23 14:46:25
ロシアの監督。。。
終わったらすぐ協会は、たとえ先行してる他の契約の違約金を肩代わりしてでも日本に連れて来て欲しい。


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いったい、そういうの見てみたいですね。 (カワバタヒロト)
2008-06-25 08:17:00
なんなんだろう、あのマジックは。
サッカー監督としての本物のライトスタップを持った男、ってことなんでしょうね。

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