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単行本化希望です。いえ、多くの方に読んで欲しいので新書か文庫の方がむしろ良いのですけれども。
今回の文章で、唯一、心残りなのは、サルにゴメンって言えてないところなんです。紙幅の関係でおとさざるをえなかったのですよ。
とまてさん、楽しんでいただいたようで、なにより。でもね、この回に込めた真意って、どっちかのサイドにどっぷりな人にはまったく伝わらないかも、という懸念を抱いてます。
はみ出し者を叩くところがなんか「ムラの人」ですね。
バランスというのはそういうことなんでしょうか…?
多少トリッキーな書き方をしましたが、それ、わざわざ解説するようなことでもなし……。
いずれにしても、単純なはみ出し者叩きの原稿として読まれたのなら、力及ばず、です。
立場や状況によって見え方や感じ方が違ってくるのではないでしょうか…?
居心地のいい人にとっては「絆」になりますが、居心地の悪い人や息苦しく感じている人にとっては「しがらみ」になるような気がします。
だとしたら、それはいかんともしがたいです。
自分とは違う見方をする人間に対し、見下すような表現(ここではサル)を用いるのは失礼なことだと思いますよ。。
(話が通じないのはお互い様です。)
でも、凹みつつも、世界が広がるようなインパクトを受けますね。
またどこかで、この文章を収録することになったら、キレを犠牲にしても、もう少し分かりやすくするでしょう。あと5パーセントでも多く紙幅があればむずかしくないです。
ちなみに、この文章を読んで、ぼくがもらった抗議は今のところ、「サルに対して失礼!」(友人より)が2件で、「人を見下しているようで失礼!」が、1件です(サトヤマさんです、つまり)。
たぶん、両方を考慮するでしょう。
それにしても、そんなに通じないかなあ。
あるいは、ぼくが誰かを見下しているという印象ばかり残る文章になってます?
ほかにも、読んだ方、ご意見いただけるとさいわいです。メールごぞんじの方は私信でもかまいませんので……。
「コインは表からみるべきである。」という価値判断があるように思うのですが…。