川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

子供たちの言葉遣いが乱れているのは事実@学童。でもさ、学校の校長先生にどうこう言われる問題じゃない

2005-03-08 05:20:36 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
うちの学校では、というか、うちの自治体では、小学校の中に学童保育の拠点があるわけです。
学校の一部を借りて、学童保育を実施している。それは、自治体側の方針で、学童保育以外の「放課後の遊びの拠点」と、通常の学童保育を、一緒にやってしまおうというわけです。

だから、時々、学校側・学童側・PTA・学童保護者会・地域の方などが、集まって話をする連絡協議会、というのが開かれます。

そこで、校長先生から指摘されたこと。

学童での言葉遣いが乱れている。学童の先生を、呼び捨てたりして、なっておらん。

たしかにその通り。
ベースには学童保育が「家庭的な雰囲気でやりたい」という長い伝統があって、学童の先生は「先生」と呼ばれないのです。学校を終えて学童に来た子供たちは、「おかえりなさい」と迎え入れられる美しい伝統(?)と、「先生と呼ばない」ことは、表裏一体なわけですね。(こういうのって、ほかの地域の学童ではどうなんでしょうかね)

とはいっても、それが昨今、言葉の乱れに繋がっている。
言葉自体がラフでもそこに敬意が込められていればいいのだけれど、ただ乱暴で、先生の側だって思わずむっとしてしまう局面もあるらしい。
たとえば、「××しろよ」とか「ふざけんなよ」とか、とうてい目上の者に語りかけているとは思えない言葉遣いをする。

どうになかしなきゃ、ですね。
敬意を取り戻す、という意味で。

とはいえ、このエントリの主旨は別のとこにあるわけですよ。
こういったことを問題として認めつつも、それを学校の校長先生に言われる筋合いはない、とちょっとむっとしてしまったのです。

当たり前だけど、学校は教育の場。
そして、学童は保育の場。

それぞれ、違う人たちが、違う目的の元に、違う誇りをもってやってます。
それをたまたま、自治体の方針で同じ場を使っているからといって(たぶん校長の意識としては、使わせてあげている、のだと思う)、中身の問題にまで口をだしてくるのはどうか、と。

こういうのって、あまりにもシチュエーションを限定しすぎたローカルな憤り、ですかね。


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2 コメント

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その通りだと思いますね。 (グン)
2005-03-09 15:13:11
ただ、学校長とか、教職員関係の人って、ま、いい人多いんだけど、物事の捉え方に対する多元性が貧弱(なんかおかしなことばだけど、ニュアンスだけでも伝われば)、あ、ようは視野が狭いってんでしょうか、そういったことから発せられる言葉が多いです。
だから、人の立場とかよりも、自分の経験上での発言とかに終始してまいがちなところではないでしょかね。
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うん、そういうメカニズムだと思われ。 (本人)
2005-03-09 16:46:11
そういうのに触れると、学校嫌い自分がぶりかえしてまいります。
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