昨日は、市民ZOOネットワークの会でトークをしてきました。
ドードー、ペンギン、イルカ、人類学、マナティー、オオサンショウウの話題を持って行って、その場の人の好みで軽重を変えるというやり方で、ドードーとイルカを30分ずつ、あとはコンパクトに語ってきました。
ドードーは、つまり、本当に楽しい話題で、1647年の時点でたぶん「最後のドードー」(島を出たものとして)が、日本に来ていたという話。そして、その後、どうなったのか、松山、福岡、長崎、とおいかけているわけです。
これはメルマガで最初からやっているプロジェクトでもあって、もうすぐ長崎にたどり着きますけど、それが終わったら、ロンドン・オックスフォード・コペンハーゲンと海外でのドードー研究の話へと進んでいきます。
さらにそれが終わったら、蜂須賀正氏を介してふたたび日本へ。蜂須賀は徳川家の末裔で、ラストショーグンの孫。そして、ドードー研究20世紀の中興の祖の一人。なんかドードー巡りのようなドードー探求になっていきますね(笑)。
ぼくがこのプロジェクトをはじめてつくづく感じるのは、17世紀で遠そうで近そうでやっぱり遠い過去です。
17世紀の絶滅は、ダーウィンはもとより、リンネよりも前なんですよ。博物学から科学が立ち上がるずっと前の時期の記録から、今、ドードーはどんな鳥だとわかっているんでしょうかね。
本当に「17世紀の壁」はぶあついです。文献記録もまだらです。
というわけで、謎解き要素満載でやっていきます。
このドードーネタがなければ、メルマガを始めようとは思っていなかった、「必ずやるぞ案件」なので、常に気合入っております。
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ぜひご支援を! また初月無料なので、ぜひのぞいてみてください。
*追記
ひとつ、いい忘れてたんだけど、ドードーって発見当時、ペンギンと混同されていた気配があるんです。
まあ、これは、「ドードーをめぐる堂々巡り」ヨーロッパ編でメルマガに書く。たぶんカミングスーン。