川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

数学セミナー1996年1月号

2007-09-12 20:44:51 | 日々のわざ
ずっとさがしていたこの号を、ネット古書店でやっと入手。
特集は「21世紀の数学」で、付録に「2096年1月号の『数学セミナー』」がついている。
その「付録」の特集はというと……
「21世紀の数学を振り返って」というもの。
見出しに

古典的リーマン予想の証明
絶対代数幾何学とは何だったのか。

といった、笑ってしまうようなものがおどっている。
きわめつけは、「全素数表・最終回」。
どうも、誌面に延々とすべての素数をリストアップしてきたらしいのだが(どうやって?)、その最終回。
もっとも、素数のリスト、数え上げるのではなくて、数え下る方式で、最終回は100と1の間の素数をリストアップしているだけなのだけれど。
連載第1回はどうやったのか、興味のあるところです。

楽しい頭の体操。
数学セミナーの創刊者が、遠山啓さんだったとはじめて知った。

スイスに勝ってら

2007-09-12 05:35:49 | サッカーとか、スポーツ一般
眠い目をこすりながら、観戦。
ヤキンはいない、ベーラミやサイドのフォンランテンは見覚えがあるな。どこでやっている選手だ。わかんない。
立ち上がりはうごきが硬くて、もうねむいのなんのって。
スイスのプレスが凄くて、自陣バイタルエリアの近傍から出られないって、どういうことよ。と思いつつ寝てた。知らない間に、2点とられてた。
後半はしゃきっと観戦。
松井大輔は悩ましい。テレビの中継では効果的だと褒めていたけれど、やっぱり守備が甘いんじゃないかなあ。自分しか、ボールホルダーに寄せる者がいない時に、ゆるゆるのアリバイ的ディフェンスで様子見を決め込んでしまう。チェイスしない。時々してるのかもしれないけど。
でも、ボールを前を向いて持ったら、危険な雰囲気が漂って、頼もしい。
日本の最初のゴールは松井の1対1からもらったPKだったし。
最初の交代枠で、松井アウトというのは、充分納得できた。

自分としてのベストシーンは、闘莉王が自分でボールを持ち上がってきて、遠藤とのワンツーで放ったシュートかな。枠には飛んだけれど、うまく弾かれた。そして、次の攻撃のシーンでは中澤が前線にいた。ああいう流動性って、チームが躍動している時にこそあらわれる。みていて楽しいものだ。

後半終了前の決勝点はロングフィードから。下手に組み立て図に、闘莉王が落とし、ケンゴーてから、ペナルティエリアの中での山岸のクロス、ケンゴーのワントラップシュートで、矢野のボレー……つまり、途中交代選手でだいたい決めちゃったわけだけれど、むしろ、こういう時に、ロングフィードを使うというのが、落ち着いているなあという印象だった。
自分のミスで失点しているだけに、矢野、よかったね。

概して楽しく観戦できました。
この勝利は、内容をともなっている、ね。少なくとも後半は。
前半はスイスの内容がともっていた。オシムの弁じゃないが、二つの試合を観たみたいなかんじがする。
とにかくいいもん(後半)、きょうは良い気分でいよう。