日本PTA全国協議会が、保護者を対象に昨年末に実施したテレビ番組に関するアンケートの結果を公表した。
へえ、こんなことまだやってるんだ。
<子どもに見せたくない番組>
(1)ロンドンハーツ(テレビ朝日系)
(2)水10!(フジテレビ系)
(3)クレヨンしんちゃん(テレビ朝日系)
(4)めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ系)
(5)志村けんのバカ殿様(フジテレビ系)
(6)キスだけじゃイヤッ!(日本テレビ系)
(7)サスペンス番組
(8)ぐるぐるナインティナイン(日本テレビ系)
(9)ボボボーボ・ボーボボ(テレビ朝日系)
(9)バラエティー番組
むかしPTA=感情的でヒステリックな団体、というイメージを持っていたことがある。
むかし、というのはどれくらいむかしかというと、自分が子供だった時期ではなく、子供を持ってかはらでもなく、その「中間」。ティーエイジ後半から、最初の子供が生まれるくらいまで。
その時、ひとつの有力な根拠というか、背景となっていたのが、PTAの「子供たちの健全育成事業」。
いわゆる「俗悪番組」リストアップして、放送局や、関係省庁に陳情したりするやつ。
教育環境浄化のかけ声のもとに、善意をもってこわーいことをしてしまう典型例。
たしか「八時だよ全員集合」や「とべ孫悟空」など、ドリフものは軒並み俗悪に分類されたはず。のちには「おれたちひょうきん族」も加わったっけ。
思い出すだけで、ぞーっとする。
ほんとにあの運動が支持を得て、我々の社会から「俗悪」なものが消えなかったことに感謝する。
そうそう、なぜ、このことが「PTA=感情的でヒステリック」という印象につながったかというと、自分たちが気に入らないものを一方的にダメと断じる行為は、やはり感情的じゃないですか。多元的な価値があることが当たり前の世の中で、ひとつの基準をほかの方面に強いるというのは、ある種、自分を見失った精神状態、いわばヒステリックになった時じゃないと「ありえない」と感じるから、というのもあるかな。
そして、今回のやつ。
たぶん、これを発表するだけで、各メディアや、各省庁に申し入れなんぞはしないのだろう。一歩後退している分、悪印象はそれほどでもないのだけれど、やはり違和感はある。
とはいえ、それも過去の「感情的なヒステリック」という印象に引きずられている可能性も高いわけで……。
ただ「見せたくない番組」の中で、「クレヨンしんちゃん」はぼくにとっては、見せたい番組だぞ。 ほかのは最近見たことないから分からない。
ちなみに、「バラエティ番組」を見せたくない親って、たぶん、自分も見ないんだよね?
さらに見せたい番組も公表されてる。
<子どもに見せたい番組>
(1)プロジェクトX(NHK)
(2)どうぶつ奇想天外!(TBS系)
(3)3年B組金八先生(TBS系)
(4)ニュース
(5)脳内エステIQサプリ(フジテレビ系)
(6)週刊こどもニュース(NHK)
(7)その時歴史が動いた(NHK)
(8)伊東家の食卓(日本テレビ系)
(9)世界・ふしぎ発見!(TBS系)
(10)世界ウルルン滞在記(TBS系)
うーん、とうなる。
「見せたい番組」で、ニュースってのはどうか。
最近、しばしば、見せたくないと感じることがある。あと「ウルルン」も見せたくないな。なんかキレイに作りすぎじゃん。世界の人々のリアリティを語りつつ、実はリアルでないかんじがするから。
まあ、各論ではないのです。
教育環境浄化、というのが気味悪い(かった)だけです。
むかしはもっと気味悪かったので、今のはまだまだ「マシ」なのです。
へえ、こんなことまだやってるんだ。
<子どもに見せたくない番組>
(1)ロンドンハーツ(テレビ朝日系)
(2)水10!(フジテレビ系)
(3)クレヨンしんちゃん(テレビ朝日系)
(4)めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ系)
(5)志村けんのバカ殿様(フジテレビ系)
(6)キスだけじゃイヤッ!(日本テレビ系)
(7)サスペンス番組
(8)ぐるぐるナインティナイン(日本テレビ系)
(9)ボボボーボ・ボーボボ(テレビ朝日系)
(9)バラエティー番組
むかしPTA=感情的でヒステリックな団体、というイメージを持っていたことがある。
むかし、というのはどれくらいむかしかというと、自分が子供だった時期ではなく、子供を持ってかはらでもなく、その「中間」。ティーエイジ後半から、最初の子供が生まれるくらいまで。
その時、ひとつの有力な根拠というか、背景となっていたのが、PTAの「子供たちの健全育成事業」。
いわゆる「俗悪番組」リストアップして、放送局や、関係省庁に陳情したりするやつ。
教育環境浄化のかけ声のもとに、善意をもってこわーいことをしてしまう典型例。
たしか「八時だよ全員集合」や「とべ孫悟空」など、ドリフものは軒並み俗悪に分類されたはず。のちには「おれたちひょうきん族」も加わったっけ。
思い出すだけで、ぞーっとする。
ほんとにあの運動が支持を得て、我々の社会から「俗悪」なものが消えなかったことに感謝する。
そうそう、なぜ、このことが「PTA=感情的でヒステリック」という印象につながったかというと、自分たちが気に入らないものを一方的にダメと断じる行為は、やはり感情的じゃないですか。多元的な価値があることが当たり前の世の中で、ひとつの基準をほかの方面に強いるというのは、ある種、自分を見失った精神状態、いわばヒステリックになった時じゃないと「ありえない」と感じるから、というのもあるかな。
そして、今回のやつ。
たぶん、これを発表するだけで、各メディアや、各省庁に申し入れなんぞはしないのだろう。一歩後退している分、悪印象はそれほどでもないのだけれど、やはり違和感はある。
とはいえ、それも過去の「感情的なヒステリック」という印象に引きずられている可能性も高いわけで……。
ただ「見せたくない番組」の中で、「クレヨンしんちゃん」はぼくにとっては、見せたい番組だぞ。 ほかのは最近見たことないから分からない。
ちなみに、「バラエティ番組」を見せたくない親って、たぶん、自分も見ないんだよね?
さらに見せたい番組も公表されてる。
<子どもに見せたい番組>
(1)プロジェクトX(NHK)
(2)どうぶつ奇想天外!(TBS系)
(3)3年B組金八先生(TBS系)
(4)ニュース
(5)脳内エステIQサプリ(フジテレビ系)
(6)週刊こどもニュース(NHK)
(7)その時歴史が動いた(NHK)
(8)伊東家の食卓(日本テレビ系)
(9)世界・ふしぎ発見!(TBS系)
(10)世界ウルルン滞在記(TBS系)
うーん、とうなる。
「見せたい番組」で、ニュースってのはどうか。
最近、しばしば、見せたくないと感じることがある。あと「ウルルン」も見せたくないな。なんかキレイに作りすぎじゃん。世界の人々のリアリティを語りつつ、実はリアルでないかんじがするから。
まあ、各論ではないのです。
教育環境浄化、というのが気味悪い(かった)だけです。
むかしはもっと気味悪かったので、今のはまだまだ「マシ」なのです。