川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

Mac系サイトだもの

2005-01-07 20:57:51 | Macだし、親指シフトだし
数日前に価格改定された、ラインナップ。

・Power Mac G5 (June 2004)/2.5GHz Dual 351,540円(旧367,290円)
・Power Mac G5 (June 2004)/2.0GHz Dual 293,790円(旧314,790円)
・Power Mac G5 (June 2004)/1.8GHz Dual 236,040円(旧251,790円)
・Power Mac G5 (June 2004)/1.8GHz Single 178,290円(旧188,790円)

来た来たーっ。デュアルが20万円台前半だ。あとはTigerを待つばかりだ。


さらに

・iMac G5/1.8GHz/20-inch 220,290円(旧230,790円)
・iMac G5/1.8GHz/17-inch 173,040円(旧183,540円)
・iMac G5/1.6GHz/17-inch 152,040円(旧157,290円)

ということだけど、このローエンドのiMac、近々うちに来るかも。
つれあいが買う予定なんだよね。
彼女、信じられないくらい物持ちがよくて、いまだにタンジェリンのiBookなんぞを使っている。
G3の300メガとか、そんなシロモノだよ。
それが一気に、うちの最速マシンオーナーとあいなります。

もし、買えばだけど。

ちなみに、彼女はMac系なヒトではありません。
買わない買わない言い続け、ぎりぎりまで買わないから。
今、タンジェリン、キーボードのトップが剥がれてるのを、むりに使ってるんだよ。
このままの状態でもう1年くらいになるんじゃないかなあ。




がんばれ、ふにゅう。

2005-01-07 06:13:44 | 自分の書いたもの
担当編集者のGさんと話していて、ふにゅう、初版は実売で八割は捌けて、そろそろ重版かなと思うと、書店から戻ってくる分があり、なかなか増刷に至らない瀬戸際だそうな。

こういう事態は実はしょっちゅうで、ほとんど毎回のごとく編集者からそういう説明を受けるのだけれど(例外は、どうしょうもなく売れなかった、ニコチアナとか、ね)、今回違うのは、Gさんが、発売後半年たった本をいまだに、あの手この手で売り込んでくれていることなんですわ。

引用。

この1月は少子化のニュース記事と一緒に「ふにゅう」の売り込み
FAXを書店に送ったりしてます(^-^)。
お父さん、がんばれキャンペーンとか、勝手に書いて(笑)。

引用終わり。

ですって。
思わず泣けちゃうほどうれしいので、ここに書いておきます。
そして、お願いですら。

みなさま、話題にしてやってください。
語られてなんぼ、です。

増刷になるといいなあ。
なったら、四六判(単行本)の小説で初。
書いてて、情けなし(泣)。


お正月ネタ、オーディオマニアってどうなんだ

2005-01-07 02:31:47 | 日々のわざ
義父ネタです。
実父ネタでもあるな。
二人とも昭和ヒトケタ生まれなんだけど、共通点は、元オーディオマニア。

実父は、たぶん、ロールスロイスを何台も買えるような額を、オーディオにつぎ込んできたし(いかに千葉とはいえ、オーバー20畳のオーダーメイド・リスニングルームつくっちゃったり)、義父は20代から30代にかけてオーディオマニア御用達の「ラジオ技術」って雑誌の、ほとんど専属テクニカルライターのような立場で、寄稿し続けた人。
二人とも、「いい音」について、とんでもなくこだわりがあったんだよね。

このお正月に「ラジオ技術」を見せてもらって、義父が寄稿した記事の数々をぱらぱらと見ていて、圧倒されました。
どうやったら、少しでもいい音が出るか。
スピーカーの形状、ヘッドフォンの構造、ちょっとした工夫を思いついては、自作するスタイルで、理屈はうまく解説できないんだけど、当時大変好評だった球形のスピーカーなど、今も部屋に置いてあって(音は出ない)、存在感を放っております。

それで、つくづく感じたんだけど、あの頃の「いい音」へのあくなき情熱ってどこから来たんだろ。
ぼくなんかは、音質よりも便利さをとってしまった世代だから、その熱を共有できないんだよね。

ひとつ、思いつくのは、映画にあこがれた手塚治虫が、漫画を書いたような、一種の代償行動だったのかな、ということ。
オーディオマニアはほぼみんなクラシックを聴いていたわけで、日常的に生演奏を聴く機会を得られなかった我々の社会で、それに少しでも近づくために、「臨場感」のある音を求めたのかな、と。
どことなく、戦後の対欧米コンプレックスの臭いがしなくもない気がしたんだけど、うがちすぎかも。

今、オーディオマニアって、同世代ではほとんどいない。いても、もっと、あっけらかんと突き抜けてる。

実父にせよ、義父にせよ、今のぼくと同じ年齢の頃、どんな気持ちで、マニアだったのかな。
それは、謎であり、また、なぜか心痛む部分があるんだよね。

まあ、この「心痛む」の部分は、彼らが、今、だんだん活力を失い、それぞれの配偶者よりも早く老いていこうとしているように見える、という部分もたぶんにふくまれているんだけれど。