ヒイラギモチの赤い実

散歩コースに数年前にオープンした特別養護老人ホームがあります。
広大な畑や林を造成して作られました。
道路に面した庭に赤い実のなる木があり、何の木か気になって
いました。
真鶴で見たこれによく似た木がモチノキとわかったので、
モチノキ科を調べてたら、ヒイラギモチとかシナヒイラギの名で
呼ばれる常緑低木とわかりました。
葉は互生し、ふちに鋭い刺状の鋸歯がありました。

先日の雪のあとにはじめて散歩したら、ヒイラギモチの実が
全部なくなっていました。
たぶんヒヨドリが食べたのでしょう。
特養老人ホームはいつも人影がなく静まり返っていました。

マンリョウ（万両）の赤い実

マンリョウ（万両）の赤い実がまだ残っているのが不思議です。
お隣の駐車場の上のマンリョウからヒヨドリが飛び去るのを
見かけました。
下から見上げるマンリョウの赤い実は美しかったです。
実がなくなるのは時間の問題と思っていたら、マンリョウの
実は鳥に不人気のようで、まだ残っています。
それでも野鳥は食べるものがなくなると、赤い実に誘惑されて
マンリョウを食べるようです。

１４日に雪が降ってからしばらく散歩を休みましたが、
その間にたくさんの木の実が野鳥に食べ尽くされていました。
センリョウ、コトネアスター、クロガネモチ、タチバナモドキ
（黄色いピラカンサ）、センダンなどです。

センダンとムクロジの実

散歩コースの県営住宅跡地にセンダンとムクロジの木が
並んで植えてあります。
以前戸建て住宅があったところで長い間空き地のまま放置
されて、そこに誰か植物好きの人が植えたに違いありません。
１４日の雪が降る前にセンダンとムクロジの実を写真に
撮りました。一見すると両者よく似ています。

昨日行って見たら、ムクロジの実は残ってましたが、
センダンの実は全部なくなっていました。
センダンは黄白色になると美しいですが、その前にたぶん
ヒヨドリが食べたのでしょう。



ムクロジは鳥が突いたのか木の下にたくさん実が落ちていました。
黒い実は硬く羽根つきの玉に使われたそうで、皮を剥いたら
ネバネバして黒い玉はコロコロ音がして軽かったです。
果皮は水に浸すと白く泡が立ち、昔洗剤に使われたそうです。

シャコバサボテン咲きました

冬の間花の少ないとき、室内では観葉植物が咲きます。
トップバッターはシャコバサボテンです。
ブラジル原産で樹上や岩の上に自生しますが、
アップしたものは園芸品種のサボテンです。
葉姿を甲殻類のシャコに見立ててこの名があります。

駅に行く途中の理容店の店頭に立派なシャコバサボテンの鉢が
置いてあり、毎年元気に花が咲くのを羨ましく眺めていました。

我が家のシャコバサボテンはここ数年元気がなく花を撮ることを
忘れていましたが、今年は元気に花が咲きました。
花の管理人に聞いたら、肥料をあげたといっていました。
鉢はいただきものの壺に載せて、垂れる葉姿を楽しんでいます。

空地のキセキレイ、シロハラ

散歩コースの県営住宅跡地にキセキレイが出ました。
帷子川でもキセキレイは出ますが、護岸工事されていて
絶えず水辺を動くので上からカメラで捉えるのは難しいです。

昨日電柱のそばからキセキレイを眺めていたら、こちらに
近づいてきました。
黄色い腹をしたキセキレイは美しい水鳥で、カワセミとともに
人気があります。



同じ県営住宅跡地にシロハラが出ました。
全身灰色を帯びた褐色のツグミ類で、ガサガラと落ち葉
の中を動いていました。
ミミズなどを食べる冬鳥でツグミとともによく見かけます。
ピヨピ゜ヨピヨというかん高い声を上げて逃げていきました。