ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

ハナズオウへの偏見

2018年04月09日 | 日記
散歩道に紅紫色のハナズオウ(花蘇芳)が咲いています。
2m前後の低木ですが明るい花色がよく目立ちます。



ハナズオウを知ったのは20数年前でした。
当時栃木の会社に行っていて、日経に連城三紀彦の
小説が連載されていました。

その中に「花ずおう」という見出しが出ていました。
生真面目な青年が飲み屋の女にエロ仕掛けで付き
まとわれて金を貢ぐ話でした。
ハナズオウは木に小さな花がびっしりとついたままで
開いたという実感がありません。



それ以来ずっとハナズオウにいいイメージをもって
いませんが、昨日公園でわずかに花のついた枝をはじめて
接写しました。
一見木に小さな花がたくさんついたままに見えますが、
実際はひとつひとつの花が枝から離れて咲いていることに
気がつきました。
接写をしなかった私には新しい発見でした。
20数年前からずっともっていたハナズオウへの偏見を
払拭しました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。