久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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組織の生産性をとるか、創造性をとるか?

2014年03月11日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
創造的な仕事をするためには、分業化するより一つの仕事をはじめから最後まで任せたほうがよいです。

これに対して、アダムスミスがいうように分業することによって、飛躍的な生産性をあげられるのも事実です。



ただし、分業すれば、一人の役割が限られてしまい、創造性がなくなる可能性もあります。



ではどうするか??



私は、監査法人時代、言ってみれば完全に自由をうばわれて監査をしていました。

しかし、ここで得たのは、ベストプラクティスです。

自由がなかったからこそ、本当に効率的、かつ、効果的手法を短期間に習得できました。


もし、これを一から自分が考えて作ると思えば、もっと時間がかかり、効果も少ないものになっていたと思います。


短期間でベストプラクティスが身についたからこそ、自己投資する時間が得られ、これが創造性へとつながりました。



分業化とは、ある意味、最も効率的、効果的方法の一つなのでしょう。

ここで終わらせず、その過程で学んだことを生かしてこそ、創造性が身に付くと思います。



創造的な仕事をするための自分勝手な方法論は、「型破り」ではなく、「形無し」ということなのです。