自分の視点は、何もしなくても得られます。
しかし、多面的に物を見るためには、相手の視点に立つことが重要です。
相手の視点に立てないのは、そもそも、多面的に見ようと思わないからであり、
多面的に見ようと思わないのは、自分の意見に囚われ、信じて疑っていないからです。
このブログに記載されたコメントにも自分の意見に囚われたものも多くあります。
成長のポイントは、自分の意見を言うことではなく、相手がなぜ、その様に思ったかを考えることです。
Take your customer's viewpoint without being caught up in your own.
You can get your point of view without doing anything.
However, in order to see things in a multifaceted manner, it is important to stand from the other's point of view.
It is because you do not want to stand at the other 's point of view, since you do not think to see it in many ways.
You do not think to see it in a multifaceted way because you are confined by your opinion, you believe and do not doubt it.
Many of the comments on this blog are also captured by their own opinions.
The point of growth is not to say your own opinion but to think about why I thought like that.
犬の目は白黒に見えるという。トンボは目の中にたくさんのレンズがあっていくつも同じものが見えるらしい。魚は魚眼レンズというものがあるように真ん中と端が歪んで見える。
でもこれらはもちろん本人がそう見えると言ったわけではない。
科学的に考えるとそう見えるのではないかという推測。目から入った光が私たち人間の常識で考えるとそう見えるということ。
実際に本人の脳でどのように変換されているのかはわからない。
他人の視点についても同じことが言えると思います。本人にしかわからない過去の経験や価値観が、どのように見えるのかを決定すると思います。
でも動物の例と違うところは、人間は言葉でコミュニケーションが取れるというところだと思います。
こうに違いないと決めつけるのではなく、相手が違う見方をしているのではないかという意識を持って、コミュニケーションを取ることが大切だと感じました。
捉え方がネガティブに傾いているときというのは、大抵自分視点に囚われています。
いつも生き生き、笑顔で楽しく、毎日を過ごす秘訣。
方法は至ってシンプル。
一度ゆっくりと立ち止まって、「自分のことばかり考えていなかったか」と自分自身に問いかけ、相手サイドから物事を眺めてみること。
それが全ての問題を解決する糸口。
物事がうまくいかないと感じたとき、行き詰まりを感じてしまったときには、
自分ではない誰かの気持ち、他者の気持ちを尊重することで、
実は、自分自身の気持ちが救われていくのです。
よく知っている人と、初対面の人でもまた違ってくる。
ただ、ひとつ言えるのは自分視点の自分の意見っていうのは相手に受け入れられない。
謙虚さ、貢献への思い、相手への愛、これを強く持ち続けることが出来れば、懐が深い人間になれるのではないでしょうか。
一方で、経験を積み、自分の中での経験則がどんどん形成され、自分のフィルターも知らず知らずのうちに強化されます。
自分のフィルターを通していることはほとんど無意識のうちに行っています。そもそも自分のフィルターを通さない、ということは不可能であり、その点についての認識が甘くなる傾向があると考えられます。自分のフィルターが強化されていることにもほとんど気づいていないのではないでしょうか。
だからこそ、敢えて意識的に相手の、顧客の視点に立つことを意識する必要があり、そうでなければ、いつの間にか、顧客を置いてけぼりにして、自分が先行しているなんてことが起こってしまうのだと思います。
相手が納得するように説明したり、相手が理解できるように解説したり、相手が聞きたくなるような話をしたり、相手が感動するようなプレゼンをする。
こうした人が、相手から評価され、顧客とよりよい関係を築いていけるのだと思います。
また、自身の成長というのは必ず自分の外から内に新しく入ってくるものによって成し遂げられるのだと思います。そういう意味で、自分の価値観や好き嫌いだけで外からの刺激を遮断せず、まずは受け入れるという姿勢が成長するためには不可欠なのだと思います。
仕事においても顧客はリクエストがあるから取引してくれる訳です。
何を求めているのか?
求めているものを提供しないと、ただの押し売りになってしまいます。
こうなると取引は成立しません。
何事も相手あっての自分であること、これが世の縮図です。
常に相手が「どう思うだろう」を自問自答する習慣化が必要と感じます。