和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅45/小説「新 ・人間革命」

2013年06月26日 08時01分40秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)6月26日(水)より転載】


奮迅45(6/26)

 ブロック強化の流れをつくるにあたり、山本伸一は東京ではなく、埼玉から始めようと思った。
埼玉のもつ限りない未来性に、大きな期待を寄せていたからである。

 首都圏においては、東京の多摩地域をはじめ、埼玉、神奈川、千葉などが、ベッドタウンとして開発が進み、人口も急増していた。
今後、その流れは、ますます進み、二十一世紀には、東京都区部周辺に、いくつもの新しい都市が誕生することは明らかであった。

 それは、創価学会にとっても、新しい時代を築く舞台が開かれることを意味する。
そして、そうした地域に、創価の人間主義の大連帯をつくり上げることができるかどうかが、広宣流布の未来を決することになる。

 伸一は、そのための本格的な取り組みを、まず埼玉の地から着手し、組織の最前線のリーダーであるブロック幹部のなかに、自ら飛び込んでいこうと決めたのである。

 伸一が出席することになった埼玉県婦人部のブロック担当員会を翌日に控えた三月六日のことである。
彼は、この日の夕刻、学会の首脳幹部と懇談した。
その折、埼玉の志木支部川越地区に、伸一が御書講義に通ったことが話題になり、幹部の一人が伸一に尋ねた。

 「先生の川越での講義を受講された方々は、『今なお、魂が打ち震えるような感動が蘇ってきます』『堂々とした、師子吼のような講義でした』と語っています。
先生は、どういうご一念で、講義をされたんでしょうか」

 言下に、答えが返ってきた。

 「周囲から見れば、堂々と、余裕綽々であるかのように見えたかもしれない。しかし、私は、背水の陣の思いで、真剣勝負で講義に臨んだんです。

 当時、志木支部というのは、小さな支部であり、東京の各支部と比べ、活動も大きな遅れをとっていた。
戸田先生は、そのなかの一地区をもり立て、埼玉から広宣流布の新たな旋風を起こそうと、私を、先生の『名代』として御書講義の担当者に任命し、派遣された。
その時、私は二十三歳でした」


枇杷(びわ)/今日の俳句 第1326号

2013年06月26日 07時48分52秒 | 今日の俳句
    ◇枇杷(びわ)/今日の俳句◇

    ◇※第1326号※◇

 2013年(平成25年)6月26日(水)


       ■


※6月26日※

■ 国連憲章調印記念日
 日本国際連合協会が制定。
 1945(昭和20)年のこの日、「国連憲章」に50か国以上が調印し、国際連合の設立が決定した。
 国連憲章が発効し国連が発足したのはその年の10月24日で、この日は「国連の日」となっている。
 日本の国連加盟が認められたのは1956(昭和31)年12月18日だった。

■ 国際麻薬乱用・不正取引防止デー(International Day against Drug Abuse and Illicit Trafficking)
 1987年12月の国連総会で制定。国際デーの一つ。
 1987年のこの日、薬物乱用・不正取引防止に関する国際会議で「薬物乱用統制における将来の活動の包括的多面的概要」が採択された。

■ 拷問の犠牲者を支援する国際デー(International Day in Support of Victims of Torture)
 1997年12月の国連総会で制定。国際デーの一つ。
 1984年のこの日、「拷問等禁止条約」が発効した。

■ 露天風呂の日
 岡山県湯原町(現 真庭市)の湯原温泉が1987年に制定。
 六(ろ)・(てん)二(ふ)六(ろ)で「ろてんぶろ」の語呂合せ。

■ 雷記念日
 930(延長8)年のこの日、平安京の清涼殿に落雷があり、大納言の藤原清貫が亡くなった。
 この落雷は太宰府に左遷されそこで亡くなった菅原道真のたたりだとされ、道真は名誉を回復した。またこれにより、菅原道真は雷の神「天神」と同一視されるようになった。

■ オリエンテーリングの日
 1966年のこの日、東京・高尾山で日本初のオリエンテーリングが行われた。
 オリエンテーリングとは、地図とコンパスをたよりにチェックポイントを順番にたどってゴールするまでの時間を競うスポーツである。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句



 枇杷啜り土佐の黒潮したたらす
        渡辺恭子


 爛々とをとめ樹上に枇杷すゝる
        橋本多佳子


 無伴奏組曲夜の枇杷太る
        鳥居真理子
     

【季語の解説】
※ 枇杷(びわ)→枇杷の実。
 関東以西に野生しているバラ科の常緑高木で高さ10メートルにもなる。葉は長楕円形で厚くて堅く、裏面には淡褐色の密毛がある。
 11月ごろ芳香のある黄白色の目立たない小花を開く。初夏に熟すオレンジ色の実には、意外なほど大きな種が入っている。
 改良種の茂木(長崎)とか田中(房州)などは大粒で立派である。材は堅く装飾用で葉は薬用に利用される。
 →枇杷の花(冬)。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)6月26日(水)より転載】


     ※わが友に贈る※


  新しき広布の歴史は

  愛する北海天地から!

  三代城の友よ立て!

  勝利のVサインを

  君も私も共に!

 
      ◇6月26日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 国連憲章の調印記念日。会長(SGI)ほど国連に尽くした方はいないー前事務次長(チョウドリ)

         ◇

 さあ師弟の月・7月へ。青年を先頭にさらに勢いよく!完勝の誓い新たに

         ◇

 「随喜する声を聞いて随喜し」。生き生きと体験を語れ。確信の声は連鎖!

         ◇

 迅速果敢な行動が全てを決めるー英雄(シーザー)。激励や御礼は素早く。真心こめて

         ◇

 食料を備蓄する人、いまだ3分の1.減災はわが足元から。賢明な備えを


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6月25日(火)のつぶやき

2013年06月26日 01時36分32秒 | 広島カープ

巴旦杏
 ニホンスモモの品種改良された果樹で、山梨県が原産。
スモモより大粒で牡丹杏とも呼ばれる。

photozou.jp/photo/show/123…



奮迅44/小説「新 ・人間革命」

2013年06月25日 07時37分45秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)6月25日(火)より転載】


奮迅44(6/25)

 山本伸一は、「支部制」を広宣流布の新しい跳躍台にしていくため、すべての人たちが支部建設の大きな力となるよう、あらゆる手を打っていった。

 中心となる支部長・婦人部長をはじめ、支部の守り手となる指導部などの草創の幹部、支部をまとめる本部長、さらに、活動の推進力となる男女青年部の部長と、間断なく激励・指導の手を差し伸べていった。

 また、各支部が文化会館などを使って盛大に支部結成大会を行い、支部活動のスタートを切るようにするなど、さまざまな観点からアドバイスを重ね、自ら先頭に立って、行動の範を示してきた。

 「支部制」が軌道に乗り始めた今、伸一が次に力を注ごうとしていたのが、最前線組織であるブロックの充実であった。

 支部といっても、その基盤はブロックである。支部の強化とは、各大ブロックの強化であり、さらに言えば、各ブロックの強化にほかならないからだ。

 大創価学会といっても、その実相は、ブロックにこそある。
わがブロックで、“何人の人が歓喜に燃えて活動に取り組んでいるのか”“何人の人が功徳の体験をもち、信心への絶対の確信をもっているのか”“何人の人が喜々として座談会に集って来るのか”――それがそのまま、創価学会の縮図となる。

 「九層の台も累土より起こり、千里の行も足下より始まる」(注)とは、『老子』の箴言である。
ブロックという足元の組織の強化がなされなければ、支部をはじめ、学会の組織は、砂上の楼閣となってしまう。

 最前線組織であるブロックを堅固にしてこそ、広宣流布は盤石なものとなり、大創価学会の飛躍があるのだ。

 そのためには、全幹部が徹してブロックに入り、一人ひとりと対話し、人材を育むことだ。
そして、ブロック長、ブロック担当員(現在の白ゆり長)を中心に、皆が和気あいあいと、一人ももれなく、喜び勇んで信心に励める“人間共和”の連帯を築き上げることだ。


※ 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 『老子』蜂屋邦夫訳注、岩波書店


「政党らしい政党」公明党/北斗七星

2013年06月25日 07時02分02秒 | 今日の俳句
 「政党らしい政党」公明党/北斗七星


【公明新聞・2013年 (平成25年)6月25日(火)より転載】        

https://www.komei.or.jp/news/detail/20111125_6694


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

(6/25)
 
 今回の東京都議選の投開票前、「争点なく投票率ダウン?」(読売新聞)「見えぬ争点、論戦低調」(毎日新聞)などと、マスコミは指摘していたが、個別の争点の前に、政党政治のあり方こそ最大の争点であったことを忘れてはならない

         ◆

 それは、「対決か合意か」「混乱か安定か」の選択である。
1990年代の政治改革では、二大政党制の確立こそ、政策中心の選挙や政治腐敗の根絶につながると期待されたが、自民党と対抗する勢力を持った民主党は、野党時代に政治を大混乱させ、政権獲得後は迷走し国益を損ねた

         ◆

 自民党の一党優位体制がベストではないとしても、公明党との連立で、着実な日本のかじ取りをしてほしい。
それが、昨年12月の衆院選に続いての有権者の意思であろう

         ◆

 特定の支持政党を持たない有権者が、選挙のたびに政党や候補者を選び直す「そのつど支持」が定着して久しい。
「支持政党なし」の人々も「政党重視」で投票していることはよく知られている

         ◆

 国民にどのような「政策の束」を提示できるか、グローバル化が進む中でいかにして政治人材を育成するかなどが今、政党には問われている。
党員、支持者や地方議員、国会議員の重層的なネットワークを持つ公明党こそ、最も「政党らしい政党」である。実績、政策をさらに語っていきたい。

                    (山)

【公明新聞・2013年 (平成25年)6月25日(火)より転載】        

https://www.komei.or.jp/news/detail/20111125_6694

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

巴旦杏(はたんきょう)/今日の俳句 第1325号

2013年06月25日 05時52分46秒 | 今日の俳句
    ◇巴旦杏(はたんきょう)/今日の俳句◇

    ◇※第1325号※◇

 2013年(平成25年)6月25日(火)


       ■


※6月25日※

■ 住宅デー
 全国建設労働組合総連合が1978年に制定。
 スペインの建築家、アントニオ・ガウディの1926年の誕生日。制定当時は高度成長による住宅建設ブームで、量産の中で職人さんをめぐるトラブルもたくさんあった。このため町の大工さんや左官屋さん等職人の腕と信用をPRする為に制定された。

■ 指定自動車教習所の日
 全日本指定自動車教習所協会連合会が制定。
 1960年のこの日、道路交通法改正法が施行され、公安委員会が指定した自動車教習所を卒業すると運転免許取得時の技能試験が免除される制度が定められた。天覧試合の日

■ 天覧試合の日
 1959年のこの日、昭和天皇皇后両陛下が後楽園球場で巨人対阪神戦を観戦した。プロ野球の天覧試合はこれが初めてだった。
 4対4の同点で迎えた9回裏、巨人の長嶋茂雄が阪神の村山実からホームランを打ってサヨナラ勝ちをした。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句



 巴旦杏酸っぱし虫喰い分校誌
        森洋彦


 巴旦杏の影なす妻の若さ過ぐ
        森澄雄


 巴旦杏の酸味配られ女旅
        津波古江津子
     

【季語の解説】
※ 巴旦杏(はたんきょう)。
 ニホンスモモの品種改良された果樹で、山梨県が原産。スモモより大粒で牡丹杏とも呼ばれる。
 甘みも多くなったが、生食では桃にかなわない。内に空洞のできる欠点もある。
 乾燥させて料理に使ったり果実酒に用いる。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)6月25日(火)より転載】





     ※わが友に贈る※


  万代の基盤を創る

  新たな飛躍の時だ!

  次なる栄光の実ねヘ

  希望と幸福の大道を

  朗らかに前進!

 
      ◇6月25日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 「鉄は熱いうち。人間は若いうちに鍛えよ」恩師。さあ青年学会の大建設を

         ◇

 「団地部の日」35周年。地域こそ広布の本舞台。誠実な振舞で信頼を拡大

         ◇

 「今に至るまで軍(いくさ)やむ事なし」御書。仏法は勝負。人生勝利へ連続闘争を!

         ◇

 戦争よりも千倍多く平和を考慮せよー文人(イギリス)。「核なき世界」への潮流更に

         ◇

 風疹患者が1万人を突破。23歳以上の男女は予防接種の検討を。手洗い・嗽も



6月24日(月)のつぶやき

2013年06月25日 01時36分30秒 | 広島カープ

奮迅43/小説「新 ・人間革命」

2013年06月24日 07時38分41秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)6月24日(月)より転載】


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奮迅43(6/24)

 広宣流布は、新しき挑戦の旅路である。

 挑戦には忍耐が必要である。


 フランスの文豪バルザックは、「偉大な仕事を生み出す根源の力である忍耐」(注)と記している。

 山本伸一は、創価学会の後継者たる青年部員には、労苦に耐え、自身を磨き抜く、「能忍」の人に、真実の勇者に育ってほしかったのである。

 もし、青年たちが、本当の苦労を知らぬまま、指導者になってしまえば、民衆の心から離れた創価学会になってしまう。
そうなれば学会は行き詰まり、民衆の救済という広宣流布の使命を果たしていくことはできない。
ゆえに、“創価の後継者”として立つためには、勇んで苦労を引き受け、耐え忍んでいくことが大切になるのだ。

 “苦労を避けよう。
少しでも楽をしよう”という考え、行動が習性化してしまうと、挑戦への勇気が失われ、前進も、向上も、成長もなくなってしまう。
そこから発するのは、保身の腐臭である。
すると、周囲の信頼も、尊敬も失われ、人は離れていく。

 青年時代に皆の大きな期待を担いながら、大成せずに終わった人を、伸一は何人も見てきた。
そうした人たちに共通しているのは、自分は汗を流さずに人にやらせるなど、苦労を避けて通ろうという姿勢であった。

 また、青年たちのなかには、健康で、経済面などにも恵まれ、整った環境で、苦労を知らずに育った人もいよう。

 そうであるならば、学会活動の世界で、自ら率先して厳しい課題に挑戦し、苦労を重ねながら、自分を磨いていくことである。

 特に、折伏・弘教、指導・激励に心血を注ぎ、友のために涙し、懸命に戦いの歴史をつくることが大事である。

 たとえば、病苦の友に信心を教え、励まし抜き、病克服の体験を目の当たりにすれば、自らが病を乗り越えたに等しい喜びと、信心への確信を得ることができる。
人間関係や経済的な悩みをもつ友についても同様である。


※ 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 「田舎医者」(『バルザック全集 第四巻』所収)新庄嘉章・平岡篤頼訳、 東京創元社



杏(あんず)/今日の俳句 第1324号

2013年06月24日 06時13分06秒 | 今日の俳句

杏(あんず)/今日の俳句 第1324号


    ◇杏(あんず)/今日の俳句◇

    ◇※第1324号※◇

 2013年(平成25年)6月24日(月)


       ■


※6月24日※

■ UFO記念日,空飛ぶ円盤記念日
 1947年のこの日、アメリカで初めてUFOが目撃された。
 アメリカの実業家ケネス・アーノルドが飛行機で移動中に、時速2700kmもの速度で急降下や急上昇を行っている9機の見慣れない飛行物体を発見した。アーノルド氏はこの物体を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と呼び、全米で報道されると、同様の目撃証言が相次いだ。事態を重視したアメリカ空軍が、これを「UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)」と名づけ、調査に乗り出したが、正体はつかめず、1969(昭和44)年に「目の錯覚の類」との報告を出した。
 この日、世界中のUFOマニアが一斉に観測を行う。

■ ドレミの日
 1024年のこの日、イタリアの僧侶ギドー・ダレッツオがドレミの音階を定めた。
 この日に開かれる「洗礼者ヨハネの祭」の日の為に、ギドーが合唱隊に「聖ヨハネ賛歌」を指導し、その曲の各小節の最初の音がドレミの音階ができる元になった。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句



 月一つ杏子累々熟れはじむ
        青柳志解樹


 昼酒や真田の里の青あんず
        井本農一


 医者どのと酒屋の間の杏かな
        召波
     

【季語の解説】
※ 杏(あんず)→杏子(あんず)・からもも・杏の実。
 バラ科の落葉高木で、中国が原産。栽培歴の古い果樹で花も美しい。
 別名カラモモとも呼ばれる。七月上旬から梅よりも大粒の実が橙黄色に熟す。
 日本では長野県安茂里、松代がアンズの里として有名である。果実は甘酸味があり生食のほか、乾果、ジャム、砂糖漬などに利用する。
 種子は咳止めとなるほか、杏仁油、杏仁水を作り、軟膏や毛髪油となる。
→ 杏の花(春)。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※召波 (しょうは) ※■
  『1727年-1771年(享保12年~明和8年)』 江戸中期の俳人。
 姓は黒柳,通称は清兵衛。別号は玄亭,春泥舎など。京都の人。はじめ江戸に出て服部南郭に漢詩を学び,そこで同門の蕪村と知り合い,俳諧に興味をもった。
 のち京都に帰り,竜草廬に漢詩文を学び,漢詩人柳宏として世に知られた。そのころ俳諧は余技として親しんでいたようだが,1766年(明和3)に蕪村が三菓社を結成したときそれに参加して,以後俳諧に熱中するようになり,めきめき頭角をあらわした。
 去来,嵐雪,其角,素堂らの作風を慕い,支考,麦林(乙由)らの俗調を排して蕪村に心酔し,離俗の生活を喜んだ。

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】



       ■


※今週のことば/わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)6月24日(月)より転載】


     ※今週のことば※


  尊き全同志に深謝!

  偉大な奮闘と団結を

  大聖人も御賞讃なり。

  皆が健康第一で

  常勝の旗を高らかに!

 
      ◇6月24日◇



       ■



     ※わが友に贈る※


  真剣に祈りぬき

  勇敢に行動した皆が

  人間革命の勝利者!

  広布への労苦に

  功徳は燦然と輝く!

 
      ◇6月24日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 会長(SGI)は人類益の視座から平和貢献の青年を育成ー学者(アルゼンチン)。後継の大河は滔々

         ◇

 大東京に新時代の旭日!全同志の大闘争に感謝。正義拡大の偉業は永遠に

         ◇

 力を尽くして誠実に生きよー画家。真心には倍する真心で。信頼の絆を強く

         ◇

 一歩の前進なくして千里の道は到達しないー恩師。新たな栄光峰へ踏み出せ

         ◇

 高齢者の悪質商法被害が深刻と。魔の手はすぐそこに!声掛けて撃退せよ!



6月23日(日)のつぶやき

2013年06月24日 01時38分10秒 | 広島カープ

 李(すもも)→酸桃・米桃
  果実は桃より小ぶりで酸味があるので酸桃といわれた。熟すると赤紫又黄に変色。
photozou.jp/photo/show/123…



李(すもも)/今日の俳句 第1323号

2013年06月23日 06時17分01秒 | 今日の俳句
    ◇李(すもも)/今日の俳句◇

    ◇※第1323号※◇

 2013年(平成25年)6月23日(日)


       ■


※6月23日※

■ 慰霊の日 [沖縄県]
 1945年のこの日、牛島満大将らが自決し、第二次大戦の沖縄における組織的戦闘が終結した。80日にもおよぶ地上戦で、住民を中心におよそ20万人もの犠牲者を出した。
 1961年、アメリカ施政下の沖縄で、日本の国民の祝日に相当する「住民の祝祭日」の一つとして定められた。1972年の沖縄復帰後は休日としての法的根拠がなくなったが、1991年に沖縄県の条例で休日と定められた。なお、沖縄戦終結の日は6月22日とする説もあり、制定当初から1965年までは6月22日が「慰霊の日」とされていた。

■ オリンピック・デー
 1894年のこの日、国際オリンピック委員会(IOC)がパリで創立された。
 フランスのクーベルタン男爵の提唱によりオリンピック復興に関する国際会議がパリで開催され、1896(明治29)年にアテネで第1回オリンピック大会の開催することを決議し、国際オリンピック委員会を組織した。
 日本では日本オリンピック委員会(JOC)国際協議課が1948(昭和23)年から実施している。

■ 国連パブリック・サービス・デー(United Nations Public Service Day)
 2002年の国連総会で制定。国連加盟各国に対し、この日は公共サービスが開発に果たす役割を周知するよう求めている。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句



 禿頭の悪童もいる李の里
        金子兜太


 李食ふ少年のいまわれが食ふ
        森澄雄


 李買ふや大国魂の走り雨
        肥田埜勝美
     

【季語の解説】
※ 李(すもも)→酸桃(すもも)・米桃(よねもも)・李子(すもも)・牡丹李(ぼたんきょう)。
  果実は桃より小ぶりで酸味があるので酸桃といわれた。熟すると赤紫または黄に変色。繊維質に飛んで歯ごたえがあり、しこも多汁。
 中国から渡来した落葉小高木で古くから屋敷や畑に植えられたので馴染み深い。葉に先んじて白い花が咲き、早春の野を彩る。西洋李を「プラム」という。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※森澄雄 (もり-すみお) ※■
  『1912年-2010年(大正8年~平成22年)』 昭和-平成時代の俳人。
 大正8年2月28日生まれ。昭和15年加藤楸邨(しゅうそん)の「寒雷」にはいり,のち編集長をつとめる。
 45年「杉」を創刊,主宰。53年「鯉素(りそ)」で読売文学賞,62年「四遠」で蛇笏(だこつ)賞。平成9年芸術院恩賜賞。同年芸術院会員。17年文化功労者。
 宇宙の広大さをよみこんだ句が特色。平成22年8月18日死去。91歳。兵庫県出身。九州帝大卒。本名は澄夫。句集はほかに「白小」,評論に「森澄雄俳論集」など。

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】



       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)6月23日(日)より転載】


     ※わが友に贈る※


  生命尊厳の哲理が輝く

  希望の地域社会を!

  広宣流布の大目的へ

  誉れの同志と共に

  堂々と走り抜け!

 
      ◇6月23日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 創価の若人が掲げる平和の理想こそ人類の悲願ー総長(アルゼンチン)。青年が開く新時代

         ◇

 沖縄慰霊の日。「命こそ宝!」の精神を未来へ世界へ!。不戦の誓い新たに

         ◇

 「法華経の剣は信心の勇(けなげ)なる人こそ用(もちい)る事なれ」。勇気こそ人生勝利の宝剣

         ◇

 途中に何があろうが、最後に勝て!断じて勝てー恩師。民衆勝利の凱歌を

         ◇

 きょう都議選投票日。首都の針路を決める一票。政策と実績見極め選択を



6月22日(土)のつぶやき

2013年06月23日 01時36分10秒 | 広島カープ

奮迅42/小説「新 ・人間革命」

2013年06月22日 07時53分07秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)6月22日(土)より転載】


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奮迅42(6/22)

 青年が伸び伸びと元気に活躍している組織には活力がある。
前進がある。
未来がある。


 三月四日、山本伸一は、立川文化会館で行われた、東京青年部の男女部長会に出席した。


 彼は、“自分の生命を削ってでも、青年を育成しなければならぬ”と決意していた。


 この日の指導で伸一は、戸田城聖が学会の後事の一切を青年に託した、3・16「広宣流布記念の日」の模様などを述べるとともに、「能忍」について語った。
「能忍」とは仏のことで、悪世の娑婆世界に出現して、よく耐え忍び、慈悲をほどこすことをいう。


 「諸君は若い。長い人生にあっては、これからも、苦しいこと、嫌なこと、辛いこと、悲しいことが、たくさんあるでしょう。


 私たちは悪世末法に生き、広宣流布していこうというんです。
苦難があって当然です。


 日蓮大聖人が、『山に山をかさね波に波をたたみ難に難を加へ非に非をますべし』(御書二〇二頁)と仰せのように、苦難の連続が広宣流布の道であり、また、人生であるといっても過言ではない。
そのなかで戦い、勝利していくことによって、煩悩即菩提、生死即涅槃の原理を証明し、大聖人の仏法の正法正義を示していくことができるんです。


 人の一生は、波瀾万丈です。勤めている会社が倒産したり、病に倒れたり、愛する家族を亡くしたりすることもあるかもしれない。


 しかし、たとえ、苦難に打ちのめされ、社会での戦いに、ひとたびは負けることがあったとしても、信心が破られなければ、必ず再起できます。
最後は勝ちます。
わが人生を勝利していくための力の源泉が信心なんです。


 そして、それには『能忍』、よく耐え忍ぶことが大事なんです」


 人間を無力にしてしまうものは、“もう駄目だ!”というあきらめにある。
それは、自らの手で、自分に秘められた可能性の扉を閉ざし、精神を閉じ込めてしまうことにほかならない。
あきらめこそが、敗北の因である。


 信仰とは、絶望の闇を破り、わが胸中に、生命の旭日を昇らせゆく力である。


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“最後の1秒”/北斗七星

2013年06月22日 06時42分08秒 | 今日の俳句
 “最後の1秒”/北斗七星

【公明新聞・2013年 (平成25年)6月22日(土)より転載】        

https://www.komei.or.jp/news/detail/20111125_6694


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

(6/22)

 1816年11月、ナポレオンは幽閉地のセントへレナ島で一通の手紙を書いた。
「戦闘の運命はときどき些細な事柄で決められる」。手紙にはそうある。松村劭(つとむ)著『名将たちの指揮と戦略』(PHP新書)で知った

         ◆

 百戦錬磨のナポレオンならではの言葉だが、些細なことで明暗が分かれるのは、選挙戦にも通低する原理だろう。
公明9候補が挑んだ、先の兵庫県尼崎市議選(定数42)。ある公明陣営の細かな動きを取材し、そう得心した

         ◆

 16日の投票日を目前に控え、分会の3分の1ほどの狭い地域で開かれた街頭演説会。集まったのは地域内の戸建て住宅やマンションの住民25人。うち15人が党員、支持者の友人だった。
中には友人に誘われ参加した人。日焼けした候補の手をさすりながら握手に応じた住民もいた

         ◆

 同様の逸話は他の公明陣営でも数多くあったと聞く。結果、1位から5位と7位から10位を公明候補で占めた。
しかも低投票率で有効投票数が前回比約2万1000減る中、公明の得票総数は逆に1038票増えた

         ◆

 残り1日となった首都決戦。些細な動きが大波をつくる。票の取りこぼしはないか。支援を約束した人の先にも有権者はいる。
先行する他党候補の1票をもぎ取れば、実質2票差が縮む。“最後の1秒”まで執念の拡大に徹することが逆転の方程式である。
                    (田)

【公明新聞・2013年 (平成25年)6月22日(土)より転載】        

https://www.komei.or.jp/news/detail/20111125_6694

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山桜桃(ゆすら)の実/今日の俳句 第1322号

2013年06月22日 03時57分20秒 | 今日の俳句
    ◇山桜桃(ゆすら)の実/今日の俳句◇

    ◇※第1322号※◇

 2013年(平成25年)6月22日(土)


       ■


※6月22日※

■ らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日
 厚生労働省が2009年より実施。
 2001年のこの日、「ハンセン病補償法」が公布・施行された。
 厚労省主催による追悼の行事が行われる。

■ 日韓条約調印記念日
 1965年のこの日、「日韓基本条約」等の調印式が行われた。
 この条約をもとにこの年の12月18日に日本と韓国との間で国交が回復した。

■ ボウリングの日
 日本ボウリング場協会が1972年に制定。
 1861(文久元)年この日附の英字新聞The Nagasaki Shoping List and Advertiser紙に、長崎外国人居留地に日本初のボウリング場が開設されたと掲載されたことから。

■ かにの日
 大阪のかに料理店「かに道楽」が1999年に制定。
 星占いのかに座の初日であることと、50音表で「か」が6番目、「に」が22番目であることから。
 食事券等のプレゼントが行われる。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句



 叱られて口が酸っぱいゆすらうめ
        尾熊靖子


 つゞきたる雨の間に熟れゆすらうめ
        日野草城


 厭離庵の尼の摘むべきゆすらうめ
        後藤夜半
     

【季語の解説】
※ 山桜桃(ゆすら)の実→山桜桃(ゆすらうめ)・英桃(ゆすらうめ)・ゆすら。
 バラ科の落葉低木で高さ2~3メートル。朝鮮半島、中国北西部からチベットにかけて原産し、江戸時代初期に渡来。
 実は、直径1センチぐらいの球形で六月頃紅色に熟しルピーのように美しい。ゆすらの名は枝葉が茂るので少しの風でも揺れやすいからとか。
 また韓国語のイサラ(移徒楽――移植して楽しむ)からきているともいわれる。
→山桜桃の花(春)。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※後藤夜半(ごとう-やはん)※■
  『1895年-1976年(明治28年~昭和51年)』 大正-昭和時代の俳人。
 明治28年1月30日生まれ。後藤得三,喜多実(きた-みのる)の兄。証券会社に勤務のかたわら,大正12年から高浜虚子(きょし)に師事し,昭和7年「ホトトギス」同人。
 23年「花鳥集」(のち「諷詠」)を創刊,主宰した。昭和51年8月29日死去。81歳。大阪出身。泊園書院卒。本名は潤。
 句集に「青き獅子(しし)」「彩色」など。

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】



       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)6月22日(土)より転載】


     ※わが友に贈る※


  「今一重強盛に

  御志あるべし」

  前進また前進だ!

  不撓不屈の執念で

  共に創価の新時代を!

 
      ◇6月22日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 学会の哲学と行動は地域社会を活性化させる源泉ー識者(アメリカ)。立正安国の大道

         ◇

 東京が勇猛果敢の攻勢!完勝こそ本陣の使命なり。世界に轟く正義の勝鬨を

         ◇

 世田谷、目黒よ「まことの時」は今だ!電撃的拡大で栄光の嶺を勝ち上がれ

         ◇

 戦いは最後の5分間で決するー英雄(ナポレオン)。これからだ。悔いなき黄金の一日共に

         ◇

 沖縄戦体験者の4割、心に深刻な傷と。戦争は絶対悪。不戦の世紀断じて