和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅37/小説「新 ・人間革命」

2013年06月17日 09時08分12秒 | 今日の俳句
         小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)6月17日(月)より転載】


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奮迅37(6/17)

 二月十九日午後二時半、信越男子部幹部会の会場である立川文化会館に、山本伸一の闘魂に満ちあふれた力強い声が響いた。


 「『さあ、出発しよう! 悪戦苦闘をつき抜けて!

 決められた決勝点は取り消すことができないのだ』(注)

 これは、ホイットマンの詩集『草の葉』にある、有名な一節であります」

 集った青年たちは、伸一の指導の一切を吸収するのだとばかりに、眼を輝かせて、耳を澄ましていた。

 このホイットマンの言葉は、伸一が若き日から深く心に刻み、暗唱してきた詩であり、これまでに何度となく、多くの青年たちに伝えもしてきた。

 「さあ、出発しよう――とは、過去にとらわれるのではなく、晴れやかに、未来をめざして生きる青年の姿です。
“いよいよ、これからだ”という日々前進の心意気です。
間断なき挑戦の気概です。

 信心は持続が大切ですが、持続とは、単に、昨日と同じことをしていればよいという意味ではありません。
それでは惰性です。“さあ、出発しよう”と、日々、新たな決意で、自分を鼓舞して戦いを起こし続けていくのが、本当の持続の信心なんです。

 毎日、毎日が、新しい出発であり、勝利の日々であってこそ、人間革命も、人生の大勝利もあることを知ってください。

 悪戦苦闘――これは、広宣流布のため、自身の人生の勝利を飾るために、必ず経なければならない道程なんです。
苦労しなかった偉人はいません。
偉業を成した人は、皆が、迫害、非難、中傷にさらされ、ありとあらゆる苦難と戦っています。

 創価の大道を開いてくださった初代会長の牧口先生も、第二代会長の戸田先生も、軍部政府の弾圧と命を懸けて戦われています。
私たちは、その師子の子どもです。
勇んで悪戦苦闘のなかに身を置き、それを突き抜けていくなかに、自身の人間革命があるんです」

※ 小説『新・人間革命』の引用文献
注 ウォルト・ホイットマン著『詩集 草の葉』富田砕花訳、 第三文明社



颯爽とわが使命の道を《御書とともに・二》(4)

2013年06月17日 06時48分24秒 | 今日の俳句
    《御書とともに・二》

       (4)


【「聖教新聞」2013年(平成25年6月17日(月)より転載


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   名誉会長が指針を贈る


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   颯爽とわが使命の道を


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【御書】
 日蓮生れし時より・いまに一日片時も・こころやすき事はなし、此の法華経の題目を弘めんと思うばかりなり
 (上野殿御返事、1558頁)

【通解】
 日蓮は、生まれた時から今に至るまで、一日片時も心の安まることはなかった。
 ただ、この法華経の題目を弘めようと思うばかりであった。
 


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【同志への指針】
 青年・南条時光に、打ち続く大難を忍ばれた御真情を綴られた一節である。この大闘争に連なる覚悟が、我らの学会精神である。
 きょう「一日」を、今「この時」を、真剣勝負で戦い切ることだ。そこに“仏の勇気”も“仏の力”も“仏の智慧”も、満々と湧き起こってくる。
 さあ!友のため、社会のため、わが使命の道を颯爽と前進だ!
 

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木苺/今日の俳句 第1317号

2013年06月17日 05時43分14秒 | 今日の俳句
    ◇木苺/今日の俳句◇

    ◇※第1317号※◇

 2013年(平成25年)6月17日(月)

       ■


※6月17日※

■ 砂漠化および干ばつと闘う国際デー(World Day to Combat Desertification and Drought)
 1995年の国連総会で制定。
 1994(平成6)年のこの日、「国連砂漠化防止条約」が採択された。
 砂漠化と旱魃の影響と闘うための国際協力の必要性、および、砂漠化防止条約の実施に対する認識を高める日。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句※■


 
 きいちごの落ちさうに熟れ下校どき
        大屋達冶


 木苺を摘むや吉野は山の径
        寺島初巳


 火の山の齢(よわい)木苺木の更に
        中島斌雄


【季語の解説】
※ 木苺。
 きいとごは木苺・黄苺にも通じる。
 多くの野生種があるが、狭義にはバラ科の落葉低木で、1・5メートルほどになる「もみじいちご」のことである。
 葉はもみじに似て幹葉に棘があり、熟すと黄金色の実を垂れる。やわらかくて甘味が濃く、山野行の子供達にとって魅力的な果実である。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※中島斌雄(なかじま-たけお)※■
  『1908年-1988年(明治41年~昭和63年)』 昭和時代の俳人。
 明治41年10月4日生まれ。中学時代から小野蕪子(おの-ぶし)にまなび,東大俳句会(草樹会)で高浜虚子(きょし)に師事する。
 「ホトトギス」などをへて,昭和21年「麦」を創刊,主宰。日本女子大教授をつとめた。昭和63年3月4日死去。79歳。東京出身。本名は武雄。前号は月士。句集に「樹氷群」「光炎」「わが噴煙」など。

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】


       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)6月17日(月)より転載】


     ※わが友に贈る※


  御聖訓「仏の如く

  互に敬うべし」

  対話に挑みゆく友を

  心から讃えよ!

  歓喜のスクラムで勝て!

 
      ◇6月17日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 創価の女性は地球の未来開く希望の種を植えたー博士(アメリカ)。幸福広げる大行進

        ◇

 王者・足立が快進撃。正義の団結は無敵なり。仰ぎ見る連戦連勝の金字塔を

        ◇

 東京・町田の友よ勝負はこれからだ。栄光の特区に勝利の暁鐘を鳴らせ!

        ◇

 御聖訓「此の信の字元品の無明を切る利剣なり」。大情熱の祈りで限界突破

        ◇

 団塊世代の5割「まだ働きたい」。知恵と経験は宝だ。万人輝く社会へ共に