和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

青林檎/今日の俳句 第1319号

2013年06月19日 11時23分16秒 | 今日の俳句
    ◇青林檎/今日の俳句◇

    ◇※第1319号※◇

 2013年(平成25年)6月19日(水)


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※6月19日※

■ 理化学研究所創設の日
 1917年のこの日、理化学研究所(理研)が、わが国で初めての基礎および応用研究を行う機関として、東京都文京区本駒込に設立された。
 1958(昭和33)年に「理化学研究所法」にもとづく特殊法人になり、1957年から1966年の10年間かけて、現在の埼玉県和光市に移転した。

■ 元号の日
 645(大化元)年のこの日、蘇我氏を倒した中大兄皇子が、日本初の元号「大化」を定めた。
 以来「平成」まで247の元号が定められている。

■ 桜桃忌,太宰治生誕祭
 1948年のこの日、6月13日に自殺した作家・太宰治の遺体が発見された。
 6月13日、太宰治が戦争未亡人の愛人・山崎富栄と東京の玉川上水に入水心中し、6日後の19日に遺体が発見された。
 また、19日が太宰の誕生日でもあることから、6月19日は「桜桃忌」と呼ばれ、三鷹市の禅林寺で供養が行われる。その名前は桜桃の時期であることと晩年の作品『桜桃』に因む。
 太宰治の出身地・青森県金木町では、生誕90周年となる1999年から「生誕祭」に名称を改めた。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


 
 さびしくて青林檎噛む芯まで噛む
        中村苑子


 青りんごたゞ一個買ふ美しく
        細見綾子


 沈黙も言葉のひとつ青りんご
        又吉涼女
     


【季語の解説】
※ 青林檎→早生林檎。
 夏に出荷される早生種の林檎。果皮は青く、酸味が強くて歯ざわりは堅い。北米の原産種を改良した「祝」などは、七月になると市場に出る。
 味はともかくとして、青い実に齧りつき、口に広がる新鮮な酸味に、秋近しを思うのも消夏のひとつだろう。

【「現代俳句歳時記(夏)/角川春樹編」(角川春樹事務所)より転載】


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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)6月19日(水)より転載】


     ※わが友に贈る※


  暑さが増す時期。

  多忙な中だからこそ

  体調管理に留意を!

  みなぎる生命力が

  全ての勝利の土台だ!

 
      ◇6月19日◇



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    ◇※寸 鉄※◇


 新たな平和の波は創価の青年から生まれるー博士(アルゼンチン)。君よ社会変革の師子たれ

        ◇

 目黒の同志よ、頑張れ!民衆の底力は偉大。執念の反転攻勢で競り勝て!

        ◇

 墨田が獅子奮迅の猛攻!源流の誇りは無限の力。新時代を開く圧勝劇綴れ

        ◇

 勇敢であれ!そうすれば自然に道は開くー首相(ネルー)。攻めて攻め抜く人に栄冠

        ◇

 細菌性の食中毒、6月が最多。加熱調理・手洗いをしっかり。油断は禁物!


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奮迅39/小説「新 ・人間革命」

2013年06月19日 11時15分11秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)6月19日(水)より転載】


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奮迅39(6/19)

 山本伸一は、ここで、創価学会の運動の意義に言及していった。

 「事実上、学会は日本一の大教団となり、職業も年齢も異なる、まことに多種多様な人びとが集っております。

 そのなかには、すぐに感情的になってしまう人や、非常識な人もいるかもしれない。

 すべての人を包容し、最も悩み苦しんでいる人たちに根底から光を当てて救済し、幸福を実現してきたのが創価学会です」

 かつて、信心を始めた会員の多くは、それぞれが深刻な問題をかかえていた。
その個々人の問題が、あたかも学会全体の問題であるかのようにすり替えられ、非難中傷を浴びせられたこともあった。

 それは、学会が、社会の底辺にあって苦悩する人びとに救済の手を差し伸べ、宗教の使命を果たし抜いてきた証明ともいえよう。

 「私どもが担ってきたことは、最高に尊い、仏の使いでなければでき得ぬ労作業でありました。
仏の聖業を、仏に代わって行ってきた。
だからこそ、経文に照らして、容赦のない嵐が競い起こるのは、必然なんです。

 広宣流布は激浪の海を行かねばならない。
その覚悟を定めなければ、何かあれば、すぐに揺らいでしまう。
この根底の一念というものを、どうか堅固に確立していただきたい。

 そのうえで、もし、非があれば、非として認め、反省し、前進していくことです。
決して、独善的であってはならない。
揺るがざる信念と理不尽とを混同してはなりません」

 不屈の信念をもって、常識豊かに、忍耐強く、社会の信頼を勝ち得ながら前進していくなかにこそ、広宣流布の広がりはある。

 伸一は、凜とした声で訴えた。

 「広宣流布の前進ある限り、今後も、さまざまな問題が生ずるかもしれない。
その一切の責任は、私にあります。
戸田先生も、学会に起こった諸問題に対して、『罪深き私のゆえ』と、よく言われていた。
私も、全く同じ思いであります。
諸君は、安心して、伸び伸びと、後継の大道を歩んでいってください」