和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅29/小説「新 ・人間革命」

2013年06月06日 11時27分40秒 | 今日の俳句
小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)6月6日(木)より転載】


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奮迅29(6/6)

 二月十八日、希望の春を呼ぶ二月度本部幹部会が、東京・立川文化会館で晴れやかに開催された。

 「支部制」が敷かれて一カ月――各地で任命式を兼ねた支部長会が開かれ、さらに支部結成大会が活発に行われてきた。

 「支部制」が本格的にスタートして以来、初めての本部幹部会であり、参加者は支部の建設に全力投球し、歓喜をみなぎらせて集って来たのである。

 この幹部会の焦点は、支部長・婦人部長の活動報告であった。
なかでも会場を沸かせたのは、支部婦人部長を代表して登壇した、東京・目黒区の向原支部婦人部長・西峯富美の活動報告であった。

 彼女は、夫と共に、仕出し弁当店を切り盛りする勤労婦人である。
平日は毎朝、午前五時には起きて勤行し、仕出し弁当の仕込みや準備にあたってきた。
弁当の注文が多ければ、起床は、さらに早まる。

 仕込みのあと、朝食をとり、三人の子どもを学校へ送り出す。

 午前九時、パートの人たちが出勤してくると、一緒に、正午過ぎまで弁当詰めなどの作業にあたる。
急いで昼食を済ませ、それから学会活動に飛び出す。
婦人部員への激励・指導や諸会合に、全力を傾ける。

 午後三時に店に戻り、弁当箱を洗い、清掃し、夕食の支度に取りかかる。

 そして、午後七時前から、再び学会活動に走り回る。

 毎日が、目の回るような忙しさである。
しかし、そのなかで西峯は、“支部婦人部長として、支部中の人たちを幸せにするのだ”と、新たな決意で立ち上がったのである。

 創価学会の強さ、尊さは、自らが病苦や経済苦などの悩みをかかえ、時間的にも多忙な人びとが、広宣流布の使命に目覚め、友の幸せのために献身していることにある。

 資産があり、生活に余裕のある有閑階級による救済活動ではない。
無名の民衆による同苦と励ましの、心の救済活動である。



郭公(かっこう)/今日の俳句 第1306号

2013年06月06日 06時15分42秒 | 今日の俳句
    ◇郭公(かっこう)/今日の俳句◇

    ◇※第1306号※◇


 2013年(平成25年)6月6日(木)


※6月6日※
■ 楽器の日
 全国楽器協会が1970年に制定。
 昔から、芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われていることから。

■ 邦楽の日
 東京邦楽器商協会(現 東京邦楽器商工業協同組合)が1985年に制定。
 昔から、芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われていることから。

■ いけばなの日
 昔から、芸事は6歳の6月6日から始めると上達すると言われていることから。

■ 飲み水の日
 東京都薬剤師会公衆衛生委員会が1990年に制定。

■ 梅の日
 和歌山県田辺市の紀州田辺うめ振興協議会(紀州梅の会)が制定。
 天文14年4月17日(新暦1545年6月6日)、京都・賀茂神社の例祭・葵祭で後奈良天皇が神事をされた際に梅が献上されたという故事から。

■ 補聴器の日
 全国補聴器メーカー協議会と全国補聴器販売店協会が2000年に制定。
 6を2つ向かい合わせにすると耳の形に見えることから。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


   ■※今日の俳句※■


 
 郭公や消されてにほふランプの芯
        木下夕爾


 遠郭公山の天気を聞きもらす
        岡本猿人


 幾重にも水音ときに遠郭公
        野中亮介


【季語の解説】
※ 郭公(かっこう)→閑古鳥・かっこ鳥。
 ホトトギス科の渡り鳥で、体の色は時鳥とほとんど同じで。背は灰青色で風切羽は暗褐色、胸腹部は白地に斑の横縞がある。
 四月から五月にかけて南方から渡ってきて、夏が終わると南へ渡って行く。
 山麓、平野などに棲み、「カッコウ」「カッコウ」と艶のある鳴き声は、古来から人々に親しまれ、明るく牧歌的で、時鳥に比べると西洋的なイメージがあるとも言える。
 時鳥と同じように「託卵」の習性がある。「閑古鳥」という古名もある。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※木下夕爾(きのした-ゆうじ )※■
 『1914年-1965年(大正3年 ~昭和40年)』 昭和時代の詩人,俳人。
 大正3年10月27日生まれ。広島県福山市で家業の薬局をつぐ。昭和15年詩集「田舎の食卓」で文芸汎論(はんろん)詩集賞。
 短詩型の叙情詩にすぐれ,詩誌「木靴」を主宰した。久保田万太郎の句誌「春灯」同人。
 昭和40年8月4日死去。50歳。名古屋薬専卒。本名は優二。詩集に「生れた家」,句集に「遠雷」など。
【格言など】家々や菜の花いろの灯をともし(「遠雷」)

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】


       ■

   ※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)6月6日(木)より転載】


       ■


     ※わが友に贈る※


  「竹の節を一つ破ぬれば

  余の節亦破るる」

  勇気の一点突破が

  破竹の快進を生む。

  青年よ 先頭に立て!

 
      ◇6月6日◇



       ■




    ◇※寸 鉄※◇


 牧口初代会長の生誕日。三代の激闘ありて創価は興隆。師弟に連なる誉れ

        ◇

 東京・中野婦人部が月間。仲の良き団結で壁破れ!太陽の母が勝利へ大前進

        ◇

 「いよいよ道心堅固に」御書。信心は常に今からここから。本領発揮の時

        ◇

 ともに広布へ戦うなかで青年を育てるのだー恩師。リーダーの進化はそこに

        ◇
 車上荒らし・置引に注意。貴重品や鞄の放置は絶対するな。短時間でも用心