和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅43/小説「新 ・人間革命」

2013年06月24日 07時38分41秒 | 今日の俳句
    小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)6月24日(月)より転載】


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奮迅43(6/24)

 広宣流布は、新しき挑戦の旅路である。

 挑戦には忍耐が必要である。


 フランスの文豪バルザックは、「偉大な仕事を生み出す根源の力である忍耐」(注)と記している。

 山本伸一は、創価学会の後継者たる青年部員には、労苦に耐え、自身を磨き抜く、「能忍」の人に、真実の勇者に育ってほしかったのである。

 もし、青年たちが、本当の苦労を知らぬまま、指導者になってしまえば、民衆の心から離れた創価学会になってしまう。
そうなれば学会は行き詰まり、民衆の救済という広宣流布の使命を果たしていくことはできない。
ゆえに、“創価の後継者”として立つためには、勇んで苦労を引き受け、耐え忍んでいくことが大切になるのだ。

 “苦労を避けよう。
少しでも楽をしよう”という考え、行動が習性化してしまうと、挑戦への勇気が失われ、前進も、向上も、成長もなくなってしまう。
そこから発するのは、保身の腐臭である。
すると、周囲の信頼も、尊敬も失われ、人は離れていく。

 青年時代に皆の大きな期待を担いながら、大成せずに終わった人を、伸一は何人も見てきた。
そうした人たちに共通しているのは、自分は汗を流さずに人にやらせるなど、苦労を避けて通ろうという姿勢であった。

 また、青年たちのなかには、健康で、経済面などにも恵まれ、整った環境で、苦労を知らずに育った人もいよう。

 そうであるならば、学会活動の世界で、自ら率先して厳しい課題に挑戦し、苦労を重ねながら、自分を磨いていくことである。

 特に、折伏・弘教、指導・激励に心血を注ぎ、友のために涙し、懸命に戦いの歴史をつくることが大事である。

 たとえば、病苦の友に信心を教え、励まし抜き、病克服の体験を目の当たりにすれば、自らが病を乗り越えたに等しい喜びと、信心への確信を得ることができる。
人間関係や経済的な悩みをもつ友についても同様である。


※ 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 「田舎医者」(『バルザック全集 第四巻』所収)新庄嘉章・平岡篤頼訳、 東京創元社



杏(あんず)/今日の俳句 第1324号

2013年06月24日 06時13分06秒 | 今日の俳句

杏(あんず)/今日の俳句 第1324号


    ◇杏(あんず)/今日の俳句◇

    ◇※第1324号※◇

 2013年(平成25年)6月24日(月)


       ■


※6月24日※

■ UFO記念日,空飛ぶ円盤記念日
 1947年のこの日、アメリカで初めてUFOが目撃された。
 アメリカの実業家ケネス・アーノルドが飛行機で移動中に、時速2700kmもの速度で急降下や急上昇を行っている9機の見慣れない飛行物体を発見した。アーノルド氏はこの物体を「空飛ぶ円盤(flying saucer)」と呼び、全米で報道されると、同様の目撃証言が相次いだ。事態を重視したアメリカ空軍が、これを「UFO(Unidentified Flying Object:未確認飛行物体)」と名づけ、調査に乗り出したが、正体はつかめず、1969(昭和44)年に「目の錯覚の類」との報告を出した。
 この日、世界中のUFOマニアが一斉に観測を行う。

■ ドレミの日
 1024年のこの日、イタリアの僧侶ギドー・ダレッツオがドレミの音階を定めた。
 この日に開かれる「洗礼者ヨハネの祭」の日の為に、ギドーが合唱隊に「聖ヨハネ賛歌」を指導し、その曲の各小節の最初の音がドレミの音階ができる元になった。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句



 月一つ杏子累々熟れはじむ
        青柳志解樹


 昼酒や真田の里の青あんず
        井本農一


 医者どのと酒屋の間の杏かな
        召波
     

【季語の解説】
※ 杏(あんず)→杏子(あんず)・からもも・杏の実。
 バラ科の落葉高木で、中国が原産。栽培歴の古い果樹で花も美しい。
 別名カラモモとも呼ばれる。七月上旬から梅よりも大粒の実が橙黄色に熟す。
 日本では長野県安茂里、松代がアンズの里として有名である。果実は甘酸味があり生食のほか、乾果、ジャム、砂糖漬などに利用する。
 種子は咳止めとなるほか、杏仁油、杏仁水を作り、軟膏や毛髪油となる。
→ 杏の花(春)。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※召波 (しょうは) ※■
  『1727年-1771年(享保12年~明和8年)』 江戸中期の俳人。
 姓は黒柳,通称は清兵衛。別号は玄亭,春泥舎など。京都の人。はじめ江戸に出て服部南郭に漢詩を学び,そこで同門の蕪村と知り合い,俳諧に興味をもった。
 のち京都に帰り,竜草廬に漢詩文を学び,漢詩人柳宏として世に知られた。そのころ俳諧は余技として親しんでいたようだが,1766年(明和3)に蕪村が三菓社を結成したときそれに参加して,以後俳諧に熱中するようになり,めきめき頭角をあらわした。
 去来,嵐雪,其角,素堂らの作風を慕い,支考,麦林(乙由)らの俗調を排して蕪村に心酔し,離俗の生活を喜んだ。

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】



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※今週のことば/わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)6月24日(月)より転載】


     ※今週のことば※


  尊き全同志に深謝!

  偉大な奮闘と団結を

  大聖人も御賞讃なり。

  皆が健康第一で

  常勝の旗を高らかに!

 
      ◇6月24日◇



       ■



     ※わが友に贈る※


  真剣に祈りぬき

  勇敢に行動した皆が

  人間革命の勝利者!

  広布への労苦に

  功徳は燦然と輝く!

 
      ◇6月24日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 会長(SGI)は人類益の視座から平和貢献の青年を育成ー学者(アルゼンチン)。後継の大河は滔々

         ◇

 大東京に新時代の旭日!全同志の大闘争に感謝。正義拡大の偉業は永遠に

         ◇

 力を尽くして誠実に生きよー画家。真心には倍する真心で。信頼の絆を強く

         ◇

 一歩の前進なくして千里の道は到達しないー恩師。新たな栄光峰へ踏み出せ

         ◇

 高齢者の悪質商法被害が深刻と。魔の手はすぐそこに!声掛けて撃退せよ!



6月23日(日)のつぶやき

2013年06月24日 01時38分10秒 | 広島カープ

 李(すもも)→酸桃・米桃
  果実は桃より小ぶりで酸味があるので酸桃といわれた。熟すると赤紫又黄に変色。
photozou.jp/photo/show/123…