和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

木葉木菟/今日の俳句 第1310号

2013年06月10日 05時23分46秒 | 今日の俳句
    ◇木葉木菟/今日の俳句◇

    ◇※第1310号※◇


 2013年(平成25年)6月10日(月)


※6月10日※
■ 時の記念日
 東京天文台と生活改善同盟会が1920年に、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定。
 「日本書記」の天智天皇10年4月25日(グレゴリオ暦換算671年6月10日)の項に、漏刻を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。とあることから。「漏刻」とは水時計のことである。

■ 商工会の日
 全国商工会連合会が1985年に制定。
 1960年のこの日、「商工会組織等に関する法律」が施行された。

■ 路面電車の日
 1995年のこの日に、路面電車を持つ自治体が開催した「路面電車サミット」で制定。
 六(ろ)10(テン)で「路電」(路面電車の略)の語呂合せ。

■ 社会教育法施行記念日
 1949年のこの日、「社会教育法」が公布・施行された。

■ 歩行者天国の日
 1973年のこの日、銀座から上野までの5.5kmで日本初の歩行者天国が実施された。

■ 無糖茶飲料の日
 緑茶・麦茶などの無糖茶飲料メーカー・伊藤園が制定。
 六(む)十(とう)で「むとう」の語呂合せ。
※ 抹茶の日 2月6日
※ 緑茶の日 5月2日
※ 麦茶の日 6月1日
※ 日本茶の日 10月31日
※ 紅茶の日 11月1日
※ 玄米茶の日 11月1日
 緑豆再発見委員会が制定。
 六(ろく)十(とう)で「りょくとう」の語呂合せ。

■ 無添加の日
 無添加化粧品を販売するファンケルが制定。
 六(む)10(テン)で「むてん」の語呂合せ。

■ 夢の日
 香川県直島に住む女性が制定。
 六(む)十(じゅう)で「むちゅう」(夢中)の語呂合せと、「叶」の字に十が含まれることから。
 夢の実現に力を貸してくれた人に感謝し、自分の夢について考える日。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


   ■※今日の俳句※■


 
 灯を洩らし居りて本坊木葉木菟
        森田峠


 硯彫る四五戸の村や木葉づく
        富田うしほ


 八重島を雲の涌きつぐ木葉木菟
        斉藤梅子


【季語の解説】
※ 木葉木菟。
 フクロウ科の鳥で、森林に棲み夜間に活動する鳥だが、現在は数が減少し絶滅状態に近く、山梨・長野・岐阜・宮崎の各県では天然記念物に指定している。
 「ブッポウソウ」と鳴くことから「声の仏法僧」と呼ばれ、三河の鳳来寺山や甲州の身延山などに棲息する。
 体長は30センチ位で、最も小形のミミズクで体の色は黄褐色。
 その鳴き声は夏の夜空の涼しさの象徴のようである。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】

■※訃報:森田峠さん 88歳=俳人、俳誌「かつらぎ」名誉主宰
 森田峠さん 88歳(もりた・とうげ<本名・康秀=やすひで>俳人、俳誌「かつらぎ」名誉主宰)6日、肺炎のため死去。
 通夜は8日午後7時、葬儀は9日午後0時半、兵庫県宝塚市鶴の荘2の25のベルコシティホール宝塚。喪主は長男純一郎(じゅんいちろう)さん。
 阿波野青畝に師事。「逆瀬川」で俳人協会賞、「葛の崖」で詩歌文学館賞を受賞した。俳人協会顧問。

【「毎日新聞」2013年06月08日 東京朝刊より転載】


       ■


     ※今週のことば※


  「異体同心」が創価の心。

  友の勝利が私の勝利だ。

  ああ感激の同志あり。

  苦楽を分かち合い

  共に喜びの勝利劇を!

      ◇6月9日◇


【「聖教新聞」2013年(平成25年)6月9日(日)より転載】