和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

若芽57/小説「新・人間革命」   

2013年12月27日 06時34分18秒 | 新・人間革命


      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)12月27日(金)より転載】


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若芽57(12/27)

 東京創価小学校の開校一年目は、創立者の山本伸一と、さまざまな黄金の思い出を刻みながら、堅固な建設の礎を築くことができた。 東京創価小学校の開校一年目は、創立者の山本伸一と、さまざまな黄金の思い出を刻みながら、堅固な建設の礎を築くことができた。
 開校二年目となる一九七九年(昭和五十四年)四月、希望に胸を膨らませて、新入生が“創小”に集ってきた。
 伸一は、この四月の二十四日、創価学会第三代会長を辞任する。彼の胸には、自身が最後の事業と定めた、人類の平和を実現しゆく創価教育に、ますます力を注ぎ、生涯を捧げていこうとの決意が燃え盛っていた。
 会長辞任を前にした四月九日の第二回入学式へのメッセージに、伸一は、こう記した。
 「何があっても負けない子になってください。どんなにつらくとも泣き虫ではなく、心に太陽をもって進んでいく子であってほしいのです」
 ひとたびは華やかな勝者としてスポットライトを浴びても、打ち続く人生の試練に打ちのめされてしまえば、結局は敗者となる。負けない強い心をもった人こそ、真の勝者だ。
 ドイツの文豪ヘルマン・ヘッセは綴った。
 「人間の本性は、逆境に陥ったときにはじめてはっきりと現れてくる」
 東京創価小学校から最初の卒業生が巣立っていったのは、一九八二年(昭和五十七年)三月であった。卒業式で伸一は、訴えた。
 「『平和』の二字だけは生涯忘れてはならない」「『平和』というものをいつも念頭において、一生懸命、力をつけてもらいたい、これが私のお願いです」
 教育も、文化も、宗教も、すべては、人間の幸福のためにあり、平和のためにある。
 創価教育の使命もまた、人びとの幸せのために、社会に貢献し、世界の平和を創造していける人材を育むことにある。
 創価教育の父・牧口常三郎は、その平和への道筋は、軍事的競争、政治的競争、経済的競争を経て、人道的競争の時代にいたることを予見している。それを担う、人類益的視野に立った人材の育成を、伸一はテーマとし、願業としていたのである。


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火鉢/今日の俳句 第1452号

2013年12月27日 04時25分46秒 | 今日の俳句

◇火鉢/今日の俳句◇
       ◇※第1452号※◇

 2013年(平成25年)12月27日(金)


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■ 12月27日。
○ 浅草仲見世記念日。
 1885(明治18)年のこの日、東京・浅草の仲見世が新装開業した。煉瓦作りの新店舗139店が開店した。1923年の関東大震災で倒壊したが、鉄筋の建物として再建された。

○ ピーターパンの日。
 1904(明治37)年のこの日、イギリスの劇作家ジェームス・バリーの童話劇『ピーターパン』がロンドンで初演された。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


  大火鉢むすめふさほせ諳んじて
         寺井谷子


  足袋あぶる能登の七尾の駅火鉢
         細見綾子


  年々に花鳥うするゝ火桶かな
         植田浜子


※ 火鉢→火桶・手焙(あぶり)・手炉(しゅろ)。
 灰を入れて炭を熾し、暖をとったり、煮炊きなどに使う器具。木製・金属製・陶磁器製などがある。昔はもっぱら火桶を用いたが、後世は木材で方形に作ったものを箱火鉢・といって使用した。電熱・ガス・石油などに、利用した暖房器具が一般化された現在では、陶器の丸火鉢もあまり見られない。

  【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】


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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)112月27日(金)より転載】


     ※わが友に贈る※


 わが信心の確信を
 子・孫・後輩に
 振る舞いで示そう!
 後継の人材の育成で
 令法久住の大潮流を!

      ◇※12月27日※◇


    ◇※名字の言※◇



読者に愛読されている本紙記事に「新・生き生き川柳」がある。広布の最前線を走る感慨や決意が込められた一句に、膝を打ったり、励まされたりした。小欄で、1年間の掲載句を振り返ってみたい



今年も全国の同志が対話拡大に勇み、挑んだ――「真心の 対話で落とす 目の鱗」「友訪ね 難病忘れる 勝利旅」「元気ねと 秘訣を聞かれ 対話する」。笑顔の花咲く座談会の一場面――「未来部の クイズに完敗 ブロック長」「体験に 笑いと涙 化粧取れ」「座談会 帰りは景色が 歌い出す」



夫婦の絆を歌った句も温かい。「古希迎え 妻の小言の ありがたさ」「愛妻と 張りある勤行 春此処に」「夫婦して きっと見ようね 五輪の灯」。唱題根本に生き抜く信仰者の心意気――「もうダメだ そこから祈って 突破口」「唱題し 友の悩みを 受けて立つ」「明日祈ろう いや今日祈ろう 今祈ろう」



いずれも言葉はやさしいが、思いは深い。師と共に、同志と共に歩み抜いてきた、友の春秋がにじみ出ている



明「世界広布新時代 開幕の年」も、平和と幸福の連帯を広げゆくわれらの旅路は続く。投句者諸氏に倣い、記者としての決意を込め、結びに拙句を一つ。「誓願の 聖教魂 忘れまじ」
               (億)

 

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◆浩ko・ 編集後記◆

今日も有難う御座います。和井弘希です。皆さまのご健康と無事故をお祈りしております。



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