和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

若芽48/小説「新・人間革命」   

2013年12月17日 07時32分45秒 | 新・人間革命


      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)12月17日(火)より転載】


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若芽48(12/17)

 山本伸一は、木藤優が作詞した校歌の案を見ると、「これで作曲を進めてはどうか」と伝えた。この校歌は、東京創価小学校の音楽教師である本杭克也が作曲し、十月に発表されることになる。

 伸一は、創価小学校の児童らと、会いたくて会いたくて仕方なかった。小学校に行ける日が待ち遠しかった。

 子どもが大好きになる――それが、教育者に求められる最も大切な資質といえよう。

 伸一の小学校訪問の機会は、なかなか訪れなかった。彼のスケジュールはぎっしりと埋まり、二学期に入った九月の十一日には、第四次となる中国訪問に出発した。二十日に帰国すると、本部幹部会など、学会の諸行事をはじめ、北京大学の学長や駐日イギリス大使らとの会見が続いていた。

 伸一が、ようやく児童と会うことができたのは、十月一日に行われた第一回運動会であった。午前十一時半、運動会が行われている創価学園のグラウンドに彼が姿を現すと、子どもたちの大歓声が舞った。

 握手を求めて手を差し出す子もいれば、体にまとわりついてくる子もいた。

 「皆さんと会いたかったよ。今日は、お土産にタイ焼きを持ってきたからね」

 彼は、児童が差し出す手を握り、皆のなかに飛び込んでいった。

 午後、伸一は、教職員と同じ運動着に着替えて、競技の応援をした。

 綱引きやリレーのあと、来賓参加競技「手をとり合って」になった。大人と児童が向き合って手を取り、おなかにビーチボールを挟んで、ゴールに向かうという競技である。

 「よし、ぼくもやろう!」

 伸一は、自らグラウンドに出た。教師たちは、創立者に参加してほしかったが、言い出しかねていたのである。

 リーダーは、企画を成功させ、皆に喜んでもらうために、なんでも率先して行っていくことだ。権威も、見栄も、さっさと脱ぎ捨てる覚悟なくしては、信頼は生まれない。



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牡蠣/今日の俳句 第1442号

2013年12月17日 06時33分27秒 | 今日の俳句


◇牡蠣/今日の俳句◇
       ◇※第1442号※◇
      

 2013年(平成25年)12月17日(火)


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■ 12月17日。
○ 飛行機の日
 1903年のこの日、アメリカ・ノースカロライナ州のキティホークで、ウィルバーとオーヴィルのライト兄弟が動力飛行機の初飛行に成功した。
 この日には4回飛行し、1回目の飛行時間は12秒、4回目は59秒で飛行距離は256mだった。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


  牡蠣提げて夜の広島駅にあり
         山崎ひさを


  同行として磴に踏む牡蠣の殻
         鈴木六林男


  牡蠣殻のまじりたる飯軟し
         阿波野青畝


※ 牡蠣→真牡蠣・酢牡蠣・牡蠣飯・牡蠣筏。
 イタボガキ科の二枚貝類。天然の牡蠣は海岸の石垣や岩礁などに付着している。
 それを「牡蠣打」といって手鉤で取る。
 肉は滋養に富み美味、特に寒中が旬。
 昔から広島の牡蠣が有名だが、現在では宮城・三重・広島などの県で養殖が盛ん。
→牡蠣船・牡蠣剥く。

【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】


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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)12月17(火)より転載】


     ※わが友に贈る※


 リーダーは会員の
 プライバシーを
 絶対に守ること!
 学会の組織は
 信頼こそが生命線だ。

      ◇※12月17日※◇


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    ◇※名字の言※◇


「私が一番苦しかったときは、あなたがそばにいてくれたよね」。白樺会(女性看護師の集い)の友が、ある女性に声を掛けられた。駆け出しのころに担当した患者だった。



女性は当時、手術への不安などで、平静を保てずにいた。白樺の友には、掛ける言葉が見つからない。思わず、ぎゅっと抱きしめた。



その日から女性は徐々に明るさを取り戻し、やがて社会復帰を果たす。入院中、白樺の友との会話を通し、「どうしてこんな病気に……」という考えから、「退院したら、あれをしよう、これをしよう」という前向きな姿勢に変わったのだ



池田名誉会長と対談した、米国のノーマン・カズンズ博士、膠原病を患い、500分の1しか回復の見込みはないと医師から宣告された。
しかし希望を失わず、医学の常識を覆し回復する。博士は「人間がユニークな理由」として、「食物だけでなく、希望までも大切なエネルギーに変え得る能力」を挙げている(松田銑訳『生への意欲』岩波書店)



希望を創り出し、その希望を、人にも贈ることができるのが人間だ。学会には、そうした蘇生のドラマがあふれている。「一番苦しかったときに、あなたがそばにいてくれた」。その言葉以上の、人間の勲章はない。
              (宗)

 
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◆浩ko・ 編集後記◆

今日も有難う御座います。和井弘希です。皆さまのご健康と無事故をお祈りしております。



12月16日(月)のつぶやき

2013年12月17日 01時50分20秒 | 公明党

朝日新聞がインドネシア慰安婦をでっち上げ!真実はコレだ!: youtu.be/FpyKM37uFsA @youtubeさんから


朝日新聞がインドネシア慰安婦をでっち上げ!真実はコレだ! goo.gl/NZNkk3


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