和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

若芽31/小説「新・人間革命」     

2013年11月26日 06時42分42秒 | 新・人間革命


      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)11月26日(火)より転載】


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若芽31(11/26)

 マルチパーパスルームでは、「七夕のつどい」のリハーサルが行われようとしていた。

 山本伸一は、会場に入ると、整列していた児童の前に行き、前列の子どもたちと握手を交わしながら、「今日は、ありがとう!」「久しぶりだね」と言葉をかけた。

 伸一が、用意されていた席に着いた。三年生を代表して男子児童が歓迎の言葉を述べたあと、女子児童二人が作文を発表した。

 一年生の代表は、「私の夢」と題して美しい花の世界の感動を語り、二年生代表は、「私の願い」と題して読書の喜びを述べた。そこには、学校生活の楽しさが滲み出ていた。

 「よかった! 学校が好きなんだね」

 伸一は、嬉しかった。学校教育の成否は、子どもに、“学校を好きになってもらえるかどうか”から始まるといってよい。

 何事も、好きになることから、挑戦への意欲が生まれ、勝利へのエネルギーが湧く。

 それから、全校児童による「きらきらぼし」の合奏となった。ピアノ、オルガン、アコーディオン、木琴、ハーモニカ、リコーダー、カスタネット、トライアングルなどを使っての演奏である。

 「うまいなー。すばらしい!」

 伸一は、大きな拍手をしながら、会場の一隅で、一生懸命にトライアングルを演奏していた四人の児童に声をかけた。

 「トライアングルの人、前へいらっしゃい」

 四人が前に来た。彼は、「いい音だったよ。よく響いていた。どうやって打てばいいんだい」と言いながら、児童の持っていたトライアングルを借りて、何度か打った。

 「これでいいのかい。力は、どのぐらい入れるの? トライアングルは、易しいように見えても難しいね。今日は、隅の方で演奏していたけれど、合奏では大事な楽器だよ。だから、オルガンの人や、ほかの楽器の人と比べて、寂しい思いをする必要はないんだよ」

 伸一は、どんな役割であれ、自分の役割の重要性を自覚し、全力を注いでいくことの大切さを、訴えたかったのである。


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梟(ふくろう)/今日の俳句 第1421号

2013年11月26日 06時39分08秒 | 今日の俳句


◇梟(ふくろふ)/今日の俳句◇
       ◇※第1421号※◇
      

 2013年(平成25年)11月26日(火)


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■ 11月25日。
○ 女性に対する暴力廃絶のための国際デー(International Day for the Elimination of Violence against Women)。
 1999(平成11)年12月17日の国連総会で制定。
 1961(昭和36)年この日、ドミニカ共和国の政治活動家であったミラバル3姉妹が、ドミニカの支配者ラファエル・トルヒジョの命令により惨殺された。

○ ハイビジョンの日。
 郵政省(現在の総務省)とNHKが1987(昭和62)年に制定。
 ハイビジョンの走査線の数が1125本であることから。
 この日とは別に、9月16日が通商産業省(現在の経済産業省)の制定した「ハイビジョンの日」となっている。

○ OLの日。
 働く女性の異業種間交流サークル「OLネットワークシステム」が1994(平成6)年に制定。
 1963(昭和38)年のこの日、初めて「OL」という言葉が女性週刊誌『女性自身』11月25日号に載った。
 以前は、職場で働く女性のことを「BG(business girl)」と呼んでいたが、この言葉がアメリカの隠語で「商売女・娼婦」という意味があることがわかり、1963年9月12日にNHKが放送禁止用語とした。これに代る言葉を『女性自身』が募集し、「OL(office lady)」という言葉を1963年11月25日発売の号から使い始めた。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


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   ■※今日の俳句※■


  梟の眼に冬の日午なり
         正岡子規

  梟が来ては古戸に目をつける
          広江八重桜
  

  梟をみにゆき一人帰り来ず
         宇多喜代子

【季語の解説】
※ 梟(ふくろふ)→ふくろ。
 フクロウ科の鳥の総称で、羽角(飾羽)のない丸い顔をしている。全体に灰白色か褐色で、顔には目の上部に眉斑状の黒斑がある。
 ゴロッ、ゴロッ、ゴロッボーコーと鈍い声で鳴く。低山帯の森林に生息するが、近年は数が減少した。夜間に巣から出て、野鼠や昆虫などを捕食する。
 冬の夜に梟の声を聞くと凄惨な感じがするので冬季になっているが、梟は留鳥で、四季を問わない。

【「合本 俳句歳時記(第三版)角川書店」より転載】


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※わが友に贈る/今週のことば/名字の言※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)11月26日(火)より転載】


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     ※わが友に贈る※


 未来の宝の幸福を願い
 奮闘する若き教育者よ。
 毎日が真剣勝負だ。
 強き祈りで慈愛の心を!
 自身が太陽と光れ!

      ◇※11月26日※◇


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    ◇※名字の言※◇


若き新任リーダーの勢いある登壇に、会合の参加者が奮い立った。神奈川で活躍する沖縄出身の区男子部長。自己紹介で、池田名誉会長を師匠と決めた自身の原点を述べた



信心強盛な母の忠告も無視して荒れた、無軌道な10代。男子部の先輩に強く誘われ、沖縄研修道場(恩納村)で行われたSGIアジア総会の平和音楽祭に、演技者として出場した。
見守っていた名誉会長が突然、出演者の前に来て、彼に向かって数枚の紙吹雪を。驚いた彼は、落さないよう慌てて手に包み込んだ



名誉会長はこの時、「堂々と『大確信』の信心を貫いていただきたい。」とスピーチで語った。彼はその後、神奈川の地で信心を学び、確信の対話で14世帯の弘教も実らせた



今回の任命に当たり、郷里の母が励ましてくれた。「腰を低く。上から目線はだめ。あなたらしくユーモアを交え、一人一人に思いやりを」と。わが子を最もよく知る母の言葉ほど重く、強いものはない



リーダは「父母の恩」「同志の恩」、そして「師の恩」を胸に、率先垂範の行動で、地域広布の先頭を、使命の限り走り抜いていきたい。
出発の集いで、「師匠から頂いた紙吹雪です」と披露する青年リーダーの顔には、新時代への希望が輝いていた。
              (杏)
 
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◆浩ko・ 編集後記◆
 今日も有難う御座います。和井弘希です。皆さまのご健康と無事故をお祈りしております。
 
  熊の子の石の上から葉芽を噛む
         和井弘希

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11月25日(月)のつぶやき

2013年11月26日 01時34分30秒 | 公明党

ブログを更新しました。 『笹鳴/今日の俳句 第1420号』 amba.to/1ehGTY4


ブログを更新しました。 『若芽30/小説「新・人間革命」      』 amba.to/1ehPGco


平沢勝栄『極左暴力集団の革マルが浸透している』JR北海道を追求 平成25年11月22日: youtu.be/8IYymz23mKc @youtubeさんから


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