和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

法旗(十六)小説「新 ・人間革命」

2012年12月20日 11時03分30秒 | 今日の俳句
 小説「新・人間革命」


【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)12月20日(木)より転載】


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法旗16(12/20)
 山本伸一の声は、熱を帯びていった。

 「ソ連の首脳も人民も人間です。
中国の首脳も人民も人間です。
その認識に立ち、『人類は、一つの共同体である』との国際世論を高めていくべきです。
そこに、明確な目標を定めて挑戦していただきたいんです。


 国際社会に、多くの課題があることは当然です。
しかし、貴国が大変な時はソ連も中国も大変なんです。
自国が大変な時は他国も同じなんだと考え、対話を進めてください」


 エドワード・M・ケネディ上院議員は、大きく頷いた。彼は、アメリカと中国の国交正常化に心を砕いていたのである。


 「会長のお話を伺っていて、米中交流の一つの考えが浮かびました。
たとえば、アメリカに親戚がいる中国人に米国訪問を許可します。
アメリカ人にとって、訪米した中国人を目の当たりにすることは、中国観を変える大きな契機になると思います。
アメリカ人も中国人も、家族を大切にすることは同じです」


 「賛成です。地味なようですが、大きな意味をもつことになります。
極めて人間的、現実的な発想です」


 議員は、笑みを浮かべて言った。


 「私は思います。”人びとが互いに理解し合い、尊敬し合っていくためには、自らが人間的行動を起こし、精神と精神の触れ合いをつくっていかなければならない”と。
私は、会長の思想に賛同します。復帰すべきところは『人間』です。
『人間に帰れ』です」


 「そうです。その通りです!」


 さらに議員は、言葉をついだ。


 「アメリカは、軍事的にも、経済的にも大国です。
だからこそ、『自己抑制』と『最大の寛容』がなければならないと思っています」


 そして、そのためには、政治の根底に宗教が必要であると語った。


 会見には、魂の共感があった。日米の間にまた一つ、友好の橋が架けられた。


 伸一は、広布第二章の「支部制」を軌道に乗せるための激闘を続けるなかでも、世界を結ぶために、行動し続けていたのである。



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河豚/今朝の俳句 ※No.1138※

2012年12月20日 06時53分00秒 | 今日の俳句
    河豚/今朝の俳句
      

    ◇◆◇◆◇◆
      

  2012年(平成24年)
    12月20日(木)
      

    ※No.1138※

      

    ◇◆◇◆◇◆
      


   ※今日の記念日※
      


■ 12月20日
人間の連帯国際デー(International Human Solidarity Day)。
2005年の国連総会で制定。
多様性の中での人類の連帯を祝い、2000年に定められた貧困撲滅などの「ミレニアム開発目標」の達成に向けて団結の重要性を思い起こす日。

■ 霧笛記念日。
1879(明治12)年の12月20日、津軽海峡の本州側東海岸にある尻屋崎灯台に、日本で初めて霧笛が設置された。

■ 道路交通法施行記念日。
1960(昭和35)年12月20日、「道路交通法」(道交法)が施行された。

■ デパート開業の日。
1904(明治37)年12月20日、東京・日本橋の三井呉服店が三越呉服店と改称し、日本で初めてのデパート形式での営業を開始した。

■ 石鼎忌
俳人・原石鼎の1951(昭和26)年の忌日。
※ 原石鼎(はらせきてい) [ 日本大百科全書(小学館) ]
(1886―1951)
俳人。島根県塩冶(えんや)村(現出雲(いずも)市)に生まれる。
本名鼎(かなえ)。中学時代より歌や俳句をつくり、家業の医を継ごうと京都医学専門学校に学んだが中退して上京し、高浜虚子(きょし)を頼って新聞記者になろうとしたが帰郷を勧められ、吉野山中で兄の医業を手伝う。
吉野の自然、人情を詠んだ豪華で強い調子の句が虚子に認められ、大正初頭の『ホトトギス』を飾った。
いったん帰郷したが流浪の生活を送り1915年(大正4)上京。
ホトトギス社に入り、21年から『鹿火屋(かびや)』を発行主宰。
23年ごろから健康を害して神奈川県二宮(にのみや)に隠棲(いんせい)した。
句集は『花影(かえい)』(1937)、『定本石鼎句集』(1968)など。
 《花影(かえい)婆娑(ばさ)と踏むべくありぬ岨(そば)の月》



【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】            


    ◇◆◇◆◇◆
      


    ※今朝の俳句※
      


 河豚宿は此許よ此許よと灯りをり
      阿波野青畝


 女将の哀歌河豚の花びら灯に透いて
      原子 公平


 河豚鍋や大吟醸を提げて来し
      花島 陽子
      


【季語・解説】
※  河豚→ふぐと・ふく・河豚汁・鰭酒。
 フグ科とその近縁種の総称。
 体が長くてやや側扁、口は小さく、危険を感じると腹を鞠のようにふくらませて威嚇する種類が多い。
 虎河豚が最も美味とされ、刺身・ちり・汁にして食べたり、鰭を酒に浸して飲むなどするが、「河豚は食いたし命は惜しし」というように、多くの種は肝や卵巣に毒がある。
 河豚料理は山口県下関のものがすこぶる凝っていて昔から有名だが、長崎県のガンバ料理(湯引き)も捨てがたい。    


【「合本・俳句歳時記/第三版」(角川書店)より転載】

      

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※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2012年(平成24年)12月20日(木)より転載】       

※わが友に贈る※
      

 多忙な年の瀬。


 火災や交通事故に注意!


 リーダーの声掛けが


 皆の心を引き締める。


 最高の総仕上げを共に!
      

    ☆12月20日☆ 
      

    ◇◆◇◆◇◆
      


    ※寸 鉄※

SGIは人々の善の力を高め健全な社会へリードー学者(アメリカ)。人間革命の大道



列島で本年の健闘を称え合う集い。明年も全員が幸福勝利を!団結の船出



きょう国連「人間の連帯国際デー」。励ましが人を結ぶ。創価の対話は先端



正しい人は常に快活だー哲人(ルソー)。師と共に同志と共に!今日も心弾ませ前進



「一生今の社会で」入社半年で半減と。今ここで勝つ!腹を決めれば力倍加      
        


・'☆。.:*:...:*★:・'゜:*:゜★                  



12月19日(水)のつぶやき

2012年12月20日 01時54分58秒 | 民主党

(『骨董掘り出し人生』朝日新書    名字の言【聖教新聞・2012年 (平成24年)12月19日(水)より転載】       m.seikyoonline.jp


    衆院選の大勝利    ※北斗七星※      【「公明新聞」平成24年12月19日(水)より転載】        m.komei.jp


「政治ショウが終わって本物の政治の季節を迎えた-我々、普通の市民が見ていてもおかしいことだらけでしたと」 blog.livedoor.jp/shugiin08846/a…