小説「新・人間革命」
【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)12月13日(木)より転載】
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法旗10(12/13)
人生には、困難も波乱もある。
病に倒れることもあれば、仕事のうえでの行き詰まりもある。
職場、地域、家庭での人間関係で悩むこともある。
いわば、生きることは戦いであり、人生は戦場である。
同志は、そのなかで悩みの克服を願い、必死に学会活動に励んでいる。
しかし、時には疲れ果て、前へ進む気力さえもなえてしまうこともあろう。
苦悩に打ちひしがれ、信心への疑問をいだいてしまう人もいよう。
あるいは、御本尊という最高の宝珠を得ながら、そのすばらしさがわからず、嘆きの日々を送っている人もいる。
また、怨嫉や慢心から、信心の正しい軌道を見失ってしまう人もいる。
いずれも、苦悩や迷いという病に侵されている状態といえよう。
山本伸一は、指導部の使命について、声を大にして訴えた。
「指導部の皆さんは、どうか、“広布の赤十字”となっていただきたい。
悩める人、病める人、信心への確信弱き人、疲れた人、我見や愚痴の人などと粘り強く対話し、一人も落とすまいと、信心の励ましの手を差し伸べてください。
皆さんの、長年の信仰体験と確信は、そのための最大の力なんです。
指導部は、各組織、各地域にあって、広宣流布を支える“黄金の信心の柱”です。
『あの人がいるから大丈夫だ。
私たちの誇りである』と言われる、“同志の鑑”に、“安心の依処”になってください。
そして、後輩の育成に際しては、何よりも信心の基本を、よく指導していっていただきたい。何事も、基本の習得が根本であり、それが確立されてこそ、成長もあるからです。
組織の役職と、信心の位とは、イコールではありません。
懸命に活動し、正しい信心の指導をできる人が、信心の高位の人であり、御本尊の賞讃を受ける人です。
また、地域にあっては“学会の全権大使”であるとの自覚で、信頼の輪を広げていってください」
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【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)12月13日(木)より転載】
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法旗10(12/13)
人生には、困難も波乱もある。
病に倒れることもあれば、仕事のうえでの行き詰まりもある。
職場、地域、家庭での人間関係で悩むこともある。
いわば、生きることは戦いであり、人生は戦場である。
同志は、そのなかで悩みの克服を願い、必死に学会活動に励んでいる。
しかし、時には疲れ果て、前へ進む気力さえもなえてしまうこともあろう。
苦悩に打ちひしがれ、信心への疑問をいだいてしまう人もいよう。
あるいは、御本尊という最高の宝珠を得ながら、そのすばらしさがわからず、嘆きの日々を送っている人もいる。
また、怨嫉や慢心から、信心の正しい軌道を見失ってしまう人もいる。
いずれも、苦悩や迷いという病に侵されている状態といえよう。
山本伸一は、指導部の使命について、声を大にして訴えた。
「指導部の皆さんは、どうか、“広布の赤十字”となっていただきたい。
悩める人、病める人、信心への確信弱き人、疲れた人、我見や愚痴の人などと粘り強く対話し、一人も落とすまいと、信心の励ましの手を差し伸べてください。
皆さんの、長年の信仰体験と確信は、そのための最大の力なんです。
指導部は、各組織、各地域にあって、広宣流布を支える“黄金の信心の柱”です。
『あの人がいるから大丈夫だ。
私たちの誇りである』と言われる、“同志の鑑”に、“安心の依処”になってください。
そして、後輩の育成に際しては、何よりも信心の基本を、よく指導していっていただきたい。何事も、基本の習得が根本であり、それが確立されてこそ、成長もあるからです。
組織の役職と、信心の位とは、イコールではありません。
懸命に活動し、正しい信心の指導をできる人が、信心の高位の人であり、御本尊の賞讃を受ける人です。
また、地域にあっては“学会の全権大使”であるとの自覚で、信頼の輪を広げていってください」
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