小説「新・人間革命」
【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)12月11日(火)より転載】
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法旗8(12/11)
山本伸一は、「築地会」で、戸田城聖の指導は、まことに峻厳であったことを語った。
「それは、私どもがめざす道は、『一生成仏』であり、『広宣流布』であるからであります。
その道は、御書、経文に明らかなように、『不惜身命』(身命を惜しまず)であり、『身軽法重』(身は軽く法は重し)です。
つまり、決して平坦な道ではなく、大きな困難が待ち受けているであろう、命がけの険路であるからなんです。
したがって戸田先生は、それに耐え得る、力ある勇者をつくらねばならないと、厳しく訓練し、鍛え、育もうとされたんです。
いかに時代は変わろうが、正法正義を貫くことの厳しさは、永遠に変わりません。
戸田先生の薫陶を受け、草創の時代を切り開いてこられた皆さんは、今こそ、私と共に、身をもって、その精神を、その実践を、多くの後輩たちに示し抜いていただきたい。
今、広布第二章の『支部制』がスタートしましたが、それは、これまでの総ブロック長や総ブロック委員が、草創の十二支部時代の支部長、支部婦人部長の自覚に立ち、新しい創価学会の建設に着手するためです。
それには、草創の開拓者たる皆さんが、後輩たちのために立ち上がることです。
自己には厳しく信仰者の範を示し、支部長ら後輩たちに対しては、優しく温かく包容し、期待をもって成長を願い、祈っていける大先輩になっていただきたい。
その意味からも、自身の信心の歩みを、絶対にとどめてはならない。
『月月・日日につよ(強)り給へ』(御書一一九〇頁)と、大聖人が仰せのように、どこまでも広宣流布の使命に生き、前進し抜いていくなかに、人生の真実の充実があります。
そのなかで、無量の誇りと、無量の功徳、無量の生きがいを感得していくことができるのであります」
人材の育成とは、先輩が見事なる手本を示し、触発することにある。
人は、めざすべき模範を見いだした時、大きな成長を遂げる。
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【「聖教新聞」 2012年 (平成24年)12月11日(火)より転載】
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法旗8(12/11)
山本伸一は、「築地会」で、戸田城聖の指導は、まことに峻厳であったことを語った。
「それは、私どもがめざす道は、『一生成仏』であり、『広宣流布』であるからであります。
その道は、御書、経文に明らかなように、『不惜身命』(身命を惜しまず)であり、『身軽法重』(身は軽く法は重し)です。
つまり、決して平坦な道ではなく、大きな困難が待ち受けているであろう、命がけの険路であるからなんです。
したがって戸田先生は、それに耐え得る、力ある勇者をつくらねばならないと、厳しく訓練し、鍛え、育もうとされたんです。
いかに時代は変わろうが、正法正義を貫くことの厳しさは、永遠に変わりません。
戸田先生の薫陶を受け、草創の時代を切り開いてこられた皆さんは、今こそ、私と共に、身をもって、その精神を、その実践を、多くの後輩たちに示し抜いていただきたい。
今、広布第二章の『支部制』がスタートしましたが、それは、これまでの総ブロック長や総ブロック委員が、草創の十二支部時代の支部長、支部婦人部長の自覚に立ち、新しい創価学会の建設に着手するためです。
それには、草創の開拓者たる皆さんが、後輩たちのために立ち上がることです。
自己には厳しく信仰者の範を示し、支部長ら後輩たちに対しては、優しく温かく包容し、期待をもって成長を願い、祈っていける大先輩になっていただきたい。
その意味からも、自身の信心の歩みを、絶対にとどめてはならない。
『月月・日日につよ(強)り給へ』(御書一一九〇頁)と、大聖人が仰せのように、どこまでも広宣流布の使命に生き、前進し抜いていくなかに、人生の真実の充実があります。
そのなかで、無量の誇りと、無量の功徳、無量の生きがいを感得していくことができるのであります」
人材の育成とは、先輩が見事なる手本を示し、触発することにある。
人は、めざすべき模範を見いだした時、大きな成長を遂げる。
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