“社会の現実は厳しいぞ。負けるな”
名字の言
【聖教新聞・2012年 (平成24年)12月7日(金)より転載】
◇◆◇◆◇◆
(12/8)
通勤の道すがら、よくすれ違う母子がいる。
女の子が着る制服から察するに幼稚園に送っているのだろう
▼
日によって2人の様子は違う。
ある日は、楽しそうに話す娘に、母親がほほ笑み、うなずいていた。
またある日は、■■れたのか、泣きべそをかく幼女を母が引っ張るように歩いている
▼
ただ、どんな日も2人は必ず手をつないでいた。
握り合う手に“わが子を守り抜く”という親の「愛情」、お母さんを信頼する幼子の「安心」が宿っているように思える。
「きょうも一日、頑張ろうね」と元気を充電し合っているようにも見えた
▼
1回の握手が、生き方さえ変える場合もある。
ある年の創価大学の卒業式。
式典が終わるや、創立者の池田名誉会長は壇上から降り、卒業生らと握手を交わした。
創立者は、その中の一人の男子学生の手をやさしく握ると、次の瞬間、グッと力を込めて上下に振った。
“社会の現実は厳しいぞ。負けるな”という無言のエールだと、彼は受け取った。
以来、試練のたびに手のひらを見つめ、勇気を奮い起こしては“壁”を破ってきた
▼
「友」という字の起源は、守り合うように二つの手を組み合わせた形であるという。
手は信頼と友情の窓。心をつなぎ、心を結ぶ行動を貫きたい。
(城)
∞…♪…★…κ…∞…♪∞…♪…★…κ…∞…♪
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名字の言
【聖教新聞・2012年 (平成24年)12月7日(金)より転載】
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通勤の道すがら、よくすれ違う母子がいる。
女の子が着る制服から察するに幼稚園に送っているのだろう
▼
日によって2人の様子は違う。
ある日は、楽しそうに話す娘に、母親がほほ笑み、うなずいていた。
またある日は、■■れたのか、泣きべそをかく幼女を母が引っ張るように歩いている
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ただ、どんな日も2人は必ず手をつないでいた。
握り合う手に“わが子を守り抜く”という親の「愛情」、お母さんを信頼する幼子の「安心」が宿っているように思える。
「きょうも一日、頑張ろうね」と元気を充電し合っているようにも見えた
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1回の握手が、生き方さえ変える場合もある。
ある年の創価大学の卒業式。
式典が終わるや、創立者の池田名誉会長は壇上から降り、卒業生らと握手を交わした。
創立者は、その中の一人の男子学生の手をやさしく握ると、次の瞬間、グッと力を込めて上下に振った。
“社会の現実は厳しいぞ。負けるな”という無言のエールだと、彼は受け取った。
以来、試練のたびに手のひらを見つめ、勇気を奮い起こしては“壁”を破ってきた
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「友」という字の起源は、守り合うように二つの手を組み合わせた形であるという。
手は信頼と友情の窓。心をつなぎ、心を結ぶ行動を貫きたい。
(城)
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