名字の言
【聖教新聞・2012年 (平成24年)12月18日(火)より転載】
◇◆◇◆◇◆
(12/18)
今年、世界の舞台で最も輝いた日本人は?――こう聞かれたら、多くの人がノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥京都大学教授を挙げるだろう。
偉業もさることながら、真摯な人柄が、さわやかな感動を広げた
▼
ノーベル賞の受賞決定後、真っ先に語ったのは感謝の言葉。
「感謝したい人を挙げたら、それだけで何冊も本が書ける」と振り返った。
そして授賞式が終わると“ノーベル賞は過去のこと。
メダルは、もう見ることもないと思う。
今後は科学者としてすべきことをしたい”と
▼
苦闘の末、目標を達成した後、どのように生きるか――そこにこそ、その人の真価が現れるといえよう
▼
日蓮大聖人の弟子・四条金吾は長年、同僚から讒言され、主君からも疎んじられ、所領没収などの危機に遭った。
だが「まけじたまし(魂)」(御書986ページ)で誠実を貫き、主君の信頼を取り戻し、3倍の領地を得た。
この愛弟子の勝利を、大聖人は心から喜ばれつつも「いよいよ道心堅固にして今度・仏になり給へ」(同1184ページ)等と、“本当の勝負はこれからだ”と教えられた
▼
信心とは無限の向上の道である。
歩みを止める“ゴール”はない。
勝利から次の勝利へ、挑戦する心は、黄金にも勝る輝きを放っている。
(潔)
∞…♪…★…κ…∞…♪∞…♪…★…κ…∞…♪
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【聖教新聞・2012年 (平成24年)12月18日(火)より転載】
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今年、世界の舞台で最も輝いた日本人は?――こう聞かれたら、多くの人がノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥京都大学教授を挙げるだろう。
偉業もさることながら、真摯な人柄が、さわやかな感動を広げた
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ノーベル賞の受賞決定後、真っ先に語ったのは感謝の言葉。
「感謝したい人を挙げたら、それだけで何冊も本が書ける」と振り返った。
そして授賞式が終わると“ノーベル賞は過去のこと。
メダルは、もう見ることもないと思う。
今後は科学者としてすべきことをしたい”と
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苦闘の末、目標を達成した後、どのように生きるか――そこにこそ、その人の真価が現れるといえよう
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日蓮大聖人の弟子・四条金吾は長年、同僚から讒言され、主君からも疎んじられ、所領没収などの危機に遭った。
だが「まけじたまし(魂)」(御書986ページ)で誠実を貫き、主君の信頼を取り戻し、3倍の領地を得た。
この愛弟子の勝利を、大聖人は心から喜ばれつつも「いよいよ道心堅固にして今度・仏になり給へ」(同1184ページ)等と、“本当の勝負はこれからだ”と教えられた
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信心とは無限の向上の道である。
歩みを止める“ゴール”はない。
勝利から次の勝利へ、挑戦する心は、黄金にも勝る輝きを放っている。
(潔)
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