堆肥や肥料は、完成するまでに時間がかかります。
でも、毎日毎日人間が手を加える必要はなく、うまく環境を整えてあげたら微生物くんたちの活躍により「発酵」が進むので、人間は時々様子を見ながら手を入れてあげるだけで十分です。
ただ、発酵させる環境がうまくハマらないと、まったく変化なしの状態が続くか、あるいは腐敗していくので、人間があの手この手で頑張らなければなりません。
第9期で作った肥料。
7期、8期ともに肥料づくりはだいたい順調だったのですが、第9期では、使った鶏糞があまり良いものではなかったせいで、酷い目にあいました。第9期生の皆さん、覚えていらっしゃいますよね。あの匂い。思い出すだけでワタシは頭痛がしそうです。
あの超問題児が、このほどやっと良い状態になりました!
匂いもいい感じ!
この問題児の発酵を進めるための環境づくりには本当に苦労しました。
発酵させるための環境がピタっとはまってからは、置いておいただけですけれど・・。
この肥料は、第10期の野菜づくりに使います。
畑の隅の方では稲わら堆肥も作っています。
久しぶりに御開帳。
こちらを使うのは当分先になりそうです。
循環型の農業では、微生物くんたちが本当によく頑張ってくれます。
美味しくて健康な野菜を作るためにも、できるだけたくさんの微生物がバランス良く棲んでくれるような土作りを頑張る教室の畑です。