染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

0歳児教育

2009年04月23日 05時50分00秒 | Weblog
先日テレビで、0歳児教育の関する事をやっていました。
久保田競さん 京都大学名誉教授(医学博士)の夫人 カヨ子さんが提唱している0歳児教育法があるそうです。

◎オムツを替える時は声をかけながら。
◎いないいないばぁ は 子供が飽きるまでやる。
◎子供服はカラフルなものを。(色をみる色彩感覚が養われているとの事)
◎なるべくおんぶ。(平衡感覚が養われるらしい。運動神経にも関係)
◎幼児語(まんま・くっく など)を使わない。無駄である。
◎箸や鉛筆の使い方を後ろから見せる。
◎常に「どちらが好き?」と選ばせる(=考えさせる)

さらに歩き出した子供に関しては
◎お風呂に入った時に「1・2・3…」じゃなくて「10・9・8…」と数える。0の存在を知る。
◎子供との約束は守る

だいたいこんな物だったと思いますが、
聞き始めは、「ななさんは1歳半だよ」と思って見ていました。
内容はテレビってこともあって、薄い物でしたし、それはやってるよ。と思いました。

幼児語を使わないなんてことは始めからそのつもりでした。
幼児言葉は子供がその技術がないだけで、聞こえているはずであると感じてきたからです。現にあまり使っていないのですが、親以外とも多く接触するので、そういうわけにも行きません。僕が使いたくないのもあるでしょうけれど。

子供が飽きるまでやらせる、やる。なんてことは僕らは時間もある程度自由が利くので、好きにやらせています。時間で働く両親には難しいでしょう。あんまりやらせていると、カエルを追いかけて学校に遅刻ばかりする子供になりますよ。と昔の自分を思い出しました。

でも後ろから箸の持ち方を教えるのはそういえばそうだなあと、感心しました。
鏡字なんかもあるように、正面に向かって教えていると、こっちは右でも、子供は左って事がよくあります。子供の中で混乱するんだと思います。ほのかんも左右の判断がまだあいまいです。

子供との約束は守る、って当たり前でしょうが。と突っ込みどころも多かったです。

まあ0歳児教育はこんなことばかりでは当然ないと思いますが、これで一流の人材が生まれてくるのならありがたいもんです。
ところが、なかなかそうは問屋が卸しません。こんな生活を何年も続けて、人格が形成されるのだと思います。
優秀な方が多いとは思いますが、官僚なんかは皆一流の大学出てるんでしょう。一般的な一流ってのもどんなもんか知らん。

色々育児に関する話を聞きますが、それは解っているけども、出来ないんですよ。ってことを解っていない。
これらのことをするには時間と手間が必要ですが、現代社会でどやったら時間がとれますか。仕事ややりがいをやめて、育児に専念しろってのも無理です。生活できません。理想と現実の狭間で苦労する親たちを教育者は見てくれません。

まあもしかしたら、ほのかんもななさんも一流の人材になるかもしれません。僕に似なければね。
そしたら育児本なんかを書いてみたいのですが、参考にはなりませんかな。



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