染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

理想主義者の頭痛の種

2012年06月10日 21時51分40秒 | Weblog
本日大月市の原発無用人展の搬出に行きました。

そんなこともあり,最近原発に関する話を聞く事が多くなりました。
個人的には皆の意見を聞いて,賛成も反対もそれなりに納得する着地点を見つけられないかと思っていますが,なかなか見当たりません。

僕個人の着地点としては原発の代替エネルギーが出来,段階的に廃炉にしていく事が理想ではないかと思うが,賛成する方はなかなか納得してくれない。
感情的に賛成する人などいるものかと思っていたが,実際いるんですね。何が何でも稼働してくれって言う人が。自分は苦労したく無いんだってあっけらかんと言う。そういう人には何を言ってもダメなんだと最近思いました。原発止めようって言う人は不便何て何ともないと言う。それでは話が始まらないですね。
確かにに感情的に反対だって言う人もいます。こういう人の話は賛同する人以外、誰も聞いてくれません。とりとめがありませんから。

正解となる答えは無いんですが,双方がと言うより,皆がまあ納得できる着地点が無いかと考えているんです。でもそれは本当に存在するんだろうかとも思う。

そんな事を考えながら,相方に聞いてみる。

「僕は博愛主義なのか,平和主義なのか、または理想主義なのかな」

「ああ、理想主義だね」 即答しました。「気がついてなかった?」

僕は今思った所だよ。いつから? 「はじめからだよ」

理想主義とは色々見解はありますが,宗教とかテロリズムとか盲目的とかそんなのとはまた違う。何をするにもまず理念や理想、こうあるべきと言う目標を持っている。それが出来る,出来ないに関わらず。
理想を時々他人に押し付ける事があるけれど,最近は少なくなりました。

個人的には現実的な理想主義だと言いたい所ですが,相方に言わせればその現実が実行出来るかどうかがかけ離れているんだと言います。
良く判らないけど,出来るか出来ないかに関わらず問題を背負い込んでいるように見えるそうです。 そうかなあ、でも確かに頭痛の種は増えています。

そんなこともあり,理想主義について調べていたら,総督府民政長官・後藤新平 と言う人に行き着きました。
このかたの台湾に置けるアヘンの撲滅方法が,原子力発電と言う薬物に侵された日本をすくう手段とならないかと漠然と思う。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog145.html

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