工房八重の部屋

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本降寺は初公開の 「京都春季非公開文化財特別公開」

2014年05月08日 | Weblog
本降寺は京都日蓮宗系本山の中では最古の遺構で、近世前期の日蓮宗系寺院の本堂を代表する建物とのことです。

今回の「京都春季非公開文化財特別公開」で本堂、客殿と祖師堂の内部が公開されまるとのことで、行ってみました。

須弥壇には釈迦如来像と多宝如来像やなどがお祀りされていて、 内陣後陣琵琶板には飛天図が鮮やかに残り、

岸竹堂筆「雪山童子図」が須弥壇背面には描かれています。

本堂の裏から出て、渡り廊下を経て背後にある客殿へ行くと、客殿には岸竹堂の「龍虎図」が左右の床の間に掛っていました。

客殿の前庭は、緑の苔がきれいな庭園で、解放感があります。

渡り廊下の途中に宝物館があり、そこに長谷川等伯筆の西王母図などが展示されていました。

また祖師堂も、内部が公開されていました。

西陣の街中にある寺ですが、今回の特別公開で初公開とかで、拝観客は多かった!

境内の駐車場は、300円の有料でした。

今回「京都春季非公開文化財特別公開」でのガイドは若い学生達ですが、同じことを説明しなくてはならないせいか

どの寺でも、若い学生ガイドは熱心さがたりず、文化財を説明する情熱がなく、がっかりでした。

ほんとにやる気のある若い人達だけが、ガイドをするべきと思いました。

京の冬の旅では、シニアの方達のガイドでしたが、京都の歴史に興味ある方達がガイドしているので、わかりやすく

ガイドしてわかってもらうという情熱が、ひしひしと伝わってくるのです。

シニアの人生経験や教養が感じられました。


本堂  境内の駐車場は、300円の有料でした。


本堂


本堂


本堂


本堂から客殿に行く渡廊下


客殿庭園


客殿庭園


客殿庭園


客殿庭園


祖師堂


祖師堂





境内