工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

大徳寺の塔頭、龍源院の方丈、庭園は室町時代からで最も古い

2009年09月04日 | Weblog
大徳寺塔頭の中で、最も古い寺龍源院。ここは室町時代から残る数少ない、

方丈建築です。龍吟庭も室町時代からの名庭です。ここの見所は4つの石庭。

時の権力者豊臣秀吉と徳川家康が対局した基盤が展示されています。

禅宗の庭は清冽な美しさがあります。

大徳寺の方丈、真珠庵、孤篴庵などの大徳寺で最も美しい庭園は

見る事が出来ない。それは大徳寺が時世に乗ることなく、

禅の修業に生きているからとのことです。

ただ、11月3日の文化の日をはさんで、10日ほど公開されるとのことなので、

ぜひ見てみたい!!

京都の庭は、まさに庭園文化を感じさせられ、今、庭に魅せられています。


龍源院表門  室町時代からのもので、重要文化財


龍源院の説明


入り口の庭


龍吟庭  室町時代特有の、三尊石組の枯山水の庭 石組みは島を杉苔は大海原
を表している。


開祖堂


開祖堂前の庭


方丈前の庭 白砂は大海原。丸い苔山は亀島、石は蓬莱山、右奥の石は鶴島
独創的な庭。  清冽な美しさがある。


方丈の中の部屋 方丈は禅僧の住居で、仏壇もある。


室中の仏壇


書院前の庭