年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

東京メトロ銀座線日本橋駅:「焼肉 矢澤」  「サーロインの矢澤焼き」と「土鍋の矢澤御飯」は必食です

2014-11-15 22:23:55 | 関東
PB150299.JPG

五反田の「ミート矢澤」で一躍有名になった「ヤザワミート」が運営する焼肉店を視察いたします
5年ほど前にシンガポールに出店している「Japanese BBQ YAZAWA」の2号店となる日本橋店を開店したのは今年5月のこと
精肉店直営の焼肉店ってこともありまして、なかかなの盛況ぶりでありまして予約をしておかないと入ることが出来ないようですね



PB150278.JPG
日本橋店…
確かに銀座線日本橋駅から近いところではありますが、八重洲の場末感漂う路地にありますので目立つことは無く、どこで聞きつけたのか、そのお店の存在を知っている人だけがわざわざココを目的にやって来るようなお店でありまして…
シャープなデザインのお店と場末感のミスマッチが面白いお店でもありますね


PB150283.JPG
お店の中央にはキッチンスタジアムのような厨房が置かれていまして、その周りに客席を配置したライブ感あるれるデザインはミラノやビバリーヒルズにも出店をするお店らしいものですね
20坪30席ほどのお店でありながら5名ほどのスタッフで運営されていまして商品の説明やお肉を焼いてくれたりとサービスも徹底しますし、希少部位の商品に関しては人数に合わせた枚数に調整してくれたりと、自信があるお肉を美味しく食べていただきたいって気持ちが伝わってくるお店でもあります


PB150280.JPG
小松菜やほうれん草を使ったスムージーをいただきお腹の準備を整えて…
肉じゃがのようなしょうゆ風味が香るポテトサラダはとってもユニークなもので、これはアリだなぁなんて一人頷きながらいただきます
そして、シャキッとしキュウリの食感が美味しいキムチの盛り合わせと、最もシンプルなグリーンサラダをいただきながら、メインとなるお肉の登場を待ちます


PB150286.JPG
先ずはタン塩から
薄切りされたタンを炙るようにいただくのも美味しいのですが、しっかりとサシが入ったタン元をいただくのであれば厚切りが1番でしょう
表面をカリッと焼いてミディアムレアなくらいが食べ頃であろうと、慎重にかつ丁寧に注意深く焼き上げて…
レモンダレを潜らせていただきますと、タンからの肉汁の旨みとレモンダレの酸味が見事の調和しまして実に美味しくいただくことが出来ました


PB150294.JPG
こちらのお店の看板メニューでありましょう
最初の商品説明の際に最も力が入っていて、聞いているだけで美味しさが伝わってきた「サーロインの矢澤焼き」をいただきます
薄切りにされた大判のサーロインをスタッフの方が丁寧に炙るように焼いてくださるのですが、その手際の良さに見惚れてしまいます
焼かれたお肉を割り下に卵ととろろ芋を合わせたタレに潜らせていただくのですが、このタレが素晴らしいのです
サーロインの甘みを邪魔すること無く、とろろ芋がつなぎとなって上品な割り下の風味がお肉ととともにお口の中で拡がって… コレは堪りませんね 


PB150302.JPG
その日の仕入れで変わる希少部位のメニューから何かをいただこうかとも思ったのですが、それは次回の楽しみとして、今日は定番であるカルビとハラミをいただきます
ハラミは少し良く焼いてミディアムウェルで、そしてカルビは片面8秒ほどずつ焼いたレアな状態で…
これらは上モノを選ぶこと無く普通のモノなのですが、モミダレに加えられたブラックペッパーがとても良い香りを出していまして、満足いく一品であります


PB150305.JPG
そして上ミノは厚めにカットされていますので、焼過ぎることが無いように中心にまで火を通して…
そのコリコリとした食感と噛むほどに味が出る旨みを堪能いたします
タレ焼きでお願いしましたので、ツケダレを潜らせていただくのも良し、先のサーロインで使った割り下のタレを潜らせるのも良し
サッパリとした味わいはお肉の〆に最適ですね


PB150309.JPG
そして、最後にご飯ものから「土鍋の矢澤御飯」
熱々に焼かれた土鍋に盛られたご飯の上に、お肉と白髪ねぎが乗せられていまして、それをお店の方が混ぜ合わせてくださるのですが…
焼かれた土鍋の熱で焼かれるごはんは和風ビビンバのようでもありまして、生姜の風味とともにいただきます
その後、ひつまぶしのように昆布出汁をかけていただくのですが、この出汁がまた美味しくて…


PB150325.JPG
そんなご飯と一緒にいただいたのが「邦子おばさんの旨辛スープ」
たっぷりの野菜とオモニ牛スジが煮込まれていまして、そこらの焼肉屋さんが提供するような韓国風のスープとは全く異なる、和風の味わいをいただくことが出来ますし、野菜から出た旨みが身体に優しい感じがして…


PB150326.JPG
この辺りでお腹は十分に満足していたのですが、どうしても食べて見たかったものがもう一つあって…
それが「冷鶏麺(ひやしとりそば)」
いわゆる冷麺の代わりとなる商品なのでありましょうが、トロリとした鶏白湯の旨みが実に美味しく仕上がっていますね


ビビンバや冷麺、カルビスープなんて言った商品はココではいただくことができませんが、それに代わる商品として用意されている品々が実に美味しくて…
上質のお肉を少しいただいて、これらの料理で〆るってのがこちらの楽しみ方であるようですね



【焼肉 矢澤 Japanese BBQ YAZAWA】
東京都中央区八重洲1-5-10 トーイン八重洲ビル1F
03-3242-2914


コメントを投稿