年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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福岡地下鉄空港線赤坂駅:「HAN」   店頭から見える丸鶏が焼かれる姿が魅力的です

2014-10-07 22:59:24 | 九州・沖縄
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福岡市内を中心に飲食店を展開する企業様の勉強会でお話をさせていただく機会を仲間が作ってくれて…
「看板商品の作り方」や「メニューミックスの考え方」などについて2時間を程のお話をさせていただきました
お客様に選んでいただくための看板メニューであり、材料費や人件費の高騰に対応するためのお勧めメニュー
それをどのようにミックスさせていくのかが、これからの飲食店の課題なんですよね



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そして夜、そんなお仲間と会食
2時間話しっ放しであったことで、力を使い果たしたようでしたので韓国料理でスタミナを補給することにいたします
天神の西通りと呼ばれるトコロから少し入った区役所の裏辺り この辺りには多くの飲食店が密集していますので、入り易い店構えや、特徴ある商品がないと難しいエリアであるようですね


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韓国料理店としては珍しい前菜の盛り合わせ
旬のお勧め中心に盛り合わせたという前菜盛りは5種と7種が用意されていまして、“生えびのヤンニョム漬け”が目玉となっているようですね
辛味が効いたものが多い中、ほっとする舌安めに卵焼きなんかが添えられていることからお客さま目線での商品が作られていることが感じれます


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そしてこちらの看板料理である“マヌルチキン”
店頭にはこれを焼き上げるための専用オーブンが置かれ興味をそそられます
マヌルとは韓国語でニンニクのこと つまり鶏のお腹にニンニクや香草を詰めたり、表面にニンニクを塗り込んだりして焼き上げている料理なのです
これまた日本にある韓国料理のお店で見かけることが無い商品でありますし、スタミナ回復にはバッチリでは?ってことで早速注文いたします
匂いが心配な方も多いってことで、ニンニクダレが別に添えれらて提供されるのも、やはりお客さま目線ですね
丸鶏か半身 何れかが選べますので、その日の人数や、ほかに注文したい料理の数などに合わせて選べることもうれしいですね
お店の方が上手に切り分けてくださいますので、身が柔らかく脂身が少ない胸肉や、肉汁溢れるジューシーなもも肉などいろんな部位を楽しめます


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そしてチヂミをいただいたのですが、提供された姿を見てビックリ なんと、有頭の海老が2本も使われているではないですか
こんなチヂミは初めて見ましたよ
厚めのもっちりとした生地にピリ辛のタレ それだけでも十分に美味しいモノであるのですが、尻尾も付いた有頭海老が使われることで、その殻が芳ばしく焼かれた香りが後を引くモノでありまして…
これは、またわざわざでも食べに来たくなるような商品ですね


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ココのもう一つの名物と言いますか、開業期からの名物商品である“コプチャンチョンゴル”
旨辛のタレで焼かれるホルモン鍋なのですが、そのホルモンのぷりぷり感は圧巻ですね 
さすが、もつ鍋文化が根付いた福岡とでも言いましょうか これだけのホルモンを提供するお店は東京でもそれほどはありませんよ


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そして、その鍋の〆にと作ってくれるのは、残ったタレで仕上げてくれるビビンパがまた美味しいこと
タレの旨みに加えて、ホルモンの脂が溶け込んだ旨みは抜群ですし、これも癖になりそうですねぇ


20席ほどの小さなお店だからこそできること
一品一品を丁寧に作る美味しさがあるからこそ、繁盛が続くのでしょうね



【韓国食堂 HAN】
福岡県福岡市中央区大名2-2-57 サンコープ大名藤和1F
092-771-2022


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