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年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『UORIKI EAT』 2020.11.17 OPEN 市場で目利きした新鮮なお魚をいただくことができます

2020-11-21 22:18:00 | 九州・沖縄
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久留米市内で『焼鳥 ダルム屋』や『熟成鰻料理と手打ち蕎麦 柳屋』を手掛ける〝株式会社POWER EAST CONNECTION〟が、筑後中部魚市場で仕入れる新鮮な魚介を使った惣菜やお寿司を販売する〝UORIKI FISH MARKET〟をオープンさせたとのことでお邪魔させていただくことにいたします



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白いタイルが壁面に貼られることで清潔感を感じる店内には、お寿司やお刺身をメインとしてハンバーガーやフィッシュバーガーなどお店で調理された商品のほか、オーナーが厳選した冷凍食材や瓶詰め品などが並べられていまして…
そのどれもがおいしそうであることからか、お店の奥に併設された海鮮食堂『UORIKI EAT』は開店後10分ほどでお邪魔したにもかかわらず既に先客で埋められていたのであります


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用意されるお料理は「上海鮮丼」「サーモンいくら丼」など丼メニューが8種と「煮魚定食」と「にぎり寿司定食」
先客がお帰りになるまでの間、30分ほど迷っていたのですが、折角なのでと奮発をして「特上海鮮丼」をいただいてみますと…
小肌に鯛、炙られたワラサ、鮪の赤身、カンパチ、鯖、サーモン、いくら、そしてウニといったネタがうつくしく盛られていまして、そのどれもが満足できるものであるのですが…
そんなネタの下に隠れていた本鮪の中トロはとりけるような舌ざわりと甘みを楽しむことができるものですし、ボタン海老においては100g弱ほどありそうな大きさだけでなく、プリプリっとした歯ごたえがある立派なものであることから期待以上の満足を得ることができました



そしてお付き合いいただいた方は召し上がられた「特上本マグロ赤身丼」は中トロと言ってもおかしくないものでありまして…
これでこのお値段とはありがたいですね



【UORIKI EAT】
福岡県久留米市日の出町18-1 UORIKI FISH MARKET内
0942-46-5338



『九州うまかれすとらん YOSHIMI』 とろけるチーズやしっとりと茹で上げられた玉子がおいしくいただけます

2020-10-20 22:42:37 | 九州・沖縄
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羽田へのフライトを前に軽くお腹へ入れておこうと思うのですが…
空港内とは言えコロナ禍にあって時短営業をされているお店も多く、10:00前から営業しているお店には限りがあるのであります



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そんなときに見つけたのが『YOSHIMI』ってお店でありまして…
ここ数日、サンドイッチをいただきたいとの気分もあって、店頭に置かれたメニュー版にある「ホットサンド」に魅かれたのであります
“Go To キャンペーン”などもあって徐々に人に流れができてきたようにも感じられますが、まだまだ減便などもあるようで平常に戻るまではまだまだ時間がかかるのでありましょう
こちらのお店も営業されているとは言え、残念なことにガラガラな状況でありました


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いつもであれば飛び付いたであろう「厚切りヒレカツサンド」もさすがに朝からいただく気にはなれず…
ど定番とも言えるハムとチーズが挟まれる「ホットサンド」をいただくことにいたします
とろけたチーズが切り口から流れ出るビジュアルにはおいしさを感じるものでありますし、しっとりとした黄身の食感を残したボイルエッグまでもが挟まれていたことには満足だったのですが…
メニュー写真からきつね色の焼き色がついたトーストにグリルされたハムやチーズが挟まれているのだろうと思い込んでいただけに、ホットサンドメーカーで作られたものであっただけでなくトーストが一枚少なくなっていることにがっかりさせられました



【九州うまかれすとらん YOSHIMI】
福岡県福岡市博多区大字下臼井767-1 福岡空港第2ターミナルビル 3F
092-622-6287



『うどん大文字』 開店時間早々に地元のお客さまで満席になる人気うどん店でお昼

2020-10-19 22:41:49 | 九州・沖縄
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福岡天神から西鉄電車の急行で3駅
春日原ってところに、11:00の開店早々に満席となるうどん店があると聞き…
これは一度お邪魔しておかねばと、その時間を目指して出掛けることにいたします



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春日原駅東口から歩いて10分ほど
県道沿いにある宮殿のようなイタリアンレストラン『Angelo』からほど近いところに大きな看板があることから迷うこともなく11:05に到着することができました
さすがにその時点では先客がふた組という状況でありましたが、15分を過ぎた頃から新客の来店が続きまして…
20分を過ぎた頃には40席ほどの店内は満席となり、席待ちのお客さままでもができていたのであります


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こちらには九州産のブランド豚が使われる「極みカツ丼」という贅沢な一品があるのですが…
今日の目的は“うどん”であることから「大文字名物 カツ丼」に標準サイズのうどんを添えることにいたします
10mmほどと決して薄くないカツはどんぶり一面を覆い隠すほどに大判でありますし、トロトロに仕上げられた卵で綴じられることでのおいしさも抜群だったのであります
そんなカツ丼が人気となるのも当然なのことでありまして、5つある五徳は常に“親子鍋”でいっぱいでありまして…
カツを揚げながら卵とじをする調理は大変そうでありました


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そしておうどん
博多のうどん店では珍しい“平打ち麺”にはツルツルもちもちの歯ざわりを楽しむことができますし、天然、無添加にこだわったというお汁は黄金に輝くもので、昆布出汁の香りが活きていておいしくおうどんではあるのですが…
あご出汁が香るお汁に柔らかくなるまで茹でられたブニュブニュとした麺が浮かぶ“博多うどん”を期待していただけに、それとはちょっと異なる一杯に残念に感じてしまいました



接客を担当していた女性のトーンが心地好い声かけや笑顔も然ることながら、忙しく調理を進める男性方の元気な声かけにも活気を感じる素敵なお店でありました



【うどん大文字】
福岡県大野城市山田4-2-1
092-572-8922



『いけす海幸』 時化の影響で目的とした活イカをいただくことはできませんでしたが、鯛まるごと一尾をおいしくいただくことができました

2020-10-18 22:32:00 | 九州・沖縄
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今日はスッキリとした秋晴れとなりまして…
半袖シャツ一枚でも心地よく過ごせる陽気のなか、おいしい活イカをリーズナブルに提供していただけるお店があるとのことで佐賀市へと向かいます



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お邪魔したお店は国道208号線沿いにある『海幸』ってお店でありまして、一階には生簀を囲うようにカウンター席と小上がり席の100席ほどが並べられていますし、ニ階は法事や慶事などの集まりにも対応できるお部屋がある大型店なのですが…
週末だとは言え、お昼前に着いた時点で一階席の大半が先客で埋められているではないですか


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それほどのお店であればおいしいものがいただけるであろうと期待が高まるのですが、残念なことに時化の影響でイカの入荷が無いとのことで…
それでちょうど開催されていた“鯛まつり”から「活きづくりをいただくことにいたします

人数が集まれば一尾まるごとをお造りでいただくことも良いのでしょうが、幾らかの料金をプラスすることで半身をお寿司やあら炊きや塩焼きなどに加工してくれるサービスもあって…

注文を受けてから生簀からあげた鯛は網の中でピチピチと跳ねていまして…
それをきれいに捌いてくださった薄造りは、その見た目だけでなくコリコリとした歯ごたえを楽しめるものでありますし、湯引きされた皮やネギなどを巻いていただくことで食感の変化や香りをも楽しめるのであります


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残りの半身はお寿司でお願いいたします
26貫あるにぎりは飽きることなくいただけるようにと、半分に大葉を挟む気遣いもありますし…
尾頭が入った潮汁も鯛の出汁が出ていることでおいしくいただくことができ、1~1.5kgほどと小ぶりな鯛でありましょうが十分に満足させていただくことができました



サービスを担当してくださった年配の女性方はとてもフレンドリーで感じよく…
いろんな質問にも丁寧に答えて下るなど、またお邪魔させていただきたいお店でありました
次回こそは“活イカ”をいただくことができますように…



【いけす海幸】
佐賀県佐賀市下田町1-15
0952-23-5115

『御忍び麺処 NakamuLab』 住宅街にある民家で営業される完全予約制のラーメン店 

2020-10-17 22:20:31 | 九州・沖縄
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福岡市の南部に位置する那珂川市ってところに完全予約制のラーメン店があるとのことで…
一度お邪魔してみたいと、先月末に予約をしていただいていたのであります



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カーナビに案内されたのは国道から外れた住宅街
本当にこんなところにお店があるのかと不安になったところでナビが終了し…
キョロキョロと見渡していますと、そこにあった駐車場に“NakamuLab”の看板を発見
とりあえず車を停めて辺りを探しますと、玄関先に小さな看板が立て掛けられた一軒の民家を見つけます
一般のご家庭にお邪魔するように玄関で靴を脱ぎ、ダイニングルームへと足を進めますとキッチンに向かうカウンターが2席あり、その隣の和室にはちゃぶ台が3台置かれていまして…
そのちゃぶ台のひとつをいただき、用意された“鶏白湯soba” “和風醤油soba” “坦々麺”と3種全てをお願いいたします


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先ずはイチオシ商品であり、人気No.1であろう“鶏白湯soba”
白湯スープをエスプーマやブレンダーで泡立てるスタイルは最近の流行でもありますが…
クリーミーなスープは濃厚でありながらもくどさを感じることがなく口当たりも良く、レモンの酸味が味を引き締めますし、ドライトマトの甘みが良い口直しとなっていて飽きることなくいただける一品に仕上げられています
乗せられるチャーシューは低温調理された鶏胸肉と豚バラ肉の2種類
これがまた実に柔らかく優しい味わいであることも女性受けする秘訣でありましょう


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そして私的にどうしても食べておきたかった“和風醤油soba”
こちらは鯖節が引き立っているように感じますが、鯵や鰯などの節もブレンドされているというお出汁と鶏清湯を合わせたであろう上品なスープ
そこに円やかな醤油だれが合わさったスープは中細なストレート麺との相性がよく…
化学調味料も使っていないようであるにもかかわらず、卓上に置かれるコショーや七味などを使うことなくおいしくいただける絶品でありました


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あまり期待していなかった“坦々麺”ですが…
濃厚な芝麻醤が贅沢に使われていることでのコクと旨みが奥深く、鶏白湯との相性もバッチリであります
そこに自家製かと思われる香り高い辣油と山椒が加えられることでのピリ辛を楽しくいただけました



帰り際に覗いたキッチンは、ここで2種のスープを炊いている姿を想像することができない家庭用のものでありまして…
いったいどのようにしたら、これほどおいしいスープができるのかと興味津々であります



【御忍び麺処 NakamuLab】
福岡県那珂川市別所1067-8
090-4358-1696




『レストラン Kawashima』 福岡市の街外れにある小さな洋食屋さんでいただいたハンバーグは肉汁溢れるジューシーなものでありました

2020-09-14 22:33:47 | 九州・沖縄
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福岡市の主要幹線道路のひとつである筑紫通りを南へと下った諸岡という町にハンバーグがおいしいと評判の洋食屋さんがあるというので訪ねてみますと…



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今はガストとなっていますが、すかいらーくの九州1号店があった弓田交差点を左に曲がった先に大きめなオレンジ色の看板があるお店を発見
30席ほどの小綺麗な客席からはオーナーであるシェフを臨むことができますし、接客を担当される女性スタッフのテキパキとした動きにも好感を持つことができるお店でありました


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いただいたお料理はご飯や味噌汁のほか2種の小鉢が添えられる「ハンバーグと海老フライ御膳」
150gほどと小ぶりではありますが、ふっくらとした厚みがあるハンバーグに箸は肉汁が溢れ出るほどにジューシーなものでありまして…
弾力がある歯ごたえや香辛料の味わいも評判に違わないものでありますし、オニオンソースとご飯との相性も抜群なのであります

2尾乗せられた有頭の海老フライはソフトシェルシュリンプであったのでしょうか
頭までもをいただくことができるものでありまして、そのカリッとした歯ざわりと芳ばしさまでもを楽しむことができました



【レストラン Kawashima】
福岡県福岡市博多区諸岡1-2-26
092-582-9307



『はんばぁーぐ亭』 国産牛100%のハンバーグはポン酢でいただくのもおいしいのですが青ネギを使ったねぎ塩ダレも良いですね

2020-09-13 22:24:04 | 九州・沖縄
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7月の集中豪雨で街中が浸水するという大きな被害にあった大牟田にある『はんばぁーぐ亭』ってお店
運よくこちらが被害に遭うことはなかったようですが、先々代から続く青果市場内の惣菜卸店は壊滅的な被害を受けられたとのことで…
お見舞いを兼ねてお邪魔させていただくことにいたします



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幹線道路である国道208号から住宅地へと5分ほど入ったところにある20席足らずの小さなお店でありながら、つなぎを使うことのない国産牛100%のミンチを炭火で焼き上げるハンバーグを目的に多くのお客さまが集まる人気店でありまして…
ギリギリ一番乗りすることができましたが、頼んだお料理が提供されるころには席が埋まっていました


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そんなお店でいただいたのは「炭焼きWすてーき」と「クリスタルねぎハンバーグ」
Wすてーきとは150gの俵型ハンバーグに100gのステーキが添えられたものでありまして…
テーブルでナイフを入れてくださったハンバーグの断面に見えるお肉の美しい赤色に鮮度の良い上質なお肉であることが窺えます

ねぎハンバーグに添えられるソースは、いわゆる“ネギ塩だれ”であるのですが、長ネギではなく青ネギが使われていることでの色目が美しくおいしさに花を添えますね



【はんばぁーぐ亭】
福岡県大牟田市通町2-12-6
0944-43-3330



『らんぷてい』 1977年創業 40余年続く昔ながらの喫茶店で激辛日本一を謳うダイナマイトカレーをいただきました

2020-09-12 22:56:46 | 九州・沖縄
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ちゃんぽんが食べたいと…
黒木瞳さまがよく食べていたという『味万』を訪ねたのですが、残念なことに夕方からの営業であるとのことでありましたし、このエリアで一番おいしいと評判の『大勢屋』はコロナ禍のためか当面の間お休みをされるとの貼り紙が…



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それで近くにあった『らんぷてい』ってレトロな喫茶店でお昼をいただくことにいたします
こちらは〝激辛日本一〟を謳う「ダイナマイトカレー」がカレーがウリであるようで、それを2皿完食すると記念写真を撮っていただけるとのことで…
店内の壁一面に貼られた写真には昭和58年と書かれたものもあることから、かれこれ40年このサービスを続けられているんですね


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で、その「ダイナマイトカレー」
ビーフカレーに比べると赤みを帯びていることが分かりますし、その辛さからかソースは控えめでありまして…
恐る恐るいただいてみますと、その辛さは汗が噴き出すといったものではなく舌に痛みが走るようなものでありまして…
その痛みも我慢できないようなものではありませんし、ボリュームもさほどではありませんので2皿の完食も難しくはなさそうですね


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そして、シェアしていただこうと「ビーフカレー」と「ナポリタンスパゲッティ」
ビーフカレーは肉の塊が見えないほどに煮込まれてはいるものの特筆することのないオーソドックスな喫茶店のカレーでありまして…
そんなお店だからこそ、ナポリタンは茹でおきの太麺をケチャップで炒めた昔ながらのもが出てくるであろうと思っていただけに、ソーセージ、玉ねぎ、ピーマンといった定番の具材でありながらも1.8mmほどのちょっと太めなスパゲティであったことに残念さを感じましたが、そのお味は上手くまとまっていておいしくいただくことができました



1977年10月にご夫婦で始められたお店だとのことですが、ご主人さまが他界されてからは奥さまひとりで頑張っておられるようで…
その気さくで明るいお人柄で地元のお客さまを掴んでおられるのでしょう
これからも頑張っていただきたいと思えるお店でありました



【らんぷてい】
福岡県八女市上陽町北川内525
0943-54-2951



『GRAND CAFE』 藤井総太棋聖にあやかりたいと高菜ピラフをいただきます

2020-08-24 21:07:29 | 九州・沖縄
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8月19日~20日に福岡市の「大濠公園能楽堂」行われた第61期王位戦七番勝負第四局
毎回のように話題になるのは藤井聡太棋聖の勝負めしでありまして…
今回は常宿としている西鉄グランドホテルからの出前であったとのことでいつにも増して興味深くニュースを見ていますと、初日は『松風』が提供した「玄海産車海老の天丼と冷やし能古うどん御膳」、そして二日目は『グランカフェ』の「高菜ピラフセット」であったとのこと



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福岡には訪ねたいお店が多くあるのですが、そんな記念すべきお料理を9月4日までの期間限定としてそれぞれの商品を提供されているとのことですし、縁起担ぎもあって今回はホテルランチをいただくことといたします
福岡の郷土料理ともいえる高菜ピラフにすべきか、ご馳走感ある車海老の天丼にすべきかと迷うところではありますが、今回は福岡らしさを楽しもうと『グランカフェ』
平常時にはビュッフェランチを提供しているお店でありますが、コロナ禍にあってはその営業を中止しカルト料理とメイン料理付きオーダービュッフェに切り替えられていまして…


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そのお陰もあっていただけるのかも知れない「高菜ピラフセット」
本日のスープとして提供されたトマトスープは季節柄ガスパチョのような冷製かと思いきや熱々なスープでありまして…
ちょっと期待外れではありますが、爽やかなトマトの酸味とオニオンの甘みにおいしさを感じることができるものでありました

そしてピラフ
全体的に緑色っぽく感じるのは高菜の漬け汁を使って炊き込まれているからでありましょうか?
トッピングされたきゅうりの下にマヨネーズが乗せられていたことから全体を合わせるように少し混ぜながらいただいてみますと、高菜のシャキッとした食感を楽しめることができるだけでなく、マヨネーズのコクときゅうりの爽やかさの対比を楽しむことができるものでありました



【GRAND CAFE】
福岡県福岡市中央区大名2-6-60 西鉄グランドホテル1F
092-753-7265



『ランチバイキングホール フローラ』 国産牛ロースステーキやうなぎのせいろ蒸しなどをいただける特別ホリデーランチバイキング

2020-08-23 22:43:39 | 九州・沖縄
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コロナ禍にあって休業していたランチバイキングが7月に再開され、通常は営業されていない土日祝日に、厳選握り寿司5貫や国産牛ロースステーキがいただけるだけでなく、うなぎのせいろ蒸しや揚げたての天ぷらまでもが食べ放題でいただくことができる〝特別ホリデーランチバイキング〟が開催されているとのことでありまして…



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ホテルマリターレ創世の西館にあるバンケットホールに100席近いテーブルが置かれたビュッフェレストランでありまして…
時節柄、マスク着用と手指の消毒はもちろんのこと、検温をしていただいたあとホールへと案内され「テーブルではマスクを外していただいても構いませんが、お料理を取りに行かれる際にはマスクと手袋の着用をお願いします」との説明を受けます


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揚げたての天ぷらが食べ放題ということで楽しみにしていたのですが、コロナ対策の一環なのか揚げ手の方は全くの無言でありましたし、いただいた天ぷらは保水加工された海老1尾に獅子唐や茄子、ゴーヤが盛られるだけの貧相なものでありまして…
用意された種もこれだけであるとのことですし、衣はガリガリなものであったために2回目をお願いすることはありませんでした

うなぎ料理といえば"うな重"や"うな丼"が一般的ではあるのでしょうが、柳川市を中心に筑後地方の郷土料理ともいえる"せいろ蒸し"がいただけると期待していたのですが…
オープンしてさほど時間が経っていないにもかかわらず、ご飯がお餅のようになるまで蒸されていたことが残念でなりません


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そして贅沢感あるローストビーフもちょっとパサつく感じがあって残念なものでありますし、厳選とあったにぎり寿司も…
しかし…
最も期待薄であると思っていた国産牛のロースステーキは、多少の筋やソースの濃さが気にはなるもののミディアムほどに焼かれたリブロースの柔らかさと脂身の甘みを感じることができるものと、良い意味で期待を裏切っていただくことができました



せっかく再開したばかりではありますが、第二派とも言われるコロナ過の影響か9月よりしばらく休館となるとのことで…
早く“日常”が戻って欲しいものであります



【ランチバイキングホール フローラ】
福岡県久留米市東櫛原町900 ホテルマリターレ創世内
0942-35-0043



『ひすい亭』 酸味と辛みのバランスが良い酸辣湯麺を看板料理とする珍しいお店

2020-08-22 22:39:40 | 九州・沖縄
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久留米市郊外においしい酸辣湯麺を提供するお店があると聞き…
開店時間をめがけて出かけたのですが、10分ほど遅れてお店に到着しますと既にお店の前にある5台分の駐車スペースは既に埋まっていましたので、2~3分歩いたところにある有料駐車場に車を駐めお邪魔させていただきます



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当然のようにテーブル4卓とカウンター6席ほどの小さなお店は満席でありまして…
開店直後に入ったであろうお客さまとの入れ替わりまで待たせていただくことにいたします
20分ほどで案内していただいたテーブル席はエアコンの風だけでなく、扇風機からの風を直に受ける場所とワタシにとっては特等席でありました


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お昼に提供されるお料理は、看板商品であろう「酸辣湯麺」のほか「坦々麺」や「麻婆麺」「海鮮湯麺」「パリパリ五目焼きそば」など11品の麺料理と「中華丼」「麻婆丼」「五目炒飯」と3種のご飯ものでありまして、セットでいただくことができる半チャーハンや唐揚げが用意されています

そんな中から選んだのは「酸辣湯麺」と「紅麻辣麺」
それぞれを半チャーハンとのセットでいただき、唐揚げを添え友人とシェアすることにいたします

先ずは酸辣湯麺
人参に筍、豆腐やハムなどたっぷりな具材や生姜汁を使ったスープは溶き卵の餡かけとなっていまして、お酢の酸味と辣油の辛み、そして生姜の香りと食欲が落ちる夏にピッタリなものでありまして…
汗を流しながらいただいた後のスッキリ感もおいしさですね


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そして紅麻辣麺
辣油の辛みと山椒の痺れにバランスが取れたスープはほど良く辛さを楽しめるものでありまして…
見た目の赤さほど強い辛みはありませんので、辛いものは好きだけど激辛はちょっとって方にもお勧めです


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ほとんどのお客さまが半チャーハンとのセットメニューを注文されていたにもかかわらず、提供されたチャーハンは作り置きなどをされたものではなく…
丁寧に少量ずつを炒めたに違いないほどにお米ひと粒一粒がパラパラなものでありまして、ほど良い塩味とともにおいしくいただけるものでありました



夜のメニューには回鍋肉やエビのチリソース、スブタにチンジャオロース、麻婆豆腐などいくつかの料理ものが用意されてはいますが、やはり中華麺をメインとするお店であるようですね



【ひすい亭】
福岡県久留米市国分町1444
0942-21-5019



『ひょうたん寿司』 福岡・天神を代表する人気寿司店でいただく贅沢なネタの数々に舌鼓を打ったお昼

2020-07-20 22:54:53 | 九州・沖縄
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福岡・天神で最も人気がある寿司屋さんでありまして…
一度はお邪魔しておきたいと思いながらも長い行列に断念していたのですが…
コロナ禍にあって、韓国からのお客さまがいないことや国内の観光客も少ない今が狙い目であろうとお邪魔してみることにいたします



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開店時間は11:30とのことですので、その30分前にお店へ伺ってみますと既に開店を待つお客さまが階段に列を作っていたのですが…
その数は10人ほどでありましたし、2~3Fと2フロアで営業されるお店であることから一巡目で案内していただけることが確実であろうと待たせていただくことにいたします(開店時間直前には50~60人の列になっていました)

こう言った状況ではひとり客をカウンターの端から順番に詰めて案内するお店が多いのですが、こちらではそんなことはせず、ほど良い感覚を空けながら案内していただけたことに好感が持てます(結果的には全ての席が埋まってしまうんですけどね)


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折角なので、一番人気だという「本日の特選ネタづくし」をいただいてきますと、大トロに生雲丹や牡丹海老、さらにはひと口サイズではありますが活鮑と贅沢なネタをいただくことができましたし、鯵やのど黒などの歯ごたえからネタの新鮮さも感じることができ…
なるほど並んででもいただきたいと思えるおいしさとコストパフォーマンスを感じることができました
添えられたあら汁には"鯛のあら"が使われるなどおいしさだけでなく贅沢感もあって十分に満足することができました


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生鯖をいただいてないことに気づき、上鉄火巻とともに追加させていただきお腹いっぱいであります



【ひょうたん寿司】
福岡県福岡市中央区天神2-10-20 新天閣ビル2~3F
092-722-0010




『Hamburg Shop Mr.George』 1981年創業 久留米市民に愛され続けるハンバーグ専門店

2020-07-19 22:36:06 | 九州・沖縄
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“お料理の提供時間が早いお店”をテーマにした番組には必ずのように露出する『ミスタージョージ』ってハンバーグ専門店でありまして…
コロナ禍にあってはソーシャルディスタンスを取るために客席数を減らして営業することが余儀なくされるため、分業の仕組みを再構築することで提供時間のブラッシュアップが成されたとのことであります



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しかし提供が早いだけのお店ではなく、昭和56年の創業以来、多くのお客さまに支持される人気店でありまして、今では久留米や佐賀を中心に8店舗を構えているのだとか
となれば、一度はお邪魔しておきたいと創業店を訪ねることにいたします

日曜日でもありますし、近くには“ゆめタウン”などの商業施設だけでなく多くの飲食店が並ぶ国道210号線沿いであることから早めにお邪魔しようと向かっていたのですが…
途中で道に迷ったこともあり12:00ちょうどに到着してみますと、20人ほどでいっぱいになってしまうお店は既に満席とのことでありますし、先にお待ちになられているお客さまもひと組いらっしゃるとのこと
仕方なく呼び出しベルを預かり、お店の外で待つことにしたのですがなんと5分ほどで席をいただくことができました


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海老フライなどの揚げ物やステーキとのコンビネーションメニューもありましたが、噂の提供時間はいかほどなのかと最もシンプルな「ジョージハンバーグ」をいただくことにし…
選べるソースは、てりやき醤油ベースの“ヤキニク”、和風ニンニクベースの“スタミナ”などなど7種が用意されていましたので、一番人気とある和風玉ねぎベースの“サワヤカ”をお願いいたしますと…
注文を受けてくれたスタッフと入れ替わるように、別のスタッフがお料理を運んできて下さいまして、その時間は、な、な、なんと〝8秒〟だったのであります
でありながらもプライパン型の鉄皿はしっかり熱せられていますし、そこに乗せられるハンバーグも熱々でふっくらとしっとりと焼き上がった柔らかさと見事なものであります



【Hamburg Shop Mr.George】
福岡県久留米市東合川7-13-54
0942-44-0587



『Herbes de Provence』 ハーブのトンネルを抜けた先にある小さく可愛いレストラン

2020-07-18 22:30:31 | 九州・沖縄
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筑後川の堤防沿いに自家製ハーブや野菜を使ったハーブレストランがあるとのことで…
とは言え、この辺りは先日の大雨で水害が出た地域であることから被害にあっているかもと電話を入れてみますと通常通りに営業されているとのことでひと安心
早速、お邪魔させていただくことといたします



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店名の由来は、フランス・プロヴァンス地方で日常的に使われるフェンネル、バジル、タイム、ラベンダーと言ったハーブがブレンドされた“エルブ・ド・プロヴァンス”からなのだそうで…
入り口に向かうエントランスにはミントのほかたくさんのハーブが植えられているのですが、残念なことにその姿は鬱蒼とした感じで美しさを感じることはありませんね
しかしそんなハーブを使ったお料理がいただけることや、4~5組のお客さまでいっぱいになってしまう小さくかわいいお店が女性受けしているようであります


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おまかせコースやパスタセットなどが用意されていましたが、“ルッコラの生ハムサラダ” “ハーブバターパン” “本日のスープ” “パスタジェノベーゼ”に3種から選べるメイン料理をいただくことができる「おすましセット」をお願いいたします
サラダは酸味がおいしいドレッシングがかけられるだけでなく、フライガーリックの香りとカリッとした歯ざわりが楽しいものでありましたが、スープは野菜の旨みが感じられないばかりかブイヨンの旨みもなく…
温度も熱々でない残念なものでありました


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そしてパスタ
これもまた、バジルの香りが物足りないばかりか、パスタのアルデンテを感じることもなく…
残念としか言いようのないものでありました


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メイン料理として選んだのは“ポーク香草パン粉焼”
こちらは脂身に甘みを感じることが出来るポークロースでありますし、焼き加減もほど良く歯切れの良い食感を楽しむことが出来るものでありまして…
サクッとしたパン粉とそこにあるバジルの香りもあっておいしくいただくことができました


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ハーブにこだわるお店であることから、食事の後にはハーブティーをいただくことにしまして…
3種用意されるハーブティーですが、2種には苦手なレモングラスが入っていますし、ビタミンCいっぱい”とのことにも惹かれてハイビスカスとローズヒップの「ハーブティー」をお願いします
気持ちが良い酸味と甘み、鼻から抜ける香りを楽しむことができました



【Herbes de Provence】
福岡県久留米市北野町石崎240-12
0942-78-2667




『ラーメン海鳴』 骨粉香る泡立ちスープに塩味のエッジが効いた"かえし"と中毒性を感じる博多ラーメン

2020-06-23 22:35:47 | 九州・沖縄
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九州を発つ前にお昼を済ませようと『ラーメン鳴海』を訪ねることにいたします
こちらは2009年創業で、博多ラーメンの新鋭と称される人気店でありまして…
各種ラーメンコンテストでの受賞歴を持つだけでなくメディアへの露出も多く、いま注目すべき一軒であると言えるでしょう



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今現在福岡市内に5店舗ほどを構えていらっしゃるようで…
お邪魔したのは福岡空港内施設〝ラーメン滑走路〟の開業とともに出店した福岡空港店でありまして、入り口に置かれた博多華丸さんのパネルが迎えてくれますし、白と黒を基調とした明るい店内には清潔感が感じられます


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入口脇に置かれる券売機には“とんこつ”・“魚介とんこつ”・“ジェノバ”と並び、空港店限定として用意された“めんたいとんこつ”が…
東京にある博多ラーメンを提供するお店ではトッピングメニューとして“明太子”が用意されていることもあるのですが、本場福岡で提供される“めんたいとんこつ”とは如何なるものかとと気になりつつも、オーソドックスな「とんこつ」をいただくことにいたします

少し泡立ちがあるスープは骨粉が香りと旨みをば感じる濃いめなものでありまして…
塩味にエッジが効いた“かえし”が合わせられていることでのインパクトは中毒性がありそうですね
麺は博多ラーメンらしくストレートな細麺でありまして、加水低めな麺の歯ざわりと小麦の風味を楽しむことができます
トッピングには博多ラーメンでは珍しい白ネギが使われていまして、そのシャキッとした歯触りや辛みも良いアクセントとなっていて良い感じでありました



【ラーメン海鳴】
福岡県福岡市博多区大字下臼井782-1 福岡空港国内線ターミナルビル3F
092-612-1102