2014/02/07 (金曜日) 晴
工作中の単動式V型4気筒スチームエンジンの部品も大分出来上がってきた。
残すはシリンダーとピストン、リンク機構ぐらいだ。
今日はシリンダーを作った。
シリンダーは外形15mm、内径13mmの真鍮パイプで作る。
肉厚が1mmしかなくてちょっと柔だ。
カナノコで切断するのにも慎重に取り扱わないとすぐ歪んでしまう。
試験的に作った2気筒エンジンでは具合よく動作してくれたから大丈夫だろう。
↓ パイプをシリンダーの長さに切断。
肉厚が1mmしかないからちょっと無理な力をかけると歪んでしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b0/27274aaecb38a6870a37a078c44a82b6.jpg?random=db4a2613af237522ff108a46886afe4b)
↓ シリンダーの仕様はボアー13mm ストローク15mm。 それに合わせて33mmの長さにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/24/0db7688a6f25a72837c2a0de805dff65.jpg?random=80c5c305a4332f2c215a1c186697740d)
↓ シリンダーをエンジンボディに垂直に立てるのには切り口が直角であることが必要だ。(下死点側)
定盤(の代わり)にサンドペーパーを敷いて平らに削る。 四方をスコヤーに当てて確認する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/3d/4ee4a31d1e3f1b5ba48eb122c6b20537.jpg?random=9717975650b75dbe1cf1840dd5a957e4)
↓ 旋盤やフライス盤があればわけなくできる作業も、手作業ではとても大変だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/5f/5cbc739e3a77caba29c1efdf1daf1b58.jpg?random=32fc09e2d0e7ffbb97752a9fd5abe5ec)
↓ 四方のマークを目印にスコヤーを当てて隙間がないように整形していく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d8/1720653b357c49b9dd2d3947950741b8.jpg?random=71b8fd9ad09db3cf94f89a4ed51b6d17)
↓ 整形が終わったシリンダー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f1/39cdb8ef9dc27e59932b97dc2a7bcf1c.jpg?random=7229a3018e64e5012ad464116aed609c)
↓ シリンダーの下部に取り付けるフランジ。 厚さ1.5mmの真鍮板。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/76/a178b2f9f453d983208ee2f6888fe4b8.jpg?random=4df4c4acac674461504dce221994579c)
↓ シリンダーを嵌める穴をくりぬく。 これも手作りだから大変。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/9e/b5212c4426c321623bec3c47918f9b18.jpg?random=903cd1df5c4ad561964049ac5f50a5cd)
↓ ボール盤で開けた穴を糸鋸で切り落とす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/05/04333353ceab0fd30d124ce57fe73e41.jpg?random=550e116c2c709c8f3f57f22025159513)
↓ その穴をヤスリでゴリゴリと削って整形する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/19/cab3d99cb55094e4c479b2b90c722d0b.jpg?random=409df733400ace68c2dd320318e12c0f)
↓ 整形したフランジをシリンダーに嵌めたところ。 これをロウ付けで固定する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3d/8f450d76b54b091750c6c0b5d1b9aa6f.jpg?random=bbca71bc999117aac5f646835e02699f)
↓ ロウ付け。 何度やってもロウ付けは緊張してしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c9/8f80793541a0b4daf15163c974d384be.jpg?random=ab8d93833fbae1fdcd98d785edfde7b8)
ロウ付けの様子を動画でごらんください。
↓ まだ蓋がないシリンダー。 ピストンとの摺り合せが済んだら蓋をする。(ハンダ付け)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/70/3a7892c25729e799320f577ec6953227.jpg?random=c3ffda587d677e41572a4f9f4654f7b6)
さぁ、これで一つ大事が終わった。
次はピストン工作だ。
その後の摺り合せが大変だけどやるっきゃない・・・ガンバローっと
工作中の単動式V型4気筒スチームエンジンの部品も大分出来上がってきた。
残すはシリンダーとピストン、リンク機構ぐらいだ。
今日はシリンダーを作った。
シリンダーは外形15mm、内径13mmの真鍮パイプで作る。
肉厚が1mmしかなくてちょっと柔だ。
カナノコで切断するのにも慎重に取り扱わないとすぐ歪んでしまう。
試験的に作った2気筒エンジンでは具合よく動作してくれたから大丈夫だろう。
↓ パイプをシリンダーの長さに切断。
肉厚が1mmしかないからちょっと無理な力をかけると歪んでしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b0/27274aaecb38a6870a37a078c44a82b6.jpg?random=db4a2613af237522ff108a46886afe4b)
↓ シリンダーの仕様はボアー13mm ストローク15mm。 それに合わせて33mmの長さにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/24/0db7688a6f25a72837c2a0de805dff65.jpg?random=80c5c305a4332f2c215a1c186697740d)
↓ シリンダーをエンジンボディに垂直に立てるのには切り口が直角であることが必要だ。(下死点側)
定盤(の代わり)にサンドペーパーを敷いて平らに削る。 四方をスコヤーに当てて確認する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/3d/4ee4a31d1e3f1b5ba48eb122c6b20537.jpg?random=9717975650b75dbe1cf1840dd5a957e4)
↓ 旋盤やフライス盤があればわけなくできる作業も、手作業ではとても大変だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/5f/5cbc739e3a77caba29c1efdf1daf1b58.jpg?random=32fc09e2d0e7ffbb97752a9fd5abe5ec)
↓ 四方のマークを目印にスコヤーを当てて隙間がないように整形していく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d8/1720653b357c49b9dd2d3947950741b8.jpg?random=71b8fd9ad09db3cf94f89a4ed51b6d17)
↓ 整形が終わったシリンダー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f1/39cdb8ef9dc27e59932b97dc2a7bcf1c.jpg?random=7229a3018e64e5012ad464116aed609c)
↓ シリンダーの下部に取り付けるフランジ。 厚さ1.5mmの真鍮板。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/76/a178b2f9f453d983208ee2f6888fe4b8.jpg?random=4df4c4acac674461504dce221994579c)
↓ シリンダーを嵌める穴をくりぬく。 これも手作りだから大変。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/9e/b5212c4426c321623bec3c47918f9b18.jpg?random=903cd1df5c4ad561964049ac5f50a5cd)
↓ ボール盤で開けた穴を糸鋸で切り落とす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/05/04333353ceab0fd30d124ce57fe73e41.jpg?random=550e116c2c709c8f3f57f22025159513)
↓ その穴をヤスリでゴリゴリと削って整形する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/19/cab3d99cb55094e4c479b2b90c722d0b.jpg?random=409df733400ace68c2dd320318e12c0f)
↓ 整形したフランジをシリンダーに嵌めたところ。 これをロウ付けで固定する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/3d/8f450d76b54b091750c6c0b5d1b9aa6f.jpg?random=bbca71bc999117aac5f646835e02699f)
↓ ロウ付け。 何度やってもロウ付けは緊張してしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c9/8f80793541a0b4daf15163c974d384be.jpg?random=ab8d93833fbae1fdcd98d785edfde7b8)
ロウ付けの様子を動画でごらんください。
↓ まだ蓋がないシリンダー。 ピストンとの摺り合せが済んだら蓋をする。(ハンダ付け)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/70/3a7892c25729e799320f577ec6953227.jpg?random=c3ffda587d677e41572a4f9f4654f7b6)
さぁ、これで一つ大事が終わった。
次はピストン工作だ。
その後の摺り合せが大変だけどやるっきゃない・・・ガンバローっと
今日は大雪で寒いですね。 もちろん、工作はお休みです。(笑い)
団塊工房さんのスコッチヨークエンジンもボア13mm、ストローク15mmですか。
今工作中の単動V4と同じですね。 お互い完成が楽しみですね。
スコッチヨークの動きを見るのが楽しみです。
素材の購入にはどこかいいお店をご存知ですか?
品揃えが豊富で価格が安いところ・・・私は・・・ハンズか秋葉原しか知りません。
ボアー 13mm ストローク 22mm の複動式首振りです。1台でも良かったのですが後でV型か直列かに改造するため2台作りました。性能試験のためにコンプレッサーを使って並列と直列接続をして回してみました。(動画アップしましたのでご覧下さい)
大型エンジンはトルクが太そうです。
明日天気が回復したら蒸気運転をしてみます。
実習生さんお願いです。もう少し大型を試してみたいので15mmパイプを100mmお譲りいただけませんか? (秋葉原では1mものしか無かったので見送ってしまったのです)
動画拝見しました。 きれいに出来上がりましたね。
私は首振りを作ったことがありません。 これでパワーがどのくらい出るのか知りたいです。
JANJANJANさんは、発電機でパワーを測定した先輩ですから是非、発電パワーを
測定して教えてください。 楽しみにしています。
ご要望のパイプは外形15mmですか? これは内径13mmですから、
お作りになったエンジンと同じですが・・・
内径15mmのパイプはアルミになりますが、こちらですか?
探して見ますが、シリンダーにするには真鍮で肉厚1mm以上となるでしょう。
そうすると手持ちは20φ、内径18φだと思います。 残量がどのくらいあるかわかりませんが
明日調べてみます。
先ほどのエンジンを2台背中合わせにして90度の位相差をつけてジョイントでつなぎ回してみました。⇒自己起動します。
ところで、さっき表に出てみましたが積雪が凄いですね。
これでは明日も工作は無理でしょう。残念。
案の定問題続発です。
①クランクシャフト3mmでは細すぎてクランク板の取り付け部が曲がってしまった。
②シリンダーの首振り回転軸3mmでは細すぎて外れてしまった。
③蒸気大喰らいで時々レギュレータを絞らないと圧力がキープできない。(連続では0.3気圧がやっと)
①②は大型シリンダーのパワーを甘く見ていた。。。⇒シャフトは最低4mmは必要。
③予想通りだが大型エンジンには大型ボイラーが必要。
しかし、正常運転時のパワー(トルク)はかなり出ているようです。
3φでは柔なんでしょうね。(私のはほとんど3φですが)
特に片持ちでは曲がってしまうでしょう。
私は片持ちは極力避けています。(クランク軸は3点支持で中央でも支えます。)
コンロッドやエキセンの間接(接続点)でもU型にしてピンを両側で支えるようにしています。
両側で支えれば細くても何とか持ちます。
大型エンジンになればボイラーもそれなりに大型になります。
無から有は生じない・・・私はずーっとそれで追われてました。(笑い)