2014/02/09 (日曜日) 晴
大雪が降った朝、あたり一面銀世界だった。
雪で遊ぶのが大好きだから一向に困らないが、道路の雪掻きだけは大変だった。
半日がかりで汗びっしょり・・・くたびれて工作をする気も起きない。
こんなときは机の上の棚に飾ってあるスターリングエンジンでも回して遊ぶかぁ・・・
↓ 「エンジン」という名前が付いたものを初めて工作した記念碑的なもの。
当初は注射器のシリンダーとピストンで強大な炎で加熱しても、のったり、のったり、やっと回転する
というようなエンジンだった。 その後改良を重ねてこのスタイルになった。
↓ 注射器シリンダーは18φアルミパイプ(内径15mm)に変えた。
↓ 注射器ピストンも15φアルミ丸棒を切り取ってそれに変えた。
↓ アルミ材料は加工はしやすいがハンダ付けが出来ないのが欠点だ。
↓ 気密のする部分は真鍮材料でタガ(箍)を作ってそれにハンダ付けをして取り付けて密封するようにした。
何でアルミなんて使ったのか? ですかぁ・・・
まだ工作を始めたばかりで材料を買う場所もわからず、唯一のお店は○○ハンズ。
そこでシリンダーとピストンになりそうな材料をさがしたのだが、やっと見つけたのが
この18φアルミパイプと15φアルミ丸棒の組み合わせだった。
アルミパイプは内径が15mmで15φ丸棒とはぴったり嵌る。
アルミはハンダ付けが出来ない(出来ても相当難しいらしい)けど、何とか工夫すればいい。
というわけでアルミを使ったのです。
↓ ディスプレイサーもいろいろ工夫をした。
スターリングエンジンは弱い力しか出ないのでうまく回転させるためには各部の
摩擦を極力減らさなくてはならない。
一番の問題はディスプレイサーだった。
20cm近くの長さがある試験管の中にスチールウールを丸めたピストンを
試験管の内面に触れないようにして左右に動かさなくてはならない。
当初はこのピストンを支えるのにゴム栓を使っていたが、調整がしにくく、
また最良点に調整しても短時間でまた管壁に触れるようになってしまい、回転不良に
なってしまうのだった。
そこでこの問題を解決するためにピストン支え部分を改良した。
↓ 試験管の口にタガ(箍)を嵌めてそれに爪をつけてネジで固定するようにした。
これを試すために試験管を何本も割ってしまった。(ガラスはちょっと無理な力をかけると
すぐ割れてしまう。)
↓ この4本のネジを調節してピストンが試験管に全く並行に動くようにする。 微妙な調整が必要だ。
↓ 支えの真鍮板と試験管の口との間は厚めのクロロプレンゴムで密閉してある。
試験管とピストンの平行調整はこのゴムのタワミ(撓み)で行っている。
長い間には調整が狂うと思われるのでベストな方法ではないのだが・・・・・・
次回の工作の時にはもう少しましな方法を考えよう。
ま、何はともあれ今のところはエンジンは快調に回ってくれている。
改良型スターリングエンジンの回りっぷりを動画でご覧ください。
(ちなみに最初に作った当時の回りっぷりは前ページにアップしてあります)
子供は何でも動くものに興味を持ちます。
そして若者もしかり・・・・・
段々と歳を取るごとに静かなもの、動かないものに興味が移り
盆栽とか骨董なんかに惹かれるのだとか
やがてじーっと動かない石を一日中眺めて、ついには石の下に眠る・・・
おぉ、それじゃ動くものに興味津々のオイらはまだ若者の部類なんだ。
工作好きの皆さん、よかったねぇ(笑い)
大雪が降った朝、あたり一面銀世界だった。
雪で遊ぶのが大好きだから一向に困らないが、道路の雪掻きだけは大変だった。
半日がかりで汗びっしょり・・・くたびれて工作をする気も起きない。
こんなときは机の上の棚に飾ってあるスターリングエンジンでも回して遊ぶかぁ・・・
↓ 「エンジン」という名前が付いたものを初めて工作した記念碑的なもの。
当初は注射器のシリンダーとピストンで強大な炎で加熱しても、のったり、のったり、やっと回転する
というようなエンジンだった。 その後改良を重ねてこのスタイルになった。
↓ 注射器シリンダーは18φアルミパイプ(内径15mm)に変えた。
↓ 注射器ピストンも15φアルミ丸棒を切り取ってそれに変えた。
↓ アルミ材料は加工はしやすいがハンダ付けが出来ないのが欠点だ。
↓ 気密のする部分は真鍮材料でタガ(箍)を作ってそれにハンダ付けをして取り付けて密封するようにした。
何でアルミなんて使ったのか? ですかぁ・・・
まだ工作を始めたばかりで材料を買う場所もわからず、唯一のお店は○○ハンズ。
そこでシリンダーとピストンになりそうな材料をさがしたのだが、やっと見つけたのが
この18φアルミパイプと15φアルミ丸棒の組み合わせだった。
アルミパイプは内径が15mmで15φ丸棒とはぴったり嵌る。
アルミはハンダ付けが出来ない(出来ても相当難しいらしい)けど、何とか工夫すればいい。
というわけでアルミを使ったのです。
↓ ディスプレイサーもいろいろ工夫をした。
スターリングエンジンは弱い力しか出ないのでうまく回転させるためには各部の
摩擦を極力減らさなくてはならない。
一番の問題はディスプレイサーだった。
20cm近くの長さがある試験管の中にスチールウールを丸めたピストンを
試験管の内面に触れないようにして左右に動かさなくてはならない。
当初はこのピストンを支えるのにゴム栓を使っていたが、調整がしにくく、
また最良点に調整しても短時間でまた管壁に触れるようになってしまい、回転不良に
なってしまうのだった。
そこでこの問題を解決するためにピストン支え部分を改良した。
↓ 試験管の口にタガ(箍)を嵌めてそれに爪をつけてネジで固定するようにした。
これを試すために試験管を何本も割ってしまった。(ガラスはちょっと無理な力をかけると
すぐ割れてしまう。)
↓ この4本のネジを調節してピストンが試験管に全く並行に動くようにする。 微妙な調整が必要だ。
↓ 支えの真鍮板と試験管の口との間は厚めのクロロプレンゴムで密閉してある。
試験管とピストンの平行調整はこのゴムのタワミ(撓み)で行っている。
長い間には調整が狂うと思われるのでベストな方法ではないのだが・・・・・・
次回の工作の時にはもう少しましな方法を考えよう。
ま、何はともあれ今のところはエンジンは快調に回ってくれている。
改良型スターリングエンジンの回りっぷりを動画でご覧ください。
(ちなみに最初に作った当時の回りっぷりは前ページにアップしてあります)
子供は何でも動くものに興味を持ちます。
そして若者もしかり・・・・・
段々と歳を取るごとに静かなもの、動かないものに興味が移り
盆栽とか骨董なんかに惹かれるのだとか
やがてじーっと動かない石を一日中眺めて、ついには石の下に眠る・・・
おぉ、それじゃ動くものに興味津々のオイらはまだ若者の部類なんだ。
工作好きの皆さん、よかったねぇ(笑い)
分解掃除と再組立をして、スチームで試運転したところ今度はうまく回りました。ついでに蒸気切り替えバルブも作って逆転試験もしました。
動画アップしたので再度ご覧下さい。
何しろ初めての「エンジン工作」でしたから苦労しました。
それからはあれやこれや工夫してやっとスムーズに回るようになりました。
注射器ピストンは難しかったです。
初運転は9月、スムーズ回転は11月ですから足掛け3ヶ月かかったことになります。
でもスターリングエンジンって不思議ですね。
空気ってあんなに素早く膨張したり、縮小したりするんですね。 びっくりです。
スムーズに回ってよかったですね。 材料、今日郵送しました。
実習生さんが小型化、私が大型化。どこかに最良点があるのでしょう???
気筒のサイズはボイラーの性能を考慮すると3CCから5CCあたりが妥協点???
メーカー製でもこのあたりが多いようです。