2021/09/12(日曜日) 曇り
もうずいぶん前のこと、模型の蒸気船に搭載するエンジンを工作していた頃、
工作友人がブログにご自分が所有しているスチームエンジンの紹介記事を
アップした。
そのエンジンはメーカー製でとてもスマートな形をしていた。
弁装置は水平(クランク軸と並行)に装着されていてリンク機構によって駆動
されているとのことだった。
オイらが作るエンジンの弁装置はクランク軸に対して鉛直に取り付けられていて
けっこう出っ張っていて格好が悪い。
エンジンのサイズも大きめになってしまう。
この工作友人のエンジンを(ブログで見て)すぐ真似をしてみることにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/7b/ba74eb82d42a5539020312b4e41a4229.jpg)
その結果出来上がったのがこの水平2気筒単動式スチームエンジンです。
ボアー13mm、ストローク20mm、単動式2気筒だ。
シリンダーは15φ(内径14φ)真鍮パイプと14φ(内径13φ)の重ね合わせ。
ピストンは13φから10φの真鍮パイプを重ね合わせたバームクーヘン方式。
単動式は裾は解放だから工作はしやすかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/a5/97032909bf341d4346eaa8fb97273268.jpg)
クランク軸はクランクアーム、クランクピンをロウ付けで固定して、
コンロッドは後で取り付ける方式(クランクピンを挟み込むように
大端部が分割されている)にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/d7/0d510285649a4c6db793179613f8addd.jpg)
バルブを駆動するリンク機構はこんなもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/78/7c3aaeed9d210ff673a79ca3388beb7d.jpg)
このエンジンはもう何号なのかわからない。
だけど水平型2気筒単動式はこれ一台しか作らなかった。
今日、久しぶりに回してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/e7/529e6c7d9a5b50bfbbbc9c11f7bc1b81.jpg)
ボイラーは先日修理した卓上CBガスコンロ型ボイラーを使った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9c/a1e4af91a7a945fadee2921f0c02fadd.jpg)
このエンジンは2気筒だけど単動式だから複動式の1気筒(単気筒)エンジンと同じだ。
だから自己起動はできない。 その代わり蒸気の消費量は少ない(はずです)。
回転し始める圧力はちょっと高め。 手ではずみ車を回すと回転し始める。
消費蒸気量が少ない(漏れも少ない)ので圧力はどんどん上昇する。
あまり勢いよく回るのでちょっと怖い。
回転数は35回転/sec(2100rpm)をオーバーした。
圧力もすぐ1気圧になってしまいそう。
急いでバーナーを消した。
そんな動作状況を動画でご覧ください。
このエンジンを元にしてV型4気筒(単動式)を工作した。
ボイラーも改造してパワーアップ。
そのセットを蒸気船に搭載してやっと何とか普通に(速い、なんて言えたものではない)
走るようになった。
次はそのV4エンジンの初期型を動かしてみます。(後期型は蒸気船に搭載してある)
乞うご期待・・・なぁんちゃって(笑い)
もうずいぶん前のこと、模型の蒸気船に搭載するエンジンを工作していた頃、
工作友人がブログにご自分が所有しているスチームエンジンの紹介記事を
アップした。
そのエンジンはメーカー製でとてもスマートな形をしていた。
弁装置は水平(クランク軸と並行)に装着されていてリンク機構によって駆動
されているとのことだった。
オイらが作るエンジンの弁装置はクランク軸に対して鉛直に取り付けられていて
けっこう出っ張っていて格好が悪い。
エンジンのサイズも大きめになってしまう。
この工作友人のエンジンを(ブログで見て)すぐ真似をしてみることにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/7b/ba74eb82d42a5539020312b4e41a4229.jpg)
その結果出来上がったのがこの水平2気筒単動式スチームエンジンです。
ボアー13mm、ストローク20mm、単動式2気筒だ。
シリンダーは15φ(内径14φ)真鍮パイプと14φ(内径13φ)の重ね合わせ。
ピストンは13φから10φの真鍮パイプを重ね合わせたバームクーヘン方式。
単動式は裾は解放だから工作はしやすかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/a5/97032909bf341d4346eaa8fb97273268.jpg)
クランク軸はクランクアーム、クランクピンをロウ付けで固定して、
コンロッドは後で取り付ける方式(クランクピンを挟み込むように
大端部が分割されている)にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/d7/0d510285649a4c6db793179613f8addd.jpg)
バルブを駆動するリンク機構はこんなもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/78/7c3aaeed9d210ff673a79ca3388beb7d.jpg)
このエンジンはもう何号なのかわからない。
だけど水平型2気筒単動式はこれ一台しか作らなかった。
今日、久しぶりに回してみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/e7/529e6c7d9a5b50bfbbbc9c11f7bc1b81.jpg)
ボイラーは先日修理した卓上CBガスコンロ型ボイラーを使った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/9c/a1e4af91a7a945fadee2921f0c02fadd.jpg)
このエンジンは2気筒だけど単動式だから複動式の1気筒(単気筒)エンジンと同じだ。
だから自己起動はできない。 その代わり蒸気の消費量は少ない(はずです)。
回転し始める圧力はちょっと高め。 手ではずみ車を回すと回転し始める。
消費蒸気量が少ない(漏れも少ない)ので圧力はどんどん上昇する。
あまり勢いよく回るのでちょっと怖い。
回転数は35回転/sec(2100rpm)をオーバーした。
圧力もすぐ1気圧になってしまいそう。
急いでバーナーを消した。
そんな動作状況を動画でご覧ください。
このエンジンを元にしてV型4気筒(単動式)を工作した。
ボイラーも改造してパワーアップ。
そのセットを蒸気船に搭載してやっと何とか普通に(速い、なんて言えたものではない)
走るようになった。
次はそのV4エンジンの初期型を動かしてみます。(後期型は蒸気船に搭載してある)
乞うご期待・・・なぁんちゃって(笑い)
こちらのPC問題はついに解決できず、PCを新調しました。
マイクロソフトアカウントとかPINだとかややこしいことばっかりで苦労しましたが、やっとセットアップできました。あと一つ問題が残っていまして自分のYOUTUBEチャンネルにログイン出来ないのですが、これは新しいアカウントで対応する予定です。
記事投稿は今少しお時間をください。
4気筒エンジン回転ショウ楽しみにしています。
かっこいいですね!。
この、水平2気筒単動式エンジンは何年も放っておいたのですが良く回ってくれました。
でも軸受け(合成樹脂のオイルレス)が摩耗してガタが大きくて振動が激しくて
高速で回るとちょっと怖かったです。(いつ分解するかわからない)
このリンクでバルブを駆動する方式はJANJANJANさんが紹介してくださった
メーカー製エンジンの真似物ですが私にとっては「画期的」なテクニックでした。
これを知らなかったら「角(つの)が生えたようなバルブ装置」で工作してたでしょうね。
今、思うといろいろなことを教えてもらいましたね。
GPS走行記録計も・・・あれでボートの速度を測る何て思いもしなかったですよ。
パソコンを新調されましたか! 新しいのは高性能だから良いでしょう。
また高周波の実験も始めたい・・・よろしくお願いします。
カムで上下に動作する方向をリンクで左右の動きに変換する・・・
うまいことを考える人がいるんですねぇ。
私は真似することしか出きませんが、このおかげで小型のV型4気筒エンジンを
作ることができました。
今度登場するV型4気筒エンジンが私が工作した最後のエンジンです。
どうぞご覧くださいますようによろしくお願いいたします。
ブログ拝見しましたよ。
ストレート方式のラジオでもよく聞こえますね。
私はDSPラジオのことを勉強したいです。
DSPラジオってどんな仕組みか教えてください。
お願いします。
ICラジオをブログにアップしたとのこと、私のパソコンがダウンしてしまい、昔のデータが喪失してしまいました。拝見したいのでブログのアドレスを教えてください。お願いいたします。
なお、貴兄のHPから一部の図面を無断で引用しています。お許しください。
https://ameblo.jp/janjanjan68/