2021/08/25(水曜日) 曇り
スチームエンジン1号がうまくいったのでその面白さに惹かれて
次は蒸気機関車の工作に入った。
2011年の春から秋にかけて明けても暮れても蒸気機関車の工作に熱中した。
とはいうものの工作機械といえるものは安物の卓上ボール盤だけ・・・
材料をカナノコで切り取り、ヤスリで削って整形、ボール盤で穴を開けて
組み立てる・・・・ こんな感じですべて手作りだった。
ピストンだって、はずみ車だって、車輪だって何でも手作りした。
こんな状況だから性能が良いものはできない。
シリンダーとピストンだって隙間が大きくてスカスカで力がでない。
こんなものをいくつも作っては壊してまた作る、を繰り返した。
そして何とか蒸気機関車は完成(2011年10月)したが、そんな状況の中で
使用しなかった(使用できなかった)シリンダ・ピストンが残っていたので
それを使って工作したのがスチームエンジン2号だった。
(以上前置き。 相変わらず前置きが長い)
蒸気機関車用のシリンダ・ピストンを使ったからこんな縦型のエンジンになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/71/54444239b2f50f2c9f412dcaa153758f.jpg)
シリンダ・ピストンはボアー17mm、ストロークは30mmの大型だ。
バルブ装置はピストンバルブでエキセントリックカムで駆動した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/91/5015fe5d212279716e3bc8f2fe9e85af.jpg)
クランクシャフトはクランクアームをネジで固定してそれを直列に連結するという方式だ。
クランクピンもコンロッド大端部を嵌めてからクランクアームにネジで固定した。
今考えればよくこんなことをしたもんだと思う。(笑い)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/ff/c0a3816c7676b011818dda9fd4ce4cd9.jpg)
クランクシャフトは両端の軸受けで支えるのみ。 中間部での支持はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/39/c16722fdd84a9920f381119e17748033.jpg)
ピストンバルブはエキセントリックで駆動した。 偏心輪を工作するのは大変だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/b7/c788ef532b5a5ea5cf4594c2a1e987a9.jpg)
一応給油器も取り付けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/cb/7c7421e889df42e929adafb00a2e3029.jpg)
苦心しながら何とかでき上がったスチームエンジン2号。
完成は2011年12月の末だった。
もう10年も前のことだ。
今、そのエンジンを物置から取り出して回してみた。
ボイラーは真鍮板カマボコ型炙釜を携帯用ガスコンロを組み合わせたもの。
ガスに点火してから2分ほどで圧力は上昇し、エンジンは案外調子よく回った。
最高回転(11回転/secあまり)のところでクランク軸を軍手をした指で
強く摘まんで止めようとしたが、回転数は落ちるが力は強くて回転を続けた。
やっぱり複動式2気筒エンジンはは粘り強い回転をする。
(回転数が落ちると蒸気消費量が減り、釜の蒸気圧が上がって回転力が
強くなる。 複動2気筒は自己起動するから低回転でも回転し続ける。
単気筒や自己起動不可能なエンジンでは停止してしまうだろう。)
そんな実験の様子を動画でごらんください。
これならもっと強力なボイラーで回しても大丈夫だろう。
次は最強のボイラー(卓上カセットボンベコンロを改造したボイラー)で
回してみよう。 果たして何回転で回るだろうか・・・
スチームエンジン1号がうまくいったのでその面白さに惹かれて
次は蒸気機関車の工作に入った。
2011年の春から秋にかけて明けても暮れても蒸気機関車の工作に熱中した。
とはいうものの工作機械といえるものは安物の卓上ボール盤だけ・・・
材料をカナノコで切り取り、ヤスリで削って整形、ボール盤で穴を開けて
組み立てる・・・・ こんな感じですべて手作りだった。
ピストンだって、はずみ車だって、車輪だって何でも手作りした。
こんな状況だから性能が良いものはできない。
シリンダーとピストンだって隙間が大きくてスカスカで力がでない。
こんなものをいくつも作っては壊してまた作る、を繰り返した。
そして何とか蒸気機関車は完成(2011年10月)したが、そんな状況の中で
使用しなかった(使用できなかった)シリンダ・ピストンが残っていたので
それを使って工作したのがスチームエンジン2号だった。
(以上前置き。 相変わらず前置きが長い)
蒸気機関車用のシリンダ・ピストンを使ったからこんな縦型のエンジンになった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/71/54444239b2f50f2c9f412dcaa153758f.jpg)
シリンダ・ピストンはボアー17mm、ストロークは30mmの大型だ。
バルブ装置はピストンバルブでエキセントリックカムで駆動した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/91/5015fe5d212279716e3bc8f2fe9e85af.jpg)
クランクシャフトはクランクアームをネジで固定してそれを直列に連結するという方式だ。
クランクピンもコンロッド大端部を嵌めてからクランクアームにネジで固定した。
今考えればよくこんなことをしたもんだと思う。(笑い)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/ff/c0a3816c7676b011818dda9fd4ce4cd9.jpg)
クランクシャフトは両端の軸受けで支えるのみ。 中間部での支持はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/39/c16722fdd84a9920f381119e17748033.jpg)
ピストンバルブはエキセントリックで駆動した。 偏心輪を工作するのは大変だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/b7/c788ef532b5a5ea5cf4594c2a1e987a9.jpg)
一応給油器も取り付けた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/cb/7c7421e889df42e929adafb00a2e3029.jpg)
苦心しながら何とかでき上がったスチームエンジン2号。
完成は2011年12月の末だった。
もう10年も前のことだ。
今、そのエンジンを物置から取り出して回してみた。
ボイラーは真鍮板カマボコ型炙釜を携帯用ガスコンロを組み合わせたもの。
ガスに点火してから2分ほどで圧力は上昇し、エンジンは案外調子よく回った。
最高回転(11回転/secあまり)のところでクランク軸を軍手をした指で
強く摘まんで止めようとしたが、回転数は落ちるが力は強くて回転を続けた。
やっぱり複動式2気筒エンジンはは粘り強い回転をする。
(回転数が落ちると蒸気消費量が減り、釜の蒸気圧が上がって回転力が
強くなる。 複動2気筒は自己起動するから低回転でも回転し続ける。
単気筒や自己起動不可能なエンジンでは停止してしまうだろう。)
そんな実験の様子を動画でごらんください。
これならもっと強力なボイラーで回しても大丈夫だろう。
次は最強のボイラー(卓上カセットボンベコンロを改造したボイラー)で
回してみよう。 果たして何回転で回るだろうか・・・
今日も暑そうですね!
昔作ったエンジンをただ回すだけ・・・
でもあの頃はこんなものを作ったんだ、と思い出しながら楽しんでいます。
いつも応援をありがとっ!!!
見ているだけでも楽しいものです。歳のせい
で、ボイラを焚いて動かすのが億劫ですが、
小型のスプレー用のポンプを検討したら如何
でしょう。
今日も暑いですねぇ!
10年前はこんなことに明け暮れしてたんですね。
(ちょっと若かった(笑い))
初期の頃は何でも手作業、よくこんなものを作ったと思ってます。
小型スプレーは植木の消毒用のタンクが7リットルのものを持ってますので
いつか実験してみます。
本当は電動のコンプレッサーが良いですよね。