
百日紅・さるすべり
百日紅の木は表面がとても滑らかで猿でも滑り落ちるという例えから「さるすべり」
また咲きだしてからの花期が長い事からその名「百日紅」が付けられました
百日紅一樹が炎ゆるたよりかな 沢木欣一
藁草履買ふ山麓の百日紅 栗田やすし
島のバス曲がりて散らす百日紅 小原米子
日の沈む港の倉庫百日紅 桑原 良
百日紅雨に明るし石光寺 長江克江
百日紅のみに風ある真昼かな 梅田 葵
女来と帯纏き出づる百日紅 石田波郷
百日紅園児ねむりの刻来る 飯田龍太
身を澱と思ふ日の白さるすべり 岡本 眸
百日紅まなじりに火の育つ日々 福永耕二
黎明のにはかに白きさるすべり 鷹羽狩行
暁の夢たゆたうて白さるすべり 林 翔
サイトから一部資料・写真お借りしています
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