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3月 26日

2014-03-26 01:20:14 | Weblog
              ( 桜 )


へそ小さき風神雷神桜舞ふ               栗田やすし


乱世にあらずや桜白過ぎる               沢木欣一


桜咲きらんまんとしてさびしかる             細見綾子


いちにちのはじまる冷えの初桜              岡本眸


大仏殿いでて桜にあたたまる               西東三鬼


一切を桜のせゐにしてしまふ               夏井いつき


甲斐駒を風雲の抜く桜咲く                石原八束


桜咲く駅に喪の人婚の人                 林 照江


貨車の牛ゆつくりと過ぐ遠桜               上田京子


嬰の匂ひある家桜咲きにけり               能村登四郎


石棺は湯舟のふかさ夕桜                 鍵和田釉子


寺町に寺の託児所桜咲く                 宇佐美こころ










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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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桜咲く (雪絵)
2014-03-26 08:14:51
こころさんおはようございます。

お写真の花は、桜茶になるような淡い花びらで綺麗ですね!
桜に大仏。。自愛に満ちたお顔がいいですね~。

どのお句も素敵なものばかりで、とても参考になります。

寺町に寺の託児所桜咲く 宇佐美こころ

寺町ならではの風景で、可愛い子供たちの声も聞こえてくるようですね。
返信する
桜咲く (こころ)
2014-03-27 01:22:39
雪絵さん、ありがとうございます
自分の句を載せることはあまり好みでは無いのですが
思い出の句でもあり致しました
栗田先生の句は柴又帝釈天での句で
東京吟行会で、私の句はその先生の句の
形を下書きにしました それは
先生の句のリズムの佳さで、それが季語をますます
後押ししているところです
私は日ごろから先生の句は大いに真似るべきだと
友人、仲間に言ってるんですよ
返信する
桜さく (晴夫)
2014-03-27 10:18:22
こころさん、
吟行にはご一緒しましたね。谷中の路地のお寺でしたか。こころさん、先生のお句ともリズムがイイですね。私も類句にならないよう注意しながらよい句の形を真似るようにしています。
返信する
桜咲く (こころ)
2014-03-28 00:21:09
晴夫さん、こんばんは☆
そうでしたね。
詩は違っていても形は大いに真似すべきだと
思っています
出来れば漠然とでは無く、ここを、ここの良さを
真似たいと思う鑑賞を日頃からしておくと
良いでしょうね

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