連翹・いたちぐさ
成熟した果実を蒸して乾燥させて、解熱剤、消炎剤、利尿剤、排膿剤として利用される。
奈良時代に書かれた「和名抄(わみょうしょう)によると「イタチグサ」の名前で生薬とし売られていた。
(と言うことです。ネットの知識です)
連翹や焼杭を打つ宇治の院 沢木欣一
連翹が色めきわたり明日を待つ 細見綾子
連翹や一日富士の裾かすむ 栗田やすし
連翹を四囲に咲かせて検問所 中山ユキ
連翹や昼食匂ふ保育園 武藤光晴
図書館の窓連翹の花明かり 谷口千賀子
連翹や真間の里びと垣を結はず 水原秋櫻子
童画展連翹の黄がここに撥ね 福永耕二
連翹のどこか投げ槍なる黄色 櫂 未知子
吹き降りとなり連翹のいさぎよし 菖蒲あや
古佛見て連翹の晝憂かりけり 藤田湘子
連翹の奥や碁を打つ石の音 夏目漱石
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