9月 6日

2019-09-05 14:10:49 | Weblog
             綾子忌・細見綾子の忌




     鶏頭の影濃き日和綾子の忌           栗田やすし


     綾子忌や句碑の温みを手の内に         河原地英武


     棗もぐ空の青さよ綾子の忌           都合ナルミ 


     犀川にかはせみ飛べり綾子の忌         矢野愛乃


     吾亦紅ひとつ紅濃き綾子の忌          国枝洋子


     棗の実雨に色づく綾子の忌           栗田せつ子


     奈良百句写し終へたり綾子の忌         青木しげ子


     萩咲いて風新しき綾子の忌           倉田信子


     綾子忌や富士晴れの風身ほとりに        松本恵子


     赤極む珊瑚樹の実や綾子の忌          田畑 龍


     文机に木綿縞敷く綾子の忌           牧野一古


     群青の空つつぬけに綾子の忌          廣島幸子


     零余子飯ほつこり炊けて綾子の忌        石川紀子



          



     綾子の忌壷に高きは吾亦紅            滝沢伊代次


     珠洲焼に秋海棠活け綾子の忌           前孝治


     綾子忌の月のあまねし卯辰山           井上智子


     柿太り初むると思ふ綾子の忌           深川知子


     綾子忌の風に穂をあぐ藍の花           鈴木千恵子




          
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