チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

Batik Cap について

2018-11-05 13:48:13 | 展示会&ワークショップ

チレボン、曇っていますが相変わらず暑い。外出はNGです。今日は平日でマンパワー豊富なので冷房のなかから遠隔操作で乗り切りたいと思います。

今回の展示会では同時期に個展をするペンギンインコ陶作家のこまつか苗さんとコラボグッズ合戦をする企画を立てました。布で作るオカンカーメングッズと立体化した陶ペン子を物々交換する、という謎の試みです。その中に、オカンカーメン柄のBatik Cap の布を作るというのがありました。

11月16日から開催されるこまつか苗さんの個展(自由帳ギャラリー)でオカン布の実物見れます。

 

Batik Capは以下の工程で作られています。

 

まずリピートのある文様をデザインします。デザインは私。ハーフ送りといって柄が斜め方向に繋がります。

 

デザインが出来たらプカロガンの型を作る職人に送ります。ルピア安で銅が高騰していて大変!

 

 

型が出来てきました。Canting Cap(と呼ばれています)は宅急便でインドラマユへ。

 

インドラマユで型押しされた布は職人さんが週末に帰宅(チレボンの人なのです)する際にうちに届けられます。

これを工房で染めて布は完成。

 

 

サンプルで作ったバッグの生地ですね。

 

他にもいろいろなデザインの型を作りました。

🐯ほー(笑)

インドラマユで活動するペン子。名産のマンゴーを売ったり、、、

NTTのラマレラでクジラ漁。。。未遂ですよ、まだ刺してないから。

Batik Cap の良いところは比較的安価なので気軽に買って使えるところ。手描きバティックと異なり表現に制約があるところが逆に面白いと思います。まあ、作っているのがオチャラケだから偉そうなことは言えませんが(笑)。いろいろ作りたいなぁ、、、銅の価格下がらないかなぁ。

インドネシアの人たちにも好評です。

インドラマユ県のどこの部署だか知りませんがお揃いでたくさんオーダーして服にしたらしいです。これ着てる役人のおじさんが見たい。

ジャカルタの知人で布を買っておしゃれなノートカバーを作っている人も。

この銅の型を作る職人も若い世代はどんどん減っています。今のうちにいろいろ作っておこうかな。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。